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ぼぶろぐ

以前は、あいらぶLinux♪というタイトルでしたが、
最近はLinux以外のことも書いているので、タイトルを変更しました。
ぼぶちゃんのぶろぐでぼぶろぐです。

AWSを学習するために便利な自習サイトがありますので、その使い方を説明します。
 
qwikLABS
 
いろいろなラボカタログがあり、サービスごとのシナリオがあるので、その通りにマネジメントコンソールで設定していきます。
無料のカタログもいくつかありますので、無料のカタログだけでもかなり勉強することができます。
 
以下が、現在の無料のカタログ一覧です。
 
Introduction to Amazon Elastic Block Store (EBS)
Introduction to Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)(日本語版)
Introduction to Amazon Elastic MapReduce (EMR)(日本語版)
Introduction to Amazon Relational Database Service (RDS) (Windows)
Introduction to Amazon Simple Storage Service (S3)(日本語版)
Introduction to AWS Elastic Beanstalk (日本語版)
Introduction to Elastic Load Balancing(日本語版)
Introduction to AWS CloudFormation
Introduction to Amazon ElastiCache
Introduction to Amazon Virtual Private Cloud (VPC) (日本語版)
Introduction to AWS OpsWorks
Introduction to Amazon CloudFront
Introduction to AWS CodeDeploy
Amazon EC2 スポットインスタンスの起動(日本語版)
Introduction to AWS Identity and Access Management (IAM) (日本語版)
Introduction to Amazon Redshift (日本語版)
Introduction to AWS Key Management Service
Introduction to Amazon Relational Database Service (RDS) (Linux)
Introduction to AWS Lambda (日本語版)
Introduction to Amazon EC2 Container Service
Introduction to Amazon Virtual Private Cloud (VPC) with Windows Server
Introduction to Amazon ElastiCache with Windows Server
Introduction to Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) with Windows Server
Introduction to AWS Device Farm
Introduction to Amazon Elasticsearch Service
Introduction to Amazon DynamoDB(日本語版)
Introduction to Amazon EC2 Auto Scaling
Introduction to Amazon Kinesis Firehose
Introduction to Amazon Route 53
Introduction to Amazon API Gateway
Introduction to AWS CloudFormation Designer
Introduction to Amazon Machine Learning
Introduction to Amazon Aurora
Introduction to AWS Database Migration Service
Introduction to Amazon EC2 Container Registry
 
使い方は簡単で、まずアカウントを作成します。
 
新規アカウント作成
 
その後、作成したアカウントでログインし、サイト上部にあるラボカタログをクリックします。
クエストとラボのタブが表示されるので、ラボをクリックします。
ラボカタログ一覧が表示されるので、実施したいカタログを選択してはじめます。
 
いくつか実施してみましたが、普段使わないようなサービスの設定練習ができるので、重宝しています。
データセンターネットワークの運用業務からクラウドサービスの運用・保守へ転職して半年が経ちました。
オンプレミスとクラウドの運用業務の違いについて感じたことをあげてみます。
 
・障害時のハードウェア交換
 オンプレミスの時は、ハードウェアが故障したら以下のことをしていました。
 ・保守ベンダーに機器交換の手配
 ・機器交換のための内部の手続き(保守ベンダーのデータセンターへの入館申請など)
 ・保守ベンダーの機器交換作業時のサポート
 これらのことをしていると結構時間がかかり、復旧時間が遅くなってしまいます。
 クラウドでもハードウェアの故障はありますが、故障してもすぐに別のハードウェア上でサービスを起動することができるので、復旧までの時間が短くなりました。
 
・マシンスペック変更
 オンプレミスの時は、スペック不足になったときに以下のことをしていました。
 ・いろいろなベンダーから資料を取り寄せる
 ・性能とコストで合うものを探す
 ・新しい機器の購入
 ・検証環境で動作確認や負荷試験を実施
 ・メンテナンスウインドウで機器交換を実施
 これもかなり時間がかかります。
 クラウドであれば、インスタンスタイプを変更するだけでスペックアップが可能なので、非常に楽ですね。
 
・業務内容
 オンプレミスであれば、ケーブリングなどデータセンターに行かないとできないことがありましたが、クラウドは物理的な作業がないので、作業のために移動することがなくなりました。
 
結果として、業務内容は大きく変わりましたが、それぞれの作業時間が短縮されているので、時間を有効に活用できていると思います。
いいことばかり書いてますが、困っていることもあります。それは、クラウドサービスは種類が多すぎるのと進化が早いので覚えることが多いということです。
作業時間が短縮されてますが、それがすべてクラウドの学習にあてられているような感じですね。
 
新しいことを覚えるのは楽しいので、今の業務は合っているのかなと思います。
先日、毎日夜間だけ停止しているEC2を起動するときにステータスチェックが1/2で起動しないという事象がありました。
ステータスチェックが1/2となるときは、AWSの基盤障害ではなくOS側の問題となります。
 
対応としては、インスタンスのSTOP/STARTを実施してみましたが復旧せず。
仕方がないので、AMIから戻しました。
 
ただ、その時に起動しないインスタンスはまだ削除していない状態でしたので、新しく作ったインスタンスのプライベートIPアドレスは違うIPアドレスをアサインしました。
 
どういうことかというと、EC2インスタンスにアタッチされているプライマリENIはデタッチすることができないので、起動しないインスタンスを削除してからじゃないと同じIPアドレスで設定することができません。
もし同じIPアドレスを使おうとすると、もうすでに利用されていますみたいなメッセージが表示されてアサインできないようになっています。
 
Elastic Network Interface(ENI)
 
通信経路を確認していなかったのですが、どうやらプライベートIPアドレスをRoute53に登録していたようで、EC2は起動しましたが、FQDNでの通信ができなくなりました。
 
Route53の登録情報を更新しましたが、こういう場合は、どうすべきだったのかがわからないですね。
いきなりEC2をTerminateしてプライベートIPアドレスを開放して、新しい作ったインスタンスにアサインするのか、それともプライベートIPアドレスは常に変わると想定して、都度Route53のレコード情報を更新するのかとか、もしくはコストをかけられるのであれば、サーバを冗長化するとかですね。
 
何が最適な方法かは構成や障害時のインパクトなどによると思いますので、どれが正しいとかはないですね。
まだまだ覚えることがたくさんあります。