4年目の無農薬ミニトマトプランター栽培一番のでき | 健康を増進する野菜づくりでのびのび生活・浜松市の種苗業・畑懐

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苗作りから始まった種屋の三代目、健康菜園向き在来種固定種野菜種子、野菜苗、培養土(用土)土づくり肥料など生産販売している。光郷城 畑懐 ㈲浜名農園

こんにちは、中村です。

同じ土で、ミニトマトをプランターで毎年育てています。
今年2015年6月22日のミニトマトです。道路側からの写真

プランターの土は最初はうまく育つのですが、次に何か植えて育てても一回目のようにうまく育ちません。そこで、疲れた古い土を再生し土をリサイクルするわけです。

しかし、2回3回とくり返すと育ちが悪くなり新しい培土と交換する方が多いのです。

2008年に浜松市と東京の園芸サークル104名の方にアンケートしました。

Q 毎回培養土を購入しますか?
A 80%の方が毎回購入する

Q 古い土の交換処分に困っていますか?
A 40%困っている 50%困っていない

困っていない方にどうしてるの?と聞くと、畑や庭に古い土を捨てるとのこと。また、少しづつ燃えるゴミに出している方も以外と多いことがわかりました。

古い土をビニールに入れ天日乾燥消毒して、ふるいにかけ、古い土の再生剤を混ぜ、肥料を足して、新しい苗を植えても、やはり1~2年するとうまく育たなくなるため、新しい培土を購入している方がほとんどでした。

私も一番困っている一人でした。
なんとか、長年使える培土ができないものか。

そこで、産まれたのが、交換不要の培養土、ぬか床のように年々熟成する土です。

年月が経つにつれ、野菜が美味しく、栄養価高く、元気に育つ。

だいぶ土の価値も上がってきたかな!

考えてみれば、私達の体を作ってくれる野菜が育つ土は宝の土です。

そんな宝の土が、おばあちゃんのぬか床のように子供孫へと受け継がれたら最高! 想像するだけでワクワクします。

4年目のミニトマト最初の収穫時期を迎えています。


病気の発生しやすい梅雨時期をうまく乗り越えれば、ますます感動です。