あよん☆
一応、いろいろ聞かれるので
ご報告として。
はちやま塾、私立全員合格。
私立高校の入試が終わって、
ひとまずホッとした。
もちろん、不安を抱えている子は
一人もいなかったんだけど、
こうして結果を聞くまでは
安心できない。
ゼッタイ合格する!
合格できないわけがない!
っていう強気な気持ちと、
何があるかわからない。
もしものときはどうしようか。
っていう弱気な気持ち。
このバランスは大事だ。
二つの矛盾する気持ちを抱えているから
人間はあらゆる局面で対応できる
柔軟さを備えているわけ。
まぁ、私立が合格したのはいいんだけど、
うちの塾生が
学校の先生にこんなこと言われたらしい。
「○○高校は厳しいから、××高校にしたらどうだ」と。
まるっきり点数が足りないならともかく、
その子は合格する可能性はある。
ボクの見立てではかなりの高い可能性だ。
こういったのは見方の違いで、
厳しいとみるか、十分可能性があるとみるかは
意見がわかれるのは知っている。
ただ、ボクが塾生に伝えたいのは
「その先に何があるのか」ってこと。
今まで、彼はある目標を持って勉強してきた。
○○高校じゃないといけない理由がある。
それは入塾当初から言っていること。
その目標を取り上げられて、無難に合格したところで、
その合格に何の価値がある?
全身でよろこんで、自分のことを「よくやった」と認められるの?
大人になってから
「やっぱりダメでもいいから受けておけばよかった」
という後悔にならないの?
どんなにがんばっても受験は厳しい。
「安全」なんてどこにもない。
ボクは塾の先生で、
塾生全員の合格を願っているけど、
「合格」なんて保証できない。
ただできるのは、
本当に行きたい高校に合格するために
できることをしてあげることだけ。
「合格」って確かに大事。
その学校の先生も「合格」を思って
そういってくれたんだと思う。
でも、その「合格」は不安とか危険を
自分の全力を振り絞って、
乗り越えたものであってほしい。
そうであれば、受験は合否以上の価値があると思っている。
小鳥だって
巣から飛び立つときは危険が伴う。
それでも大空に飛びたたないといけない。
「安全」のために
その羽を腐らせるなんてもったいないね。
はちやま塾はちょっと変わってるから、
「合格」したい人は気にしないで。
「合格のその先」を見つけたい人の話だからね。
ちょっと普通じゃない人の話。
ちなみに、その子は目標の○○高校を目指すよ。
じゃ、ばいやい☆