永い落胆 | 永い言い訳

永い言い訳

母と娘の二人暮らしから、ステップファミリーへ
悲喜交々、日々の記録です。



    

病院勤務の元シングルマザー
約10年間の娘との二人暮らしを経て

2025.3 シングルファザーの彼と入籍気づき
ステップファミリーとなりました。

ステップファミリーのこと
仕事や読書、お弁当の記録など
日々の雑多な日記です。

中3長男、中1次男、小6娘




先日こんな日記を書きました。





再婚することでの元夫の心情を慮り

養育費の支払いを終了としてもらって

良いんじゃないか。

夫がそれを自分からの意思として

伝えてくれて良いと言ったという日記です。





あれこれ言わずにその通り伝えたら

その反応がこちら。





養育費については、娘の生活のために支払ってきたお金です。義務とは言えきちんと欠かさず相応の額を支払ってきたと思ってます。


それなりの生活水準が担保できるようになったから不要と言うことだね。そういうことならこれからはこちらの生活も加味して減額して送ろうと思います。ただ娘への愛情は全く変わらないので誤解のないように。








私泣きたくなりました。






まずですよ。
生活費のための再婚では全くないし
それなりの生活水準かどうかは知らないけど
娘が不自由しない生活を送ってきました。
それは養育費に寄与されたものでは
決してありませんでした。





養育費を「俺の金」と呼び
俺の金使ってないよねと度々牽制し
生活に使うことを許さなかった人が
生活のために払ってきたと言いますか。




呪いがかかった養育費は手をつけられず
この10年ほぼ全て蓄えました。
払わない人よりずっとマシだし
お金についてはあてにしないと
心に留めてきました。




なのにですよ。
私があてにしてきたように言うばかりか
何故そんなに上からものを言うのか。





これはそういう話じゃなくて
これからは父親の役割を担う人がいるから
お金という形で責任をとるのはもう不要と
夫からの責任の移転の宣言であるとともに
気遣いの言葉でもありました。





私の予想は二つでした。
①最初に取り決めた自分の責任は果たす。再婚するしないは関係ない。そちらが決めることではないと怒るか。


②自分が父親でないことを実感するとともに、自分ではない人を娘が父親と慕うことに虚しさを覚え、そのまま中止とするか。



私はどちらでも構わなかったし
どちらでもがっかりはしなかったと思います。




しかし実際には
③今まで払ってきたことがいかに誠意あることかを主張したのち、減額するけど誠意がないわけではないと主張。




減額はどうでも良いけど
その主張が本当に不要に感じたし
侮辱的にも感じました。




この一連のやりとりで元夫は
自分の感情や自分の権利ばかりを主張し
自分の見え方だけで物事が完結して
そこに娘の生活ペースや気持ちが
何も汲み取られていない発言ばかり。




私も夫も、娘さえも出てきません。





本当に悲しかった。




元夫が去ってからの約10年
娘がどれだけ満たされて育ったか
娘を一目見れば分かるのに




元夫から見れば私たちは
金銭的に自立せずに養育費に頼り
母子家庭として不安定な生活を送ってきた
そして今再婚によりそれが補われ
これで過去と決別出来て良かったね。
俺がいなくても自立出来て良かったね。



そんなビジョンなんだそう。
悲しすぎて何度思い返しても涙が出ます。