君は永遠に
還らぬひととなってしまった
あんなに - - -
愛し合ったのに - - -
夏の海辺の避暑地
誰もいなくなったベンチに
腰掛けながら
過ぎ去った時間を想う
君を失った我が身に
冷たい雨が降り注ぐ
このまま 此処でこの雨に打たれていたい
流れる涙を
洗い流してくれるから - - -
君はあの男と踊っていたね
ファシストの - - -
あの男と - - -
ずっと 君を見ていたんだ
君が望むもの
それは - - - 愛なのか？
愛なしでも生きていけるのか？
俺には - - - もうわからない
ダヴィデ
明日の朝早く ここを発つの - - -
今夜でお別れよ
遠縁の娘カルロッタ
俺と同じユダヤ人の彼女も
還らぬひととなった - - -
あなたのこと - - - ずっと好きだったの
あなたの - - -
エレオノーラになりたかったわ ✨
エレオノーラ
あの時 君は泣いていた - - -
君のことを愚か者と言った
俺を許してほしい
君が亡くなった - - - 今 - - -
それが - - -
それだけが - - -
心残りなんだ - - - ✨
フェラーラ物語
原題 : Gli Occhiali D’oro
ダヴィデ : ルパート・エヴェレット
エレオノーラ : ヴァレリア・ゴリーノ
ファディガーティー医師 : フィリップ・ノワレ
エラルド : ニコラ・ファロン
監督 : ジュリアーノ・モンタルド
音楽 : エンニオ・モリコーネ
原作 : ジョルジョ・バッサーニ
「金縁の眼鏡」より
製作年度 : 1987年
日本公開日 : 1990年2月4日
製作国 : イタリア・フランス・ユーゴスラビア
今回も - - - ✨
私の大好きな
ヨーロッパの香り高い
イタリアの文芸映画を選んでみました✨
作品の舞台はファシズムが台頭して
ナチス・ドイツの影響が
市民生活を脅かし始めた
1938年のイタリア北部の地方都市
フェラーラ
作家を志す若き文学青年の愛と喪失
ユダヤ人故に
大学を追われる文学部の教授
そして友人で人生の恩師・メンターである
同性愛者の医師の
周囲からの孤立と破滅が
遠くから見つめるような視点で描かれていて
この映画に漂う
静けさが好きなんですよねぇ〜
女子大の映画サークルに入っていた時
大阪にあった
ミニシアター系の映画館まで行って
鑑賞しました✨
私の人生の中で最も良く映画を観ていた
時期でしたね - - -
今回も古いVHSテープで
前回よりも画像が悪いんですよ
出来るだけの画像処理を
施してはみたんですけどね
すみません🙏
文章の作成も編集も終えて
今は最終的なチェック段階に入っています
ダヴィデ役の
ルパート・エヴェレット
影のある文学青年役が
良く似合ってますね - - - ✨
エレオノーラ役の女優さん
綺麗でしょう？
憂いを帯びた淋しげな瞳に
当時 憧れましたねぇ〜 ✨
エンニオ・モリコーネ作曲の
哀愁を帯びたテーマ曲も
素晴らしいんですよ✨
映美🧚🧚♀️