古都アユタヤの黄金と遺跡【前編】 | ハゲとめがねのランデヴー!!

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『深夜特急』にあこがれる妻(めがね)と、「肉食べたい」が口ぐせの夫(ハゲ)。
バックパックをかついで歩く、節約世界旅行の日常の記録。

そういえば遺跡の町

 

バンコクでは王宮や寺院に全く興味を示さなかった夫であり、アユタヤでもどうせ食い物のことしか考えていないだろうと思ったが一応

 

「ゾウに乗れるところとか、水上マーケットとかあるよ」

 

と言ってみたところ、予想通り「興味ない」と一刀両断であった。

 

ではわたしが興味のあるところ、すなわち博物館めぐりをしようといういつものパターンとなり、アユタヤでも変わり映えのない旅の日々である。

 

 コーヒーにばかりうつつをぬかしてすっかり忘れていたが、アユタヤは遺跡の町である。

崩れおちた寺院など史跡がたくさんあって、それを自転車でまわる旅行者が多い。

 

しかし遺跡は全て行かなくともいいのではないか。

スリランカでさんざん行ったし、暑いし。

 

というわけでまずは博物館に行き、展示を見て気になる遺跡があればそこだけまわろうと考えた。

 

 

アユタヤのチャオ・サーム・プラヤー国立博物館は改装工事をしたようで建物は新しい。

そして一部は閉館していた。

 

しかし現在見られる展示だけでもかなり見ごたえがあった。

そこにあったのはアユタヤの寺院で見つかった黄金の品々だったのである。

 

14〜15世紀アユタヤのアクセサリー、コスメケース、カップ、仏像。

 

ブルガリアとフィリピンで黄金に関する展示を見たが、その2つが異なる特徴を持っていたように、アユタヤの黄金もまた独自の魅力がある。

 

アユタヤの場合、その特徴は動物デザインの豊富さにあるのではないか。

 

鳥、馬、魚そしてゾウなどがふんだんに使われ、しかも思わず名前をつけたくなるようなキャラクターとしての個性がある。

アユタヤは黄金界のサンリオ、と位置付けてよいのではないか。

 

で、これらの異物は石の箱やら何やらに入れられて複数の寺院の中から見つかったというので、その現場を見に行くことにした。


酷暑の遺跡探検は後編で。
 

 

(アユタヤ遺物の代表作、かどうかはわからないけどいろいろな要素がくっついていて見ていて飽きない)

 

(花を薄い金の上に描いたものは他にもあったが、これはゾウつき)

 

(タイの遺物には石がふんだんについており、カラフルでいいなと思う)

 

(ゾウに説法……?)

 

(実物はちっちゃい! 手のひらサイズどころか手の指サイズ)

 

(これと同じシリーズで馬もあった)

 

(石が抜け落ちた跡に時間の経過を感じる)

 

(これは誰がどのように愛でていたのだろうか)

 

(7つの頭が見える)

 

(たいやき……? タイだけに)

 

 

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