顎下腺唾石症のこと:5.局部麻酔手術 | Hachikography!

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同日。


先生から

「今日、時間があるなら手術してみようか」

とのご提案を受けて、


えっ、今日?と面食らっていると



どうやらこの日の午前中に

内視鏡の手術があったそうで、道具が揃っていたらしく

家から病院までが遠いこと、

会社を退職間近であってあまりお休みをとりたくないこと、

などなどを考慮してくださってのご提案でした。




というわけで、

なんと初診日に手術。



石ができている位置や状態によって、とり切れない可能性もあるけれど

とにかく内視鏡で見てみよう、と。



歯医者さんによくあるような椅子に座って、

口が閉じてしまわないように

口を開いたままにする器具を口の中に入れて、

口の部分だけ穴があいている大きなカバーのようなもので顔を覆って、

いざ。


口の中からの手術です。(皮膚は切らない)



局部麻酔なので

口の中の感覚はほとんどないものの

先生と助手の方のやりとりは全部聞こえるんですが



先生曰く、私は唾液腺がほっそいらしい。



麻酔は効いているんですが

ほっそい唾液腺に入るほっそい内視鏡なので

針みたいに尖っているようで、

時々刺さる感じですごい痛いんですねーこれが。



で、細すぎる唾液腺がちょっぴり割けたりしてしまったようで

(これ、先生のせいじゃなく、私の唾液腺が細いせい)

流血したりして

その血が喉にたまってオゥ○×△;lkdaohg…ってなったりして



ひたすら汗。



「一つとれたよ」


という先生の声が聞こえるも

私、気が遠くなってきて、はひ、ほひしか言えなくなってきていて

それを確認した先生が

今日のところはこれで、と、ストップ。



私、涙と汗まみれ。


顔のカバーが外された瞬間










あまりにひどい顔をしていたのでしょう、

助手の先生がすかさずタオルをくださいました。



________


手術後。



母を呼んで、

手術の結果と今後について、先生より説明。



二つのうちとれた一つの石を見せてもらうと

想像していたよりも、で、でかい・・・


もちろん米粒とかよりは全然小さいですが

なんかこう、もっと


ようやく肉眼で見えますよ、的なサイズかと思っていたので

こんなのが唾液腺にあったのかと思うと、衝撃。




先生のお話しでは、

残ったもう一つは、一つ目よりも大きくて

しかも奥まったところにあるそうで

かなり砕きながらとらなくてはならないらしく

(私が手術中に感じていた痛みは、この砕くときの痛みのようです)



頑張れば局部麻酔でもとれるけれども、

何せ私が辛そうで(嘔吐いたりね…w)

局部麻酔では痛みをゼロにはできないということもあって

改めて、全身麻酔でもう一つをとるのがベストだろう、ということでした。



麻酔が切れてくるとじわじわと痛くなってくるから、ということで

痛み止めをもらって飲んで・・・



で、このあたり、あまりの疲労感で

記憶がすっぽり抜けている・・・。

何かをしに一度診察室から移動して、

もう一度診察室に戻ったのですが



この間にスマホを見て、

雪組で「るろうに剣心」を上演することが発表されていて

(↑このことはすっごい鮮明に覚えてる)

母に伝えようとして全然伝わらず

麻酔で口がうまくまわってないことに気付く・・・








________




なにがしかをして、再度診察室へ。

では、次回のことについて決めましょう、ということになりました。



今回の手術でとりあえず唾液が出てこれるように

新しい出口を作って下さったとのことで、

次の手術までの間、顎の下の腫れはおさまってくるだろうとのこと。


確かこんな感じの絵を描いてくれた↓






そして、次の手術は全身麻酔になるため、

入院が必要と。


地元の病院では、手術のための入院で10日前後と言われましたが、

皮膚を切らずに

内視鏡でこの日と同じ作業をするということで

2泊3日の入院だそう・・・あまりの短さに、びっくり。



要は、全身麻酔のために術前に食事制限があったり

術後はしばらくの間点滴が必要だったりするので

そのための入院ということですね。



だって手術内容自体がこの日と同じということは

私この日歩いて普通に帰るので、

手術だけでみれば同じことができるはずですもんね…





とりあえず応急処置(↑の穴あけ)はして下さったので

すごく急いで手術をしなくてはならないわけでもなく

先生からのご提案で、

退職(7月下旬)して落ち着いてから、でも結婚式(11月初旬)には余裕をもって

9月15日に入院、16日に手術、17日に退院

ということにしてくださいました。





そして、

もしこの手術で口の中からとり切れなかった時には、

申し訳ないけど皮膚側から切る。

でも、式に支障がないように、わからないくらい小さな傷で済ませる。

ということを約束してくださって(T T)



最後に

でも僕の場合、95%以上、切らないからね、と。



・・・某ドラマの

私、失敗しないので が脳内を巡る←

(※岩井先生は男性です)




そんなこんなで

病院の受付や会計窓口も閉まってしまうような

だいぶ遅い時間になってしまったのですが

入院予約の手続きをして、

時間外用の窓口でお会計をして、

シーサイドラインの駅にある薬局で処方箋の薬をいただいて

(用法とか注意点とかすごい丁寧に説明してくれました)


帰路についたのでした。





つづく







hachiko