船で水上集落を移動中の写真
バイクまで運んじゃうんだぜ
っていうのを記録に残したくて撮った写真
でも今回伝えたいことはそうではない
24歳の春
僕は何をしていただろう?
そんなことをふと思い出させるきっかけをくれた
この日の出会い
大学卒業後、一般企業に就職した
24歳の僕は
いつものように朝起きて
スーツ着て
電車に揺られ職場へ
そして、仕事を終えて夜帰宅
この繰り返しであったように思う
実家から通っていたこともあり
帰る家もあるし
食事は母親が作ってくれた
次の日のワイシャツも洗濯済み
なんとも恵まれた身分だったと
そんなことを思う
船で移動していた際、上記船を漕ぐ彼と話をした
彼は現在24歳
肩書は高校一年生
この日は土曜だったから学校がなかったというのは事実だが
このように仕事をしているのが日課のようだ
24歳で未だに高校生というのはなぜだろう?
そんな疑問を胸に話を進めていくとすごい現状を知ることになる
父親はいるが年のせいもあり働いていない
母親は家を出てしまった
そのため
学校へ行くための費用
自分の食事の費用
さらには父親の食事の費用までも
彼が自分でなんとかしなくてはならないとのこと
仕事をしなければいけないこともあり、
学校に行けず進級に影響を及ぼしていたようだ
現役高校生でありながら
自分で自分と父親の生計を立てなければならない24歳は他にいるだろうか
恵まれた環境にいながら不満を抱え働いていた自分はなんだったのだ
自分の今のライフには満足してる?
将来何をしたいの?
こんな僕の問いに彼は
神が決めたことだからね
仕事も神が決めてくれるからなんとかなるさ
と答えるのみ
案外、僕らよりも心はずっと満たされていて幸せなのかもしれない
彼の家にもサービスで連れて行ってくれたし
帰りの移動手段の手配までも手伝ってくれた
そんな彼に対し
何も知らなかった僕は
初めの値段交渉で的確な価格のためとはいえ
ずいぶんと強気になってしまったものだと少々後悔する
自分の置かれている環境
働く意味
これから先のこと
そんなことをもう一度考えるきっかけを彼が与えてくれた
そして
どんな人にも見えないストーリーがあり
それを知るには話すことが大事だなと実感した
そんな週末