アマチュアライフ ~in Africa~

アマチュアライフ ~in Africa~

                                     人生初のアフリカ  
アマチュアな僕のアフリカでの生活や感じたことを皆にお届けしたいと思います。

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ずいぶんと時間が経ってからになってしまいましたが
1/9に無事に帰国しました


二年間という期間は本当にあっという間でした


この二年間でいろいろと感じたこと経験したことはやはり自分の今後の人生にも大きく影響してくるのではないかと思っています


それは、今この時点で思うこともあれば、また年を重ねてから感じるなんてこともあるのではないかなぁ


よかったか、悪かったかと言われれば間違いなくよかったと答えられます



多くの人に出会いました
恋もしました
嫌な経験もしました
自分の無力さを痛感しました
悲しい気持ちにもなりました
病気もたくさんしました
自分への矛盾も感じました


今のままではダメだ!と危機感を感じられたのもよかったのかなとそんなことを思います



とりあえず、しばらくは日本で働く予定です
そもそもあまり告知はせずひっそりと書いていたブログ
どれくらいの人が読んでいたのか
人になにか影響を与えることができたのか等
いろいろと疑問に思うことはありますがとりあえずここで終わりにしようと思います


今後、またなにか情報を発信するようなことがあるようであればここにて告知したいと思います



では、みなさまありがとうございました

今後もどうぞよろしくお願いします



アマチュアライフ ~in Africa~









今年のクリスマスはサンタをやった


サンタの服を着て

不定期に町を歩き回り子供たちにひたすらお菓子を配るという企画


午前から夕方にかけては一人で行った

200個近くのお菓子は完売

子供たちの喜ぶ姿に感動したし

人のためになることのうれしさを改めて感じたね


夕方からは友人二人も加わり

知り合い宅を訪れる等

決まったことをしたのでやりやすかった


いずれにしても素敵なクリスマスをおくれてよかったな

出会いの数だけ別れがある

どこかで聞いたフレーズだ


アフリカに来てたくさんの出会いがあった

日本では出会えないような人が多く

やはり刺激的であった

不思議なもので日本のほうが多くいる日本人でさえも

ここで出会う人のほうが濃かったかなとそんなことを思う


悲しいことにそんな素敵な人々とも別れを迎えることとなる


「別れ」とするかどうかは本人次第

自分の今後のアクション次第でなんとでもなる

ただ、人間関係というのは相手があってというのもある


たとえ、自分がつながっていたいと思っていても

マメに連絡してみても

相手側にそんな気がなければそこまで


もう、一生会えないかもしれない

そう、思うとなんだか悲しく切ない




生活するために購入した品々を販売することにした

家具、電化製品等少々高額の物は

現地の人にとってなかなか買うことができないもの

よって中古とはいえ

安く売るのは彼らのためになるのだ



彼らのためにもとかなり安値設定にしたのにも関わらず

高い、高いとめちゃくちゃ値切られる

いや、高いと言うくらいならまだいいほう

くれっていうのが一般的ともとれる



そして

たいして関わりのなかった人

一回も話したことない人でさえも



だって友達だろ!

友達なら譲るのが当然だ

とそんなことを言う始末



こちらが困って助けてほしいときは

何もしてくれなかったのにもかかわらず

都合のいい時だけ友達という

これには頭にきたね



ただ

自分も「外国人」というくくりに扱われることに腹を立てているのにも関わらず

都合のいいときは外国人の特権を使うときがある



これはこれで同じことをしているわけで

相手を否定することなんてできないのかな

なんてそんなことを思ってしまったよ

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帰国すると同僚に告げた

そもそも

自分の最後の発表もすっぽかされ

ここまでの二年間

これといって仕事に対しても感心してもらえることはなかった

帰ることを告げても

帰ってどうするの?

今までどうだった?

そんな質問が飛び交うことはない

そのかわり

何をくれるの?

何を安く売ってくれるの?

こんな質問ばかりだ

それどころか

噂が広がり

勝手に家に押しかけてきて

我に売ってくれと強引に交渉してくるものも

このようなお金が絡むことに対する行動力は恐ろしい

彼らの強引さやずうずうしさに疲れ果て

辛い日々を送る


二年間、生活し仕事をしてきて

このように最後を迎えても

彼らの興味は僕ではなく

僕の二年間で得た持ち物


自分のやってきたこと

自分の存在意義

これらを完全に否定されたような気がした

結局、僕は彼らにとって安く物を手に入れるためのきっかけにすぎないのか




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