あよん☆
第5期生が卒業して、自習室が静かになった。
毎年、何とも言えない空虚な気持ちになる。
彼らはもう高校生。
新しい旅立ちだ。
ボクは彼らに何かを伝えられただろうか。
ボクは自分に問いかける。
先日、彼らに対して最後の授業をした。
そのときの感想。
「今日は幸せの話を聞きました。
先生の話はびっくりしました。
今までドラマなどでそういう場面を見たことがありましたが、
こんなに身近にあったんだという驚きと幸運さを痛感しました。」
「今日の授業というか、この塾に来てほんとよかったと思います。
今日ほど人のつながり、人と会ったりしたりするうれしさを感じたときはありません。
先生のある人には届かないときもありますが、ある時にすっと心に届くことがあります。
それは経験を得て、その話を身近に感じるからです。
だから、先生は同じこと、話でもいいから後の人たちに何度も伝えていってほしいなと思います。」
「今までありがとうございました。
これからは自分のやりたいことをやっていけるように頑張りたいです」
「幸せになるためにも、楽しく生きることで自分も他人も幸せになる人生を進みたい」
「目標を持つことの大切さを教わりました。
最低限度の幸せは知っておくべきだと思いました。
他人も自分も幸せにできるように頑張りたいです。」
「一度きりの人生だから、もっと自分の好きなように生きるべきだと思いました。
うまれてきたことが奇跡なら、その奇跡をムダにするのはもったいない。
未来への可能性を信じて行動していきたいと思いました。」
「でっかい夢を持って、でっかい人になります!
何でも受け止められる母なる海のような人になります」
「今日は最後の授業でした。
さみしいけど、高校生活をしっかり充実させて、
大人になって『自分、今幸せだな』と感じた時に
また会いにきたいと思います。
今まで本当にありがとうございました。
はちやま塾の生徒で本当によかったです。」
「私は半年間という短い期間だったけど、
勉強だけじゃなくて、人としての生き方や人生について形のないことも多く学んできました。
先生の話はどんな些細なことでも、将来の私を手助けしてくれると思いました。
密度濃い時をありがとうございました。
先生が自慢できる生き方をする!」
ちょっと目頭が熱くなった。
ボクと関わったことで
1つでもあの子たちに残せるものがあったならうれしい。
だから、この仕事は楽しい☆
そして、いつかこの子たちが戻ってきたら、
お酒でも呑みながらたくさんの話を交わしたい。
そんときは面白い話を聞かせてくれよ☆
ボクはもっと面白い話をしてあげるからね☆
じゃ、ばいやい☆