下北沢の駅から徒歩7分程、ファミリーマート横のビル地下1階にある CLUB251
2/23(金・祝)に開催された
-MALLOW BLUE 東名阪 TOUR-
THE ROCK iS IMPULSE / TOKYO
日乃まそらさんは、トッパーの18:20での出演となった
幸いにもこの日は祝日ということで、午前中の仕事を終えた後に、会場に向かうことが出来た
実はこの日、パシフィコ横浜で私立恵比寿中学のファンクラブ限定のライブイベントが開催予定だったこともあり、開演前物販に寄ってから、最寄駅のみなとみらいから下北沢に移動
この移動コースは初めてだったので少し戸惑いながらも、開場時間の20分程前には無事に下北沢に到着することが出来て一安心
横浜周辺の電車路線図が全く頭に入っていない割には、ここ数カ月は横浜でライブを見ることがめちゃくちゃ多いので、常に乗り換え案内を見ながら移動している 笑
そろそろ覚えたいところではあるけれども 笑
この日の天候は朝から雪がちらつく悪天候ではあったけれど、会場のCLUB251前には40人程の観客が集まっていた
18:00の予定時間よりも少し遅れての開場
今回の日乃さんはバンドセットでの出演
サポートメンバーは
Gt.タケベエイスケ
Ba.佐々木亮太
Dr.初穂
の音圧お兄さん達
となれば、セットリストも音圧となるはず
私の入場順は35番だったのだけれど、フロアに入った時にはまだ前方が空いていたので、今回も音圧を感じようと3列目を確保してライブの開始を待った
Overtureでのクラップの中、ひのばんどのメンバーがそれぞれの配置につく
オープニングナンバーは日乃さんの持ち曲の中で最も音圧のある
「Dont’Disturb」
前回のライブレポートでも書いたけれど、ボイストレーニングの成果なのだろうか、歌唱(発声)に力強さが出て来たことで、ロック調の曲もしっかりと歌えるようになって来た
また、それによって、激しい曲でも歌詞が聴き取れるようになって来たとも思う
続いて、
「さよなら負のmotion」
「Over the sky」
と、立て続けにアップチューンを投下してくるひのばんど
Ba.の佐々木亮太くんが汗びっしょりになりながら演奏しているのがとても印象的だった
MCを挟んで、4曲目には 「Alright」 を披露
この曲、私が想像していた以上にオーディエンスからの評価が高くなって来ているようで、ここ一番のセットリストには必ず入って来る
「日乃まそら」の代表曲のような存在に育って来ているなと思う
そして、ラストナンバーとなった5曲目に披露したのは、もはや鉄板と言っていいほどのキラーチューンに成長したラブソング
「アイリス」
3列目から見ていたからこそ気づけたのだけれど、曲の前半で口を大きく開き、丁寧に、そして、はっきりと発音しようとしているように見えた
最近の日乃さんは、少し幅が広いマイクを使っているのだけれど、そのマイクの幅よりも広く口を開いているのが見てとれたし、言葉もよりはっきりと聴き取れた
聴くたびに進化を遂げている 「日乃まそら」 を頼もしく感じた瞬間だった
これも前回のライブレポートに書いたけれど、今回、特に「Dont’Disturb」で感じたのだけれど、こういったロックナンバーをここまで歌えるのなら、楽曲の幅がさらに広がるし、より密度の濃い、訴求力のあるライブがやれるのではないだろうかと感じた
今回のセットリストは、
1. Dont’Disturb
2. さよなら負のmotion
3. Over the sky
4. Alright
5. アイリス
だったのだけれど、このセットリストは、2023年末の「Girl's up!!! 年末スペシャル」出演時のセットリストと全く同じであり、この時も、今回と動揺に激しい曲調を得意とする出演者で占められていた
恐らく、日乃さんとしては無意識だったのだとは思うけれど、現在の持ち曲で、今回のような出演者との対バンとなると、このセットリストになるのだろうと私もそう思うし、これがBESTでもあると思う
ただ、「Dont’Disturb」をあそこまで歌えるのならば、もう一曲ロック調の曲を入れられればとも感じた
私自身、0から何かを作り上げるのは大の苦手としているので、曲を作成する大変さは分かっているつもりだし、簡単に言うなよと思われるのも覚悟の上で書かせて貰っているわけだけれども.......
捻ったような曲でなくていい、スタンダード(?)なロックナンバーを加えることで、一つのパッケージとしてまとまりのあるセットリストを持つことが出来るし、より訴求力を持ったライブになるとも思う
年末のeggmanで私の隣にいた20代前半の男性が、「Dont’Disturb」や「Over the sky」の時にジャンプしながら腕を突き上げていたことを思い出す
そして、前回のライブレポートにも書いたけれど、BAND-MAIDの「Daydreaming」のような ロッカ・バラードも加われば、「音圧」で攻める今回のような対バンライブで、今まで以上にフロアを熱くすることも出来るだろう
25分~30分という限られた持ち時間の中で、それぞれの曲同士の相乗効果をより高めることが出来れば、「日乃まそらのライブ」はもっと良くなる
今回、ドラムサポートで入ってくれた初穂さんのファンの方なのか、Ba.の亮太君のファンの方なのだろうか、女性のオーディエンス達がステージ下手と上手にも陣取っていた
彼女達が入場前に話していたのが聞こえたのだけれど、6~7人の方達が「連番」で来場していたようだった
そのオーディエンス達の反応も、曲調が激しくなればなるほど盛り上がっているように見えた(※日乃さんのことだから、そのあたりの反応の違いは把握しているとは思うけれど)
これからさらに上のステージを目指すのならば、女性ファンの獲得は必ず必要になってくる
同性から支持されるアーティストは強い
2024.2.26 Hachi
2/23(金・祝)下北沢CLUB251
-MALLOW BLUE 東名阪 TOUR-
THE ROCK iS IMPULSE / TOKYO
ひのばんど セットリスト
1. Dont’Disturb
2. さよなら負のmotion
3. Over the sky
4. Alright
5. アイリス
Gt.タケベエイスケ
Ba.佐々木亮太
Dr.初穂
Vo.日乃まそら
(全て敬称略)