下北沢10会場 女性ヴォーカル限定の大型サーキットロックフェス
LUPINUS ROCK FESTIVAL 2024
今年は全108組での開催となりました
今回は、日乃まそらさんの他にも数組のアーティストを見ることが出来たので、それも含めてのレポートを書きたいと思います
事前に発表されたタイムテーブルにて、日乃まそらさんは、下北沢MOSAiCで、21:00~の最終演者を務めることになりました
これは大変だ.......
なにしろ、受付開始11:30 開演12:00 という長丁場のサーキットフェス
私が知っているだけでも、CODE OF ZERO や Disconnect Cendrillon、82回目の終身刑など、フロアがわちゃわちゃするロックバンドが数多く出演するので、かなりの体力を消耗するルピナスロックフェス
21:00という最後の出演時間までオーディエンスがとれくらい残っているのか(体力も含めてw)、どれくらいの人が日乃まそらのライブを見たいと思って来場してくれるのか真っ先に頭を過ったのですが.......
それでも、LUPINUS ROCK FESTIVALは、4年連続の出演に加え、過去には入場規制も行われた日乃さんにとっては相性のいいロックフェス
「日乃まそら」の名前を知ってくれているオーディエンスも多いはず
埋まるだろ.........うん.............大丈夫
そんな気持ちを抱きながら当日を迎えました
開催が土曜日ということもあり、午前中の仕事を終わらせてからすぐに向かう予定だったのですが、朝から強風に見舞われた我が町「八王子」
仕事の担当エリアは、スギ花粉を大量に生産し、大量に拡散する悪魔の山と化した「高尾山」から車で20分ほどの至近距離
強風にのってスギ花粉が大量に降り注ぐ中で仕事をせざるを得なくなった重度の花粉アレルギーを持つ私Hachi
仕事を終えて自宅に戻った時にはアレルギー症状で体力を削られまくったボロボロの状態
シャワーで花粉を落とし、市販薬を処方の2倍服用し(←やってはダメなやつ)、横になって体力の回復を図ったわけです
途中、行くことを諦めかけたのですが、アレルギー症状も落ち着きつつあったので、取り合えず行って見て、ダメだったら途中で帰ってくればいいと思い、予定よりも2時間ほど遅れてはいたものの、16:00発の電車で最寄り駅を出発して下北沢に向かいました
下北沢には17:00過ぎに到着
まずはリストバンド受け取りのために下北沢ReGへ
受付でドリンク代600円を支払い、お目当てで日乃まそらさんの名前を告げた後に、リストバンドを付けて貰い、受付を終了
(ルピナスは、係の人がリストバンドを付けてくれる)
これで、少なくとも、日乃さんの集客実績に1名加わるので、オタクとしての仕事は終了したも同然 笑
ここからは、体調と相談しつつフェスを楽しもうと、まずは18:00からの下北沢MOSAiC「初音」さんのライブを見ることにしました
初音さんは、今まで何度か見たことがあったのですが、キーボードのみのアコースティックだったので、バンドセットのライブは今回が初めて
キャッチーな楽曲を中心に、関西弁を交えながらのMCで、ほんわかした雰囲気で楽しませてくれる素敵なシンガーさん
今回のライブも、そんな雰囲気の中で楽しむことが出来たのですが、次に予定していた今回のフェスの大本命「DaNNY」の出演時間が18:30~だったので、初音さんのライブを途中退席し、会場の「近松」へ
DaNNYは、今年で結成13年で、横浜を活動拠点としている、女性のベースヴォーカルと、男性のドラム、ギターの3ピースバンド
シュガーパレード 10th Anniversary Tour 静岡Sunash に日乃さんが出演した際に私も遠征したのですが、その時に一緒に出演していたのがDaNNYでした
とにかく演奏が秀逸で、気持ちの良いグルーヴ感を味わえるここ数年での一押しといってもいいほどのロックバンドで、今回のフェスにDaNNYの名前を見つけた時には思わず声が出たほど嬉しかった 笑
このMVはキャッチーな楽曲ですが、ハードロックに近い楽曲もあって、思わず手を上に上げてしまうくらいライブを楽しむことが出来ました
特にドラムが超絶に俺好みで、あのドラムを聴きにいくだけでも足を運ぶ価値が十分にあると思うほどに上手い
本当は物販でCDを購入したかったのですが、19:00からHOLICで川音希さんが出演される予定だったので、ライブ終了後すぐに会場を出たため、購入出来なかったのが心残り
またどこかのライブで会えるのを楽しみにしています
(DaNNYお目当てでライブ行くのも有りだよな.....)
そして、続いては前述した通り下北沢HOLICで川音希さんのライブ
川音さんを知ったのは4年ほど前
この時もやはり日乃さんとの対バンだったのですが、確かな歌唱力を持つソロシンガーさんです
その後も、日乃さん主催のライブイベントに数多く出演されていて、まそらーさんにもおなじみの川音さん
私も、「かわお60分」などの川音さんのソロライブに何度か足を運んだことがあります
また、サッカーのJ2栃木の応援ソング「キセキのヒカリ」をリリースするなど、出身地の佐野市での活動も精力的に行っています
今回もキセキのヒカリを聴くことが出来たのですが、その時のライティングが栃木SCのホームユニのイエローとブルーで演出されていたのがエモかったなぁ
また、いつ聴いても安定感抜群の歌唱も魅力の1つ
川音さんとはまたお会いする機会があると思うので、素敵な歌を聴かせていただけるのを楽しみにしています
川音さんのライブを最後まで見た後は、日乃さんが出演予定の下北沢MOSAiC へ
日乃さんが出演する1組前に、これも日乃さんとよく一緒になる ユニットの Bitter&Sweet さんが出演される予定だったので、楽しみにしていました
キーボードを担当している田崎さんが手を痛めていて今回はヴォーカルに専念するとのこと
そういえば、先日、他のイベントで拝見した時もキーボード弾いていなかったなと気づいて、なるほど、そうだったんだなと
ギタリストなどでも腱鞘炎や肩を痛めている人がいたりするので、職業病なのでしょうけれど、大変な職業の1つなのだろうなと思います
さて、ここまで長くなりましたが、いよいよ
LUPINUS ROCK FESTIVAL 2024 下北沢MOSAiC
のトリを務める日乃まそらさんの出番です
この日は、
Gt.タケベエイスケ
Ba.きたむらみのり
Dr.初穂
の編成での出演
こういった大型フェスでは事前にリハーサルを行うことが難しいので、転換時にリハーサルとなることが殆どです
今回も同様に、転換時に入念にリハーサルを行うひのばんど
オーディエンスも徐々に集まりだして来ました
開始8分前にリハを終えたひのばんど
ここから開始までの間にもぞくぞくとフロアに入って来るオーディエンス
そして、ライブ開始時のフロアは「日乃まそら」のライブを見に来た人達で埋め尽くされていました
やるな日乃まそら
やるやるとは聞いていたけども
予定時間の21:00になり、会場内にはOvertureが流れ、ひのばんどのメンバーがステージに登場
会場内に大きく鳴り響くクラップでメンバーを迎えるオーディエンス
オープニングナンバーは、熱を帯び始めたフロアに、さらなる熱を投下するロックナンバー 「Over the sky」
「Over the sky」は、”現在の日乃まそらのライブ”を表す上でのオープニングナンバーとして不動の鉄板曲に育ちましたね
キャッチーな一面もあるこの曲は、オーディエンスがライブに入り込みやすくなる導入曲としての役割も果たしているように感じます
現体制への移行直後にこういった曲を作って発表したのは、今考えれば驚きと賞賛しかありません
日乃さんの作詞と共に、タケベさんを初めとした多くの方達のサポートがあって生みだされた「Over the sky」
これからもフロアを熱くするキラーチューンとして活躍してくれるのではないでしょうか
ちなみに、この「Over the sky」が収録された
Re:1st mini album「will」
は、各配信サイトでサブスク解禁されていますので、是非、お聴きいただければと思います
オープニングナンバーの「Over the sky」に続いての2曲目は、今の季節にぴったりの 「春風」を披露
この曲のイントロのアレンジが、まさに春を感じさせてくれて、凄く好きなんですよね
仕事中に車の中で音楽を聴くことが多いのですが、春風のイントロだけ何回もリピートしたりするくらい好きです 笑
これから4月、5月と季節は進んで行きますが、この曲もこの時期に活躍してくれそうですね
続いての3曲目は、日乃さんの歌唱力の成長が感じ取れる、これもロックナンバーの
「Dont’Disturb」
これ、前回も書きましたし、前々回も書きましたが、この曲をここまで歌えるようになるには相当な時間が必要だろうなと思っていたのに、あっという間に自分のものにしたんですよね、、、
しかも、聴くたびにブラッシュアップされていて、どこまで良くなるんだろうと予想が難しいと思えるくらいクオリティが上がり続けている
得に感じているのは、この曲を歌う時の「声量」の強さ
声量が上がっているだけではなくて強さも感じることが出来る
しかも、今回の歌唱では、「発音」もさらに良くなっていました
しっかりと声が出ていて、強さも感じ、さらに発音力も上がっている
また、それだけに集中するのではなく、曲に入り込むことで、オーディエンスを引っ張っていく、そんなパフォーマンス力も見られました
日乃さんの事を長く見て来て、少しは分かったつもりになっていた事を反省しなければならないなと.......
ボイストレーナーの西山恵美子さんの指導を受け始めてから約1年
「日乃まそら」の中に眠っていたポテンシャルが、はっきりと顔を見せ始めている
プレッシャーをかけるつもりは毛頭ないけれど、「日乃まそら」に待っている未来が、どんな姿なのか、私にはもう想像がつかないのかもしれないな
そんな想いを抱きながらステージで躍動する日乃さんを見ていました
その後は、「雨」「さよなら負のmotion」「アイリス」と披露し、ライブを終えた日乃さんがステージから降りても鳴りやまないクラップ
最終演者なので、この後出演するバンドは無いということもあり、アンコールが可能
オーディエンスもそれが分かっているので、もっと聴きたいとアンコールが出来るんですよね
ここで私は何を考えていたかというと.........
今日のBa.サポートはいつもの佐々木亮太くんではなく、きたむらみのりさんだから、今日のセットリスト以外に演奏出来る曲無いんじゃね?
亮太くんなら、「Alright」や「明日への」など、他の曲も弾けるとは思うけど、今回が初めてではないとはいえ、サポートに入る機会がそれほど多くないみのりさんには酷なアンコールになりはしないかと、、、
そうなると、今回のセットリスト内の曲でアンコールに対応するのがベストだよなぁ
そんな風に考えていたところで披露されたアンコール曲は、
オープニングナンバーでもあった「Over the sky」
うん、大正解
他のオーディエンスも楽しそうに腕を振り回していたし、大満足のままにライブを終えられたのではないかなと思います
そして、ライブが終わった後にXで確認出来たのですが、今回のルピナスロックフェスティバルの公式Xのアカウントから嬉しいお知らせが
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— LUPINUS ROCK FESTIVAL 2024公式 (@famime_rock) March 9, 2024
⚠️ 入場規制のお知らせ ⚠️
🎸 日乃まそら @msrir512
🏟️ MOSAiC
🈵 ただいま入場規制中です🙇🏻♂️#ルピナスロック
🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧🚧
入場規制達成!!!!!!!!!!!!!
泣いた、、、、マジで泣いた、、、、、
おめでとう!!!!!!!!!!!!!!!
2024.3.10 Hachi
2024.3.9 LUPINUS ROCK FESTIVAL 2024
下北沢 MOSAiC 21:00~
ひのばんど セットリスト
1.Over the sky
2.春風
3.Dont’Disturb
4.雨
5.さよなら負のmotion
6.アイリス
~アンコール~
7.Over the sky
Gt.タケベエイスケ
Ba.きたむらみのり
Dr.初穂
Vo.日乃まそら
(全て敬称略)