本日は晴天であったので、武蔵国旧播羅郡の式内社、田中神社を参拝した。上野東京ライン籠原行きに乗り、熊谷で秩父線に乗り換え、大麻生駅で下車。歩いて北上する。付近は、十年以上前に訪れた時に比べて、新築の家が増えた印象を受けた。国道47号線と140号バイパス（「彩甲斐街道」）の交わる地点に、田中神社は鎮座する。以下、田中神社鳥居と拝殿正面の様子。
隣には、工場か何かの大きな倉庫と山田うどんができていた。前回参拝時には、周囲には、何もなく、本当に田んぼの中の小さな社であった。参拝後、今回の参拝の目的である御朱印を頂くために、本務社である三ヶ尻八幡神社に向かう。
国道47号線をひたすら北上し、上越新幹線の高架をくぐり、さらに北上する。三尻小学校に隣接して、三ヶ尻八幡神社は鎮座する。以下、同神社の二の鳥居と拝殿の様子。
なかなか清清しい気配の社である。神職さんが常駐している神社らしく、社殿・境内は清掃が行き届いている。参拝後、本殿の周囲を廻ってみる。以下、本殿と背後の社叢の様子。
本殿を廻った後、社務所にて御朱印をいただく。以下、式内田中神社の御朱印（おそらく、宮司さん御本人による）。
祭神の素性は不詳。この地の地祇なのでは。なお、楡山神社の宮司さんの説では、式内田中神社は、当社ではなく、地形的に見て、深谷の知形神社ではないか、とのこと。私個人としては、あくまで直感ではあるが、この地域で神祇を祀るとしたら、三ヶ尻観音山が相応しいのではないか、と思う。帰路は、その観音山に登り、ふもとの龍泉寺を参拝し、帰京した。今日も良い一日であった。
仁王門
本堂
観音堂
観音山
