「あとは誰かに見つけて貰うだけなんだよなぁ」
「そうなんですよ、ほんとにそうなんです」
アンコールの「アイリス」が終わり、全ての出演者のライブが終了した直後に、物販を担当していた日乃さんの弟さん、ロー君と拳と拳を突き合わせて交わした言葉
演奏隊の音に掻き消されずに届いてくる声
聴き取りやすくはっきりと発音された歌詞
1人1人と目を合わせ一体感溢れるパフォーマンス
「日乃まそら」を知らない人が見たら、メジャーデビューしていると思っても不思議ではないクオリティを見せたライブ
忖度無しに、私がこの日見た出演者の中でのベストアクトが
「日乃まそら」
だった
主催イベントとしては、2019年5月11日 REAL SKY Vol.5-バースデーイブ-以来5年振り、現体制では初のフェス形式での開催となった
日乃まそら バースデーイブ
~Happiness FESTA 2024~
今年のバースデーイブ公演は、前身の morph-tokyo 時代から慣れ親しんだ2ndホームといってもいい unravel tokyo での開催となりました
今回は土曜日での開催ということもあり、私はいつもの通り、午前中の仕事を終えてから現地に向かうことになりました
しかし、、、、日乃さんの大事なライブがある時に、どうして私の仕事量がいつもより増えるのか、、、、
この日の翌日5月12日が母の日ということもあり、まるで年末の繁忙期を思わせる仕事量だったので、昼食時間を短縮したにも関わらず、予定を1時間オーバーしての出発
昨年の静岡Sunash遠征時も、密林さんが大型セールを開催していた影響でとんでもない仕事量になったことを思い出しました 笑
会場のmorph-tokyoは、地下鉄都営大江戸線六本木駅7番出口を出て、直線で約50mほど、1階に松屋さんがあるビルの地下1階にあります
今回のようなロングイベントの際に途中でお腹がすいても、真上に牛丼屋があるという非常に便利(?)な立地です・・・素晴らしい・・・
収容人数は約200人
このクラスのライブハウスは、演者さんとの距離も近いし、音を全身に浴びることが出来るので、私としては大好物のキャパシティです 笑
今回のフェスで最も見たかった ЯeaL のライブの終盤に何とか間に合っての到着
受付で\4,000+ドリンク代\600と、お目当てで日乃さんの名前を告げて入場
unravel tokyoは、ライブスペースの他に、BARスペースが有り、他のライブハウスとは違い、壁ではなく、透明な資材で仕切られているので、ライブスぺースの様子が外側からも見えるとても嬉しい構造となっています
時間的に、ЯeaLのライブは既に終盤を迎えていたのですが、最後方が少し空いていたので入場しようとドアを開けると、目の前に日乃さんが、、、
前にもあったなこんなシュチエーション 笑
というか、いきなり推しが目の前に現れ、一気に心拍数が上がったコミュ障 Hachi
「綺麗に染まったなぁ」
と、あいさつもせずにいきなり髪色を褒めるというちょっと何言ってるかよくわからないオタクに対して、髪を指さしながら笑顔を見せてくれる日乃さん
申し訳ない 笑 いつもありがとう 笑
そんなこんなで(どんな?)、見たかったЯeaLのライブを見る事が出来て落ち着いたところで、バーカウンターへ
ビールを受け取り、振り返ると、見た顔が
岐阜から遠征して来たまそらーさんのアーチャーさん
アーチャさん、夜勤明けで来たそうです(お疲れ様でした)
その後は、
ラストランプ
ANDY
Nine Universe
Faulieu.
と連続して見たのですが、特に印象に残ったのは
ANDY (X公式アカウント @_ANDY_official)
でした
日乃さんがバンドセットでライブを行う ひのばんど にサポートとして入る タケベエイスケさんとナオヒロさんが所属するバンドなので、存在は知っていたのですが、ほとんどライブをやらないらしく、今回は、日乃さんの熱烈なオファーがあって実現した出演だったそうです
っていうか、めちゃくちゃ良くね?
なんで滅多にライブやらないの?
忖度無しに全曲ぶっ刺さって来たくらい良い!
買いましたよ アルバム
ライブがあったら必ず行きたいバンドが1つ増えました
他にも、ラストランプのドラマーさん
にこにこしながら楽しそうに演奏しているかと思ったら、激しいパートは
頭を振ってぶっ叩くスタイル 笑
私が好きなドラマーの1人、元チロルのゆっかさんと同じスタイルで、大好物な演奏スタイルの方
もちろんXのアカウントをフォローさせていただきました
まりな @A5Bn1031
ラストランプ @lastlamp_band
そしてそして、日乃さんとも親交が深いFaulieu.さん
年甲斐もなくベーシストさんに見とれてしまいました......
どんな方なのかXの公式アカウントを見たら、Unwaveにも所属している人で、おお!と驚きました
Unwaveさんは以前に何度か見ているのですが、後方からしか見たことが無かったので気付かなかった.......
Faulieu.さんかUnwaveさんのライブを見る機会があったら楽しみにしたいと思います
Ayano @nochi_bass
Faulieu. @faulieu
さらにさらにさらに、同じくFaulieu.のVo.を担当しているCANACOさん
直接聴いたのはfleufleu時代まで遡ってしまうのですが、歌唱力が格段に上がっていて驚きました。以前に比べてより個性が発揮されていて、にも関わらず聴きやすくもなっていたのがとても印象的でした。みなさん進化しているんですね。
CANACO @canaco316
今回の Happiness FESTA 2024 は、出会いを大切にしたいという想いで組んだそうです
たくさんの出会いがありました
日乃さん、ありがとう!
Faulieu.さんのライブが終わり、いよいよ日乃まそらさんの出演時間となります
転換時のリハーサルも終わり、後はライブが始まるのを待つだけという時に、ステージ上から白い幕が下りて来ました
主催バンドの出演前に幕が下りてくる場合もあるので、それかなと思っていたら、そこに映像が流れ始めました
本日は Happines FESTA 2024
ご来場いただき誠にありがとうございます
今日はここで
大切なお知らせをさせてください
今年 日乃まそらは
活動6周年を迎えます
活動7年目に向けて
私史上最大のキャパシティへの挑戦を
2024年11月25日(月)
ONEMAN LIVE
Monologue
@ Veats Shibuya
そして大切な地元
石川県へも私の音楽を届けに行きます
2024年9月28日(土)
ONEMAN LIVE
Monologue~Roots~
@KANAZAWA gateBlack
ここからの挑戦を
私は心を燃やして
あなたとともに
可能性のその先へ・・・
Enjoy
Happines FESTA
ライブが始まる前に、日乃さんからのメッセージとワンマンライブの告知が行われました
こういった告知は、多くの場合は、ライブ中のMCか、ライブ終了後に行われます
しかし、敢えてライブが始まる前に行ったのは、もう既に、今、ここから、日乃さんの挑戦が始まっているのだという決意の表れのように感じました
幕が上がり、流れ始めたSEが新しくなっている事からもそれを感じたと共に、全く予告の無かった新曲をオープニングナンバーに持って来てライブをスタートさせたことからも、新たなステップへの挑戦はもう始まっているのだという日乃さんの強い意志を感じ取れるようでした
新曲の「存在証明」ですが、これからライブで育てていくのだろうと思いますが、新たなキラーチューンとして育ちそうな印象を受けました
現体制に移行した後に、短期間でOver the skyやアイリスなど、立て続けにキラーチューンを生み出して来た日乃さん
0から楽曲を生み出す難しさを感じている様子も伺えますが、発表される楽曲のクオリティは驚異的でもあります
新曲「存在証明」に続いては、日乃さんの代表曲とも言っていい 「Over the sky」 を披露
一気にヒートアップするオーディエンスをさらに煽る日乃まそら 笑
これは私の持論なのですが、ライブにおいては、多少音を外してしまっても構わないと思っていますし、今まで、このブログやXでも、音外したよね 等と言った事は無いと思います
却って、ライブ感が増して効果的だくらいに思っています
楽譜どおりに、正確なピッチで歌うのは、商品として発売するCDを作るためのレコーディングの時くらいでいい 笑
特に、Over the skyのようなアッパーチューンの場合、オーディエンスは音を外したかどうかなんて全くといっていいほど気にしていません
それよりも大切なのは、演者と聴き手の一体感であり、曲に入り込んで歌っている演者の姿であり、それに呼応するかのような熱の入った演奏であり、伝えたいという歌い手の意志であり、そういったライブの醍醐味とも言えるようなファクターが多ければ多いほど良いライブを産み出すのではないかと、そう思っています
これは、違法動画なのでここに紹介することを躊躇したのですが、私の思っていることを最も良く表している2つの動画があるので、敢えてここに上げたいと思います
共に、LiSAの代表的なロックナンバーである「Rising Hope」のライブ映像です
全く同じ曲ですが、私がライブで聴きたい、見たいと思うのは、圧倒的に最初の動画の「Rising Hope」です
2番目の動画においてのLiSAのパフォーマンスが悪いと言っているのではありません
最初の動画のLiSAの曲への没入感というか、鬼気迫るパフォーマンスに圧倒され、より魂が揺さぶられるのが最初の「Rising Hope」なのです
この2つのライブを詳しく調べると、
<1つ目の動画>
2016年11月26日(土) 27(日) 横浜アリーナ
LiVE is Smile Always 〜NEVER ENDiNG GLORY〜
<2つ目の動画>
2019年4月29日(月) 30日(火) 横浜アリーナ
LiVE is Smile Always ~364+JOKER~
のようです
そして、それぞれのライブでのセットリスト順は、
1つ目の動画 → 19曲目
2つ目の動画 → 2曲目
同じ 「Rising Hope」 で、会場も同じ横浜アリーナなのに、セットリスト順で披露の仕方がここまで違う
それぞれのライブでのテーマや演出方法等の違いがあるので、2曲目として披露する「Rising Hope」と、19曲目として披露する「Rising Hope」の位置づけが違ってくるのは分かっている上で、それでも私の魂がより共鳴するのは1つ目の動画、19曲目の「Rising Hope」です
2024年3月30日 浜松窓枠
波長共鳴Vol.2 PARADOXX TOUR 2024
お互いに親友と呼び合うSHONOさんの故郷浜松で開催されたイベントで、SHONOさんの所属するPARADOXXとの競演を果たした日乃さん
本人曰く、体調不良の影響で本来のパフォーマンスが出来なかったようですが、私は、今でもあのライブパフォーマンスは素晴らしかったと思っています
伝えたいという強い意志があれば、聴き手はそれを敏感に感じ取るし、心に届くよりもさらに奥深く、歌い手と聴き手の魂が共鳴するような伝わり方をする
MCで日乃さんは、浜松は第二の故郷だと思っている。今日は、上手く歌うというよりも、想いを伝えられるように歌いたいと言っていました
その言葉通り、自分の想いを全てさらけだして表現した魂の歌声だったと思います
そして、さきほど紹介した最初の動画のように、楽曲に入り込んで魂の歌唱をするLiSAの姿とも重なって見えるようでした
そして、浜松でのあのライブパフォーマンスを実現させたのは、今まで繰り返し練習をして身に付けて来た基礎があったからこそだとも思います
発声や発音がしっかりと出来る基礎が身に付いていれば、曲に入り込んでいても、身体が勝手に反応してくれる
聴き手にしっかりと歌詞が届くことで、想いもしっかりと伝わる
今や世界最高峰のプロ野球選手と言われている大谷翔平選手も、野球を始めた頃はキャッチボールから身に付けたでしょうし、試合で投球する時に、肘はこの位置まで上げて、腰はこのタイミングで回して、軸足はこの高さまで上げて、、、なんて考えながら投げてはいません
繰り返し練習をしてフォームの基礎を身に付けているからこそ、試合に集中して意識していなくとも、身体が正しく動いて160kmを超える投球が出来る
そういった基礎を身に付けるための方法の1つがボイストレーニングであり、それは、今後、さらに発展していくための技術を新たに身に付けるステップとしてのボイストレーニングへと繋がっているのではないだろうかとも思います
ただ、、、
残念なことに、今のインディーズシーンを見ていると、キャッチボールが出来ていないのに、160kmを投げようとするヴォーカルが非常に目立つ、、、、
この音域はとても良く歌えている、でもこの音域になるとバンドの音に掻き消されて殆ど声が聞こえない、歌詞も聴き取れない
そんなヴォーカリスト(?)さんがとても多く感じます
きちんとトレーニングをすれば、ウィークポイントを克服して、もっと良い歌を歌えるはず、もっと良いライブが出来るはず
だって、凄く良く歌えているところがあるんだから、、、、
ライブを見ていて、そんな印象を抱くバンドに出会うことが多いなぁ
内容がかなりそれました、、、、元に戻そうと思います
オープニングナンバーにいきなり新曲をぶち込んで、フロア前列にいた常連組を戸惑わせた日乃さんですが(笑)
続いての「Over the sky」 でしっかりとオーディエンスをぶちあげてフロア全体に熱を入れてくるあたりはさすがですね
「ここからもっともっと体力削っていくのでよろしくーーー!」
おっさんが目立つ(?)フロアに恐ろしい煽りを入れる日乃まそら笑
そして、サビでハンズアップしながらジャンプするアッパーチューン「さよなら負のmotion」をセット
楽しそうにジャンプするオーディエンスの姿は微笑ましくてとても良い光景でした
続いてMCを挟んでの4曲目には、バラードの「雨」を披露
しっとりと聴かせるパートへ移るのかと思いきや、4曲目には、現体制移行後の最も激しいロックナンバーである「Don't Disturb」へ
この「Don't Disturb」は、個人的に思い入れのある曲で
恐らく、今のボイストレーナーに師事する前であったら、ここまで歌いこなすまでには相当な時間を要したのではと感じる曲
2nd mini album 「& JOY」 に収録されているこの曲を初めて聴いた時には、今までも課題を含んだ曲をリリースして、ライブで育て、攻略してきた日乃さんらしいと感じた反面、歌いこなすには相当な時間を要するかもしれないとも感じた曲
しかし、あっという間に自分のものにし始めたのを目の当たりにした時に、今のボイストレーナーの下で学んだものが活かされているのかなという印象を持ちました
それと共に、この曲をここまで歌いこなせるのなら、今後発表していく曲の幅がさらに広がるだろうし、それは、日乃まそらのライブがさらに進化して良いものになっていくだろうことが想像出来る
ひとつのターニングポイントにもなり得る曲になった
そんな想いを抱いたのがこの「Don't Disturb」です
そして、短いMCを挟み、バースデーソングの「Grateful Day!」へ!
と思いきや、ここで日乃さんへのバースデーサプライズが!
Nine UniverseのSARAHさんと、Faulieu.のCANACOさんが、いちごのショートケーキを持って登場♪
いつも眺めるだけの 苺ショートケーキも
今日ばかりは好きなだけ食べてもいいでしょ?
「Grateful Day!」の歌詞にぴったりのサプライズでしたね!
ライブ本編は「Grateful Day!」を披露して終わったのですが、もちろんやってくれますよねアンコール♪
だって、、、そのつもりで「アイリス」残してるんでしょ?的な 笑
鳴りやまないクラップに応えるように再びステージに登場した日乃さんから、ライブ冒頭のワンマンライブ告知に続いて、さらなるイベントの告知がありました
🎊日乃まそら6周年イベント開催🎊
— 日乃まそらSTAFF (@HinoMasoraSTAFF) May 11, 2024
💥𝐑𝐨𝐜𝐤 𝐎𝐧!!!💥
𝟮𝟬𝟮𝟰/𝟬𝟳/𝟬𝟮(𝘁𝘂𝗲)
Girl's UP!!!×日乃まそら共同企画
@ 𝗦𝗵𝗶𝗯𝘂𝘆𝗮 𝗲𝗴𝗴𝗺𝗮𝗻
𝟮𝟬𝟮𝟰/𝟬𝟳/𝟭𝟱(𝗺𝗼𝗻/𝗵𝗼𝗹)
𝐀𝐜𝐨𝐮𝐬𝐭𝐢𝐜 𝐎𝐍𝐄𝐌𝐀𝐍 𝐋𝐈𝐕𝐄
@ 𝗟𝗶𝘃𝗲 𝗵𝗼𝘂𝘀𝗲 𝗟𝗔𝗡𝗧𝗘𝗥𝗡
詳細後日発表! pic.twitter.com/462hs2zMST
7/2(火)にはホームのShibuya eggmanで、窪田さんの企画イベントGirl's UP!!!との共同企画となる6周年記念イベント Rock On!!! を開催
窪田さん、、、いつも本当にありがとうございます
窪田さんがいてくれるからこそ今の日乃まそらさんがいるといっても過言ではない、それほど大きな存在です。感謝の一言に尽きます。(←どの立場から言ってるんだHachiよ・・・・)
そして、7/15(月・祝)には、渋谷LANTERNでアコースティックワンマンライブの開催も決定
こういう攻めの姿勢、嫌いじゃないというよりも、むしろ好きです 笑
7/15(月・祝)のアコースティックワンマンは見に行きたいと思っているので、今から楽しみです
そして、アンコール曲として、今や絶対的キラーチューンに成長したラブソング 「アイリス」 を披露
日乃まそら バースディイブ
~Happiness FESTA 2024~
とても暖かく、誰もが幸せな笑顔を見せていたピースフルな空間がとても心地よかった、そんなイベントだったと思います
そして、これほどの大きなイベントの企画から運営までをこなした事、本当に凄いと思いました
とっても楽しくて幸せな時間を過ごすことが出来ました
本当にありがとう!
そして、7年目もよろしくお願いいたします!
2024.5.13 Hachi
日乃まそら バースディイブ
~Happiness FESTA 2024~
ひのばんど セットリスト
1.存在証明(新曲/初披露)
2.Over the sky
3.さよなら負のmotion
4.雨
5.Don't Disturb
6.Grateful Day!
-アンコール-
7.アイリス
Gt.タケベエイスケ
Ba.佐々木亮太
Dr.初穂
Ma.ナオヒロ
Vo.日乃まそら
(全て敬称略)
出演者(タイムテーブル順・敬称略)
irienchy
オフィシャルサイト
ジョナゴールド
オフィシャルサイト
ライトニングブリザード
オフィシャルサイト
ЯeaL
オフィシャルサイト
ラストランプ
公式X https://twitter.com/lastlamp_band
ANDY
オフィシャルサイト
Nine Universe
オフィシャルサイト
Faulieu.
オフィシャルサイト
Special Thanks 全てのオーディエンス