3月30日(土)に京王プラザホテル八王子で『第13回全世界空手道選手権大会 佐藤七海 優勝祝賀会』が行われました。
松井章奎館長、首都圏各支部長を始めとして、非常に多くの方にご参加いただきました。まことにありがとうございました。
佐藤七海弐段は東京城西国分寺支部の誇りであるのと同時に、日本、また極真会館全体を代表する素晴らしい世界チャンピオンとなってくれました。
このように盛大な形で祝賀会が執り行われて本当に良かったです。
会場入口には佐藤弐段がこれまでに獲得したトロフィーと盾の数々が展示されていました。
改めて見てみるとすさまじい実績ですね。
会場内の様子。
八王子道場、八王子みなみ野道場の皆さんもご出席まことにありがとうございました!
佐藤チャンピオン入場!
御来賓の方々にも非常に好感を持たれている様子がうかがえました。
当支部の国際大会優勝者たちの表彰も行われました。
八王子みなみ野道場からは安藤優泰君が登壇。松井館長から記念品を授与されました。
藤田温君は抽選会でホットサンドメーカーをゲット! 焼きます!
ちなみに、女子中量級全日本チャンピオンである南大沢道場の森岡優海さんはズワイガニをゲット!
ズワイガニは英語圏で「queen crab(女王蟹)」とも呼ばれるらしいので縁起が良いですね。
江口芳治師範のスピーチ。
支部長として長年佐藤弐段の成長を見守ってきました。
奥様である江口美幸弐段も女子軽量級世界チャンピオンです。
佐藤七海弐段の妹である佐藤凜初段からの花束贈呈。
本当に小さい頃からずっと一緒に練習し続けていました。
凜初段も非常に気持ちが強い名選手でした。
2018年の世界ウエイト制大会は決勝戦で姉妹対決となりました。
直接指導に当たってきた南大沢道場の川嵜雅央師範と。
自分も南大沢道場に数年間お世話になっていましたが、川嵜師範は常に「七海を国際大会で七連覇させるには…」「世界チャンピオンになるためには…」と思案に暮れていました。
環境整備、運動理論、コミュニケーション、指導法、人材育成…全てにおいて非常に“深く”考えて実行されています。
あらゆる面での功労者、中島寛高弐段。
年長選手として南大沢道場の選手稽古を引っ張り、女子選手のスパーリングパートナーやセコンドを務め、練習外でも合宿の調整や道場事務をこなしています。
今回の祝賀会でも運営として大車輪の活躍だったようです。さすがにちょっと疲れていました。
集合写真!
皆様一様に朗らかにされていて、御来賓の方々のスピーチも暖かく、盛大でありつつ佐藤弐段の人柄が表れた雰囲気の柔らかい祝賀会となりました。
改めて、ご出席いただきました皆様、まことにありがとうございました。
企画、準備、進行を全て取り仕切ってくださった川嵜師範と南大沢道場選手会の皆さんはお疲れ様でした。
こちらとしては力になれることが少なく申し訳なかったです。
松井館長、待田相談役のスピーチにもありましたが、今回の世界大会は極真会館として初めて男女同枠での開催となりました。
これまで男子が行っていた従来の「第〇回全世界空手道選手権大会」の中に女子は含まれず、「20XX世界女子」というように銘打たれ、女子は女子で別枠という形で世界大会が行われていました。
初の女子世界大会が1996年に行われ、それを皮切りに、女子競技の確立、選手育成もハイペースに進み、今回の「第13回全世界空手道選手権大会」でついに公式に男女同枠の世界大会となったのです。
もちろん、これまでの女子チャンピオンたちの格や実力が劣るなどということではなく、パイオニアである選手たちが紡いできた競技の歴史が、今回実を結んだものであると考えます。
そして、その大会で初の女子チャンピオンとして誕生したのが、世界中の空手家たちからその闘いぶりを称賛される佐藤七海であったことは、極真会館としても非常に良かったのではないかと思っています。
佐藤弐段は選手としては現役を退きますが、人格の面でもバイタリティの面でも今後の社会生活で活躍していくことは間違いありません。
空手にも携わり続けてくれますし、培ってきた技術やトレーニング法、競技生活のあり方、物事の考え方などを広く伝えてくれるものと思います。
個人的には日野市出身なのが親しみやすいですね。高幡不動尊に銅像を建立してほしいです。
私はボサっと出席していただけですが、色んな意味で今回の祝賀会で英気を養いました。
出席した選手にも焚き付けられた人は多かったのではないでしょうか。
また日々の道場稽古を頑張っていきましょう!