クラウドサービスの運用保守業務について | ぼぶろぐ

ぼぶろぐ

以前は、あいらぶLinux♪というタイトルでしたが、
最近はLinux以外のことも書いているので、タイトルを変更しました。
ぼぶちゃんのぶろぐでぼぶろぐです。

データセンターネットワークの運用業務からクラウドサービスの運用・保守へ転職して半年が経ちました。
オンプレミスとクラウドの運用業務の違いについて感じたことをあげてみます。
 
・障害時のハードウェア交換
 オンプレミスの時は、ハードウェアが故障したら以下のことをしていました。
 ・保守ベンダーに機器交換の手配
 ・機器交換のための内部の手続き(保守ベンダーのデータセンターへの入館申請など)
 ・保守ベンダーの機器交換作業時のサポート
 これらのことをしていると結構時間がかかり、復旧時間が遅くなってしまいます。
 クラウドでもハードウェアの故障はありますが、故障してもすぐに別のハードウェア上でサービスを起動することができるので、復旧までの時間が短くなりました。
 
・マシンスペック変更
 オンプレミスの時は、スペック不足になったときに以下のことをしていました。
 ・いろいろなベンダーから資料を取り寄せる
 ・性能とコストで合うものを探す
 ・新しい機器の購入
 ・検証環境で動作確認や負荷試験を実施
 ・メンテナンスウインドウで機器交換を実施
 これもかなり時間がかかります。
 クラウドであれば、インスタンスタイプを変更するだけでスペックアップが可能なので、非常に楽ですね。
 
・業務内容
 オンプレミスであれば、ケーブリングなどデータセンターに行かないとできないことがありましたが、クラウドは物理的な作業がないので、作業のために移動することがなくなりました。
 
結果として、業務内容は大きく変わりましたが、それぞれの作業時間が短縮されているので、時間を有効に活用できていると思います。
いいことばかり書いてますが、困っていることもあります。それは、クラウドサービスは種類が多すぎるのと進化が早いので覚えることが多いということです。
作業時間が短縮されてますが、それがすべてクラウドの学習にあてられているような感じですね。
 
新しいことを覚えるのは楽しいので、今の業務は合っているのかなと思います。