佐倉朱里「陽炎の国と竜の剣」 | はすののブログ

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かつて栄えたオアシス都市・ミーランでは、
水は涸れかけ、疫病も流行っていた。
窮地に立たされた美しき王・イスファンディールの元に、伯父の遣いでハヤブサを携えた謎の剣士が現れる。
その男、シャイルはイスファンディールを
ことのほか気に入り、暫く王宮に留まることに。
剣士は人智の及ばぬ不思議な力を持っており、
何でも願いを叶えてやるかわりに、イスファンディールの身体を報酬に欲しいと言い出して――!? 
本格オリエントファンタジー登場!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
デビュー作の「月と茉莉花」が良すぎたせいで、その後も良い作品を描いているにも拘らず
一味足りない感のある佐倉さん。
 
今回も設定はすごーーーーく好みなんだけど、この一冊ではまだ序章といった感じ。
麗しい王様も、竜憑きの戦士もまだまだ自己紹介が終わったところ。
 
「月」のように3部作とか、連作にして、続きを出すと
ものすごーーーーーくいい作品になる気がする。
 
BL作品ということは別にして、「寂しがり屋の竜」が天界から堕ちてきて人に憑く
なんていう設定だけでも私は読むね。
 
竜のおかげで不老不死になり、不思議な力を持つようになった二人が
旅をしながら様々な事件にかかわっていく冒険譚とかだと、超好み。
 
本編でも最後に気になるCPが出てくるし・・・・・
このCPってツンデレ女王受けの犬攻めって感じでこれまた良さげげなんだ~。
それとも続きを書くつもりで、思わせぶりに新キャラのCPを出したんだろうか??
 
なんでもいいんだけど、とにかくこのお話は続きを熱烈希望。