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→ PS版「真説侍魂 武士道列伝」プレイ日記3 覇王丸で妖花慟哭之章(サンフランシスコ~恐山(終))

→ PS版「真説侍魂 武士道列伝」プレイ日記4 幻十郎で邪天降臨之章

 

 

 前回のあらすじ・・・師匠の花諷院和狆(かふういんにこちん)から出雲へと呼び出された覇王丸(はおうまる)。和狆が言うには、魔界の巫女である羅将神ミヅキが復活する兆しがあるという。ミヅキはこの世を魔界に変え征服しようと考えていた。邪銅鐸に人間たちの恐怖や絶望の魂を集めるために、魔物を使役し人間を操り、各地で暴れさせていた。

 

 和狆はミヅキの手下の阿号という魔物を封印するため、自らも石となってしまい動く事ができない。邪銅鐸を破壊することが出来る法鈴の使い手の鈴音(れおん)を仲間に入れ、覇王丸たちは各地を巡る。

 

 阿蘇の火口の邪銅鐸、北京の死禁城の邪銅鐸それぞれ破壊することに成功し、次の邪銅鐸のある場所へと向かう。

 

 

 北京の邪銅鐸を破壊したので、シルクロード迷宮へ戻りました。ここから別の場所に移動出来るようなので、以前は行かなかったアリジゴクの向こう側へ行ってみることに。そこもまたシルクロード迷宮になっています。進んで行くと、黒子さん(セーブポイント)が立ってます。何かあるのかも…と警戒していると…

 

 何か台座のようなものがある所を通ろうとすると声が聞こえてきました。その何かの声は、かつて「滅ぼされた者」として覇王丸たちに話しかけてきます。母なる都は邪悪な力に敗れ眠りについたと…。しかし希望を未来に託すことは忘れず、いつか邪悪と戦う者達が現れた時のために「盾」をここに封印したと言います。

 

 声の主が見えないので戸惑っていると…。声は盾の守護者を倒した者を盾を渡すべき勇者とみなすとし、戦闘突入となります。魔兵馬との戦いです。HPはそこそこ高めですが、ここまで来るまでに結構戦ってレベルもそこそこ上がっているせいか、あまり苦戦はしませんでした。

 

 

 魔兵馬を倒すと、邪悪な光をはね返す「シャンバラの盾」を手に入れる事が出来ます。この盾の名が声が語っていた母なる都の名だということです。この盾は悪の光が襲うとき、自らで力を使うだろうということで、持っているだけで何かを防ぐことが出来るということですね。今は使いどころはないので一旦忘れておきましょう。

 

 シルクロード迷宮を出ると魔街道です。ここではワープポイントなどもありますが…。宝箱をとりたいので地道に歩きましょうか。魔街道の出口あたりに差し掛かると、人が立っています。この人物、一目で覇王丸たちが魔物と戦っていると見抜きます。何者…。どうやらこの出入り口はパリに繋がっているようです。

 

 

 この人物、自分も大悪魔ミヅキの手先サンゼルマンという魔人と戦うためフィンランドから来たと言うことで、同じ目的の者として回復してくれました。

 

 サンゼルマン伯爵は冷酷極まる魔族軍の頭領だそうです。この魔族軍のせいで今ヨーロッパは壊滅状態だとか。そして今魔族軍を倒すために集まった人々がパリを拠点にして最終決戦を挑むために準備中らしいです。

 

 そこへ伝令の人が魔物と交戦中だということを知らせに来たので、その人たちは行ってしまいました。覇王丸たちも出入り口から出てみると…「巴里門」に出ます。ここは教会のような場所に繋がっていました。

 

 さっき魔街道で会った師団長と呼ばれていた人と、仲間らしき人達がいます。因みにこの師団長はルー団長という名前らしいです。

 

 

 教会内は魔物の巣となっているという話が聞こえて来るように、この教会内はエンカウントします。ルー団長は覇王丸たちもミヅキと戦っているということを、聖騎士団を率いているズィーガーという人に紹介します。一応ここで知り合いにはなりますが、その前にそれぞれこの魔物だらけの教会から脱出をすることになります。

 

 

 少し教会内を歩くと、何者かの気配を感じます。気配の正体は少年です。こんな魔物だらけの教会で何をしているんでしょうか。少年は覇王丸たちがちょっと怖そうな人達と感じたようですが(笑)、頼み事をしたいと言います。

 

 

 その頼み事とは…かくれんぼをしようと言うのです。…というわけで覇王丸たちがオニとなって少年とかくれんぼします。最初のうちは少年が歩いて行った方を探せば見つけられるという感じで探すのは難しくありません。厄介なのはその最中も普通にエンカウントするっちゅーことですな!面倒!! ここまで来ると結構な量のHP持っていかれる攻撃をしてくる敵が増えてきますからね。時間がかかるとジリ貧状態になってしまいますぞ。

 

 暫く少年とかくれんぼをしていると、段々少年に対して疑問が出てきます。この子、消えて移動しているのです。最後のかくれんぼでは見つけにくいかもしれませんが、これまで探していなかった十字架のある祭壇の方へ行くと、少年の声だけがしてきて、満足気に御礼を言われます。少年は幽霊だった…ということでしょうね…。このイベントでは特にアイテムを入手するとかはないです。

 

 

 教会の外にはルー団長やズィーガー達がいました。この街には「紅き獅子聖騎士団」の宿があるという話を聞きます。共にミヅキの手先であるサンゼルマンを迎え撃つため協力することになります。

 

 紅き獅子聖騎士団とはズィーガーが率いる騎士団で、他にはズィーガーと一緒にいる赤い甲冑のナハトムジークという人も所属しているようですね。あとはさっき魔街道で会った人…ルー団長です。この人は、ファントム魔術師団の団長を務めています。覇王丸たちは邪銅鐸を探していますが、ルー団長たちも情報を集めている所らしいです。

 

 今パリには各国から集まった戦士たちがおり、ベルサイユ宮殿でその戦士たちを集めて何か催し物が開かれるそうです。

 

 

 まずはパリの街を探索しましょう。情報収集です。ベルサイユ宮殿で戦士を集めて行う催しものというのは、アントワ王妃が特に選んだ騎士を集めた舞踏会のようです。しかも「招待状」がないと入れないとか。

 

 聞かされていた宿に行ってみると、各国からやってきた戦士・傭兵が泊まっていました。こんなに戦う人がいるというのも心強いですね。なんかこの街は大丈夫そうにも感じますけど…。

 

 

 そしてビクトリアという女性がいました。この方は…なんとナインハルト・ズィーガーの奥さんらしいです。しかもズィーガーはどこかの国の皇太子だとか。なんか…そういう人がこんな危険な作戦に参加してて良いのですかね?(昔の王族とか皇族ってそういうもんかもしれないけど…)

 

 今ズィーガーが留守にしているのは、ビクトリアの妹のステアが外に飛び出してしまったため、探しに行ったと…えぇぇ…? ステア嬢はパリの街に興奮してしまったみたいですね。

 

 因みに宿の2階ではファントム魔術師団の人が修行をつけてくれます。ここではズィーガーの影法師と戦うことになり、勝利すると秘奥義を覚えることが出来ます。

 

 

 そういうわけで再び探索タイムです。この街にはクセの強い服飾デザイナー、マダム・ラボアジェがいます。この人は金100で服を作ってくれるので2Pカラーにすることも出来ます(鈴音は変えられない)。それから占星術師に占ってもらうことも出来ます。

 

 街の左側には大きな屋敷があります。ここはコルデ家の屋敷で、入り口にいる執事のベルモントに日本から来たと言うと、大変な驚きようです。コルデ家の娘シャルロットを知っているかと訊ねられます。シャルロットはサブキャラクターとして仲間に入れていると、ここで専用のイベントが発生するようになっているわけですな。

 

 シャルロットの両親にシャルロットの近況を伝えるために、屋敷へと招かれます。あまり連絡が出来る時代ではないですし、両親はかなり心配していた様子です。それとは別に…何か覇王丸に話したいことがあるというので、シャルロットの父のセルジュの書斎で話すことになります。

 

 

 なんの話かと思ったら、「コルデ家の家宝」が盗まれてしまったと言います。現在は魔物騒ぎでてんやわんやですから、泥棒騒ぎどころではなくなっているとのことで、探してもらえないかと言うのです。いや、覇王丸たちも魔物目当てで来たんだけど…とは思いましたが、ピンときました。これが話を進めるために必要なんですね!? そういうわけでセルジュの依頼を引き受けることにしました。

 

 泥棒が根城にしているのはパリの東側(画面の右上から入る)にある古い寺院らしいです。そしてそこは「幽霊寺院」とも呼ばれています。元々は修道院であったとか。なんか今回幽霊関係のネタ多いですね…?

 

 

 街を歩いていると、鈴音が戸惑った様子です。冥界門を出た時には邪悪な気の乱れがかすかに感じられたのに、街にはそんな気の流れを全く感じないというのです。つまり…どこに邪銅鐸があるのか分からないということです。邪銅鐸に関しては鈴音に頼り切っているので、これは困りました。どこかに隠されているのでしょうか…?

 

 

 街の中央あたりでズィーガーと遭遇しました。奥さんのビクトリアと話したことを言うと、ズィーガーは皇太子と言われるのはガラじゃないと言います。前線で戦う方が性に合っていると。なんとなく、奥さんには弱いのかなと感じます。色んな意味で。義妹の無鉄砲ぶりに手を焼いていたりして、どうも前線で戦う戦士としては…所帯じみていると鈴音に指摘されてしまいます。本人気にしているようなのであんまりこのことには触れない方が良さそうですね(笑)。

 

 右上の街道を行くと盗賊が根城にしていると言われている幽霊寺院があります。このダンジョンは広くはないですが…。

 

 

 中に入ると鈴音が寺院に幻術結界がはってあることに気が付きます。するとみるみる体が小さく…。この寺院は場所によって体が小さくなったり元に戻ったりするようです。小さくなっても特にデメリットはないので不思議な現象です。この姿だと猫と話が出来るようになるので、この幽霊寺院の探索についてのヒントなどが聞けますから、寧ろメリットでは? 

 

 しかし宝箱が見えないようになっているのは探すの大変ですね。ただ、見えないだけで探索していると引っかかったりするのでそれで分かります。

 

 

 奥の部屋へと辿り着くと、中から何者かの声が聞こえてきます。盗賊の声らしく、次はベルサイユ宮殿に忍び込むことを計画していました。そのために街で会った凄い宝石を身に着けているという女の子にアイスクリームを奢って情報を得ようとしたりしたようです。その女の子って、まさか…。

 

 

 立ち聞きしていると見つかってしまいますので、コルデ家の家宝を取り戻すために盗賊たちとバトルです。まずは子分5人(3人+2人)と戦います。特に難しい相手ではないですが、盗賊らしく攻撃をしながお金をちまちま盗られるのは地味にイヤですね。この時点では微々たるものですが…。

 

 5人の子分を倒すと、盗賊団の親分アースクェイクとの戦闘に突入です。HPはあんまり多くない敵ですが、複数体が対象に入る攻撃を使ってくることが多いので、面倒っちゃ面倒な敵です。

 

 倒すと意外にも素直にコルデの家宝を返してくれましたが、去って行くときにいちいち一人ずつ捨て台詞言わんでもよくないかなぁ…(苦笑)。

 

 そう言えば、この幽霊寺院にかけられている幻術は盗賊たちを倒すと解けるようです。戻る時は小さくならないので猫たちの話を聞く事は出来なくなります。※宝箱探しはイベント後でも可能なので、戦闘が面倒であればイベント後に回収するのもいいかもしれません。

 

 

 コルデ家の家宝を取り戻したので、コルデ家へ届けに行きます。セルジュはその礼として、アントワ王妃主催の騎士激励舞踏会の招待状を譲ってくれました。

 

 早速招待状を持ってベルサイユ宮殿に向かいます。宮殿内には見知った騎士の人もいます。ナハトムジークが、ビクトリアも姿が見えなくなったと言い出しています。ステアも見つかっていないみたいだし、どうなってるんでしょうか…?

 

 しかもこのベルサイユ宮殿内からも邪銅鐸の気配が感じられないと鈴音は言います。パリの街は大体探してしまっていますし、最後の望みだったのですが。

 

 

 邪銅鐸が見つからず、鈴音は焦ります。そんな鈴音を覇王丸が宥めていると…。舞踏会が始まります。噂のアントワ王妃の挨拶から始まり、ホールでは音楽に合わせて踊る人達がいてにぎやかです。各国から集まった戦士のためにこのような派手な催しを用意するなんて、さすが…。でもアントワ王妃自身はすぐに部屋に戻ってしまいましたね。本当にただ戦士の為に開いた会ということなんでしょうか?

 

 舞踏会を眺めていると、ルー団長がやってきました。パーティーに女性がいるので、折角だからドレスアップしたらどうかと言われます。しかしうちの女子は断りますので、女子のドレスアップ姿は見られませんでした。※ここにシャルロットがいればドレスアップ姿が見られる。

 

 

 集まった戦士たちにそれぞれ話を聞きます。誰しもアントワ王妃の印象は悪くないようです。歓迎されたら悪い気はしませんもんね。

 

 ズィーガーがいたので話しかけると、やはりまだビクトリアもステアも見つかっていないようで。ビクトリアが軽はずみに姿を消すことはないというズィーガーは胸騒ぎがすると不吉なことを言います。しかしこの宮殿にいることは確かだというので、ちょっと探して歩いてみます。

 

 扉の前で何か光るものを見つけたので拾ってみました。「愛妻の指輪」ということは…。ズィーガーに拾った指輪を見せると、やはりこれはビクトリアの指輪だったようで、ものすごい取り乱し方で指輪が落ちていた所の扉を破壊して部屋に突入してしまいます。いやいやいや、取り乱しすぎぃ!!

 

 

 

 部屋の中には…本当にビクトリアがいました。なんでここに!?

 

 ビクトリアはモンスターによってここに閉じ込められていたようです。なんとアントワ王妃自身が魔物であり、この舞踏会はパリに集まった戦士たちを皆殺しにするために行われたものだったのです。恐ろしい計画を聞いてしまったので、アントワ王妃を探し出すことになります。それに今もまだ姿が見えないステアも気になります。

 

 中庭に入れるようになっているので、中庭を探索することになります。勿論エンカウントしますよ。

 

 

 中庭探索をしていると、アースクェイクたちがいました。舞踏会が行われている間に宮殿に忍び込んでお宝を盗むつもりだったようです。しかも、手引きはステアにさせたようです。さっき幽霊寺院でアースシェイクたちがアイスクリームを奢った子供の話をしていましたが、やっぱりステアだったのです。しかしここで盗賊たちと戦うわけではなく、盗賊たちはさっさと奥へと行ってしまいます。別に逃げるわけではないと言いながら…。※しかも道に迷っている

 

 更に中庭の奥へ行くと、少女がいます。この少女が噂のステアでした。やっっと見つけることが出来ました。人騒がせなんだから…!! 

 

 

 ステアはアースクェイクにアイスクリームをご馳走してもらったお礼に、宮殿に案内したと言っています。…あの盗賊たちの言っていた事とちょっと内容が違う気がしますが、奴らがステアを利用したのはまぁ…間違いないでしょうからね…。とはいえ、ステアも国では城の外に出られなかったとのことですから、はしゃいでしまったのも無理はないでしょう…。色んなことが重なってこういう騒ぎになってしまったような気がします。

 

 それよりも、アントワ王妃です。ステアもアントワ王妃が魔物であることを知っており、今いる所に案内してくれました。

 

 

 アントワ王妃は愛するサンゼルマンという人物のために、このベルサイユ宮殿に自分達に逆らう戦士たち…勇ましい魂を持つ人間を集めていっきに焼き払うつもりのようです。

 

 鈴音は魔道に身を落としてはならないとアントワ王妃を説得しようとします。しかし、アントワ王妃は優しくしてくれたというサンゼルマン伯爵の言いなりになっていました。フランスの民を自由にしていいと思い込んだアントワ王妃は、あろうことか…民の恐怖と絶望をサンゼルマンに捧げることで自分の恋心を伝えようとする魔物となってしまっていました。

 

 

 黒幕がサンゼルマンだということは分かりました。サンゼルマンを倒さなければと言う覇王丸たちの前に立ちはだかるアントワ王妃の姿は、すっかり魔界に取り込まれた恐ろしい姿になっています。

 

 

 アントネットとの戦闘です。ここまで来た覇王丸たちの強さもあり、あまりダメージを負う攻撃はされてないように感じます。ムチでブッ叩く攻撃や、飛び道具のような技を使ってきますが、飛び道具の命中率は高くないので…。

 

 アントネットを倒す事が出来ましたが、もうヨーロッパを壊滅させる準備は整っていて手遅れだと言います。「地獄の凱旋門」という言葉を残し、アントネット…アントワ王妃は消えていきます。それと同時に辺りは激しく揺れ出し、サンゼルマンの声が響いた後に、激しい光が…。

 

 ベルサイユ宮殿が崩壊し始め、瓦礫が降ってきます。覇王丸たちはステアを連れ、急いで中庭から脱出します。

 

 

 ベルサイユ宮殿は崩壊し、舞踏会に招かれていた騎士たち・いくつかの部隊は全滅したりして大パニックです。それでも残った部隊の騎士たちは集まり始めていました。そしてルー師団長率いるファントム魔術師団は無事で、先行出来る兵力を残していたようです。ズィーガーの率いる紅い獅子聖騎士団も無事のようです。
 

 ステアをズィーガーの元に届けると、無事を喜びます。ドラッヘ・ライヒという国の公女ステアを救出したことで、ズィーガーとビクトリアは覇王丸たちに感謝の意を表します。

 

 

 覇王丸はさっきの激しい光がなんだったのかズィーガーに尋ねます。あの光はサンゼルマンが使用した魔科学兵器のせいらしいです。邪銅鐸の魔力を利用した兵器みたいですね…。ズィーガーはルーたちと合流してサンゼルマンの元に行くつもりですが、覇王丸たちは別行動をとることに。

 

 まずはパリの街の様子を見て歩いてからですね。街はやはりパニック状態です。攻撃されたのは今の所宮殿のみなのが幸いというか。準備を整え、教会があった場所へ向かいます。

 

 

 教会があった所へ着くと、すでにズィーガーはじめ他の隊の人達が集まっていました。そこにあった教会はなくなっており、サンゼルマンの要塞…「魔の凱旋門」が出現しています。初めてパリに着いた時、教会で魔物が何かこちゃこちゃしてましたけど、下準備みたいなものだったわけですね。

 

 魔の凱旋門内に突入します。このダンジョンは4階までです(そんなに入り組んでいるマップではありません)。エンカウントする敵を倒しつつ最上階4階に上がる階段前にさしかかると、辺りが暗くなり、声が聞こえてきました。サンゼルマンが造ったという最強肉弾魔人・フランケ総統との戦いです。

 

 

 フランケの見た目はかなりいかついです。しかし、HPは高いですが、攻撃力はそこまで高くないような。もしかして素早さを犠牲にしているのかもしれないですね、あまり恐ろしい攻撃を繰り出してくることはないです。

 

 フランケ総統を倒したのでいよいよ魔の凱旋門の最上階です。最上階も少し迷路状にはなっていますが、そこまで複雑ではないです。あっという間にサンゼルマンの元に辿り着きます。

 

 

 サンゼルマンの横には謎の巨大な物体がありました。これは「ド・マルシェ砲」だとサンゼルマンが言います。この兵器の攻撃でベルサイユ宮殿が破壊されてしまったのです。

 

 サンゼルマンはイキナリこの兵器で覇王丸たちを攻撃してきますが、魔兵馬を倒した時に入手した「シャンバラの盾」。あれのおかげでド・マルシェ砲の攻撃をはね返すことが出来ました。自分の攻撃を受けたド・マルシェ砲は破壊され、邪銅鐸の姿になります。しかし…ド・マルシェ砲の攻撃を受けたシャンバラの盾もまた、粉々に壊れてしまいます。

 

 

 サンゼルマン(覇王丸曰く、骨骨番ガサ野郎)との直接対決です。さすが黒幕なだけあって、強力な攻撃をしてきます。全体に大ダメージの技もありますから、残り体力(HP)には注意したいところです。サンゼルマンは体力も硬さもそれなりにあるので、怒状態でガツガツ攻撃しないとあんまり減らせないですね。大変な敵でした。兎に角666に対する熱い拘りがあることだけは、入手する金額からも察せられます。

 

 サンゼルマンは魔界が故郷と言っているくらいですから、純粋にあちら側の魔物なんですね…。倒した魂が邪銅鐸へと吸い込まれていきます。今回も邪銅鐸を破壊することに成功しました。

 

 ズィーガーがやってきました。他のザコ魔物たちはすべて倒したようです。ルーもやってきて、覇王丸たちがサンゼルマンを倒したことを喜びます。そして鈴音が使った邪銅鐸を破壊する技…法鈴に興味を持ったようです。ルーは伝説の「ホーリーブレイク」ではないかと言いますが…。鈴音の使う法鈴は先祖伝来の祭礼具であり、練り上げた念を増幅するものであり、「ホーリーブレイク」ではないと言います。鈴音はあまり法鈴や自分について語りたくないみたいですね。

 

 

 さて、サンゼルマンや魔物は倒したので街の復興をズィーガーたちに任せることに。しかしズィーガーは元凶であるミヅキがまだ倒せていないことを気にしている様子です。今すぐにでもミヅキを倒す旅に出そうな雰囲気を醸すズィーガーを、覇王丸は止めます。自分達がなんとかするからと…。納得いかない様子のズィーガーを宥めるルーは、今はサンゼルマンを倒した祝賀会を開こうと言い、宿舎へ戻ることになりました。

 

 祝賀会で満足いくまで飲み食いして大満足の覇王丸たちは、次なる邪銅鐸のある場所へ向かうことにします。…とはいえ、パリに来るときに通った冥界門は教会にあったわけで、その教会は今、魔の凱旋門になってしまっています。とりあえず、魔の凱旋門の所に行ってみると…。

 

 なんと凱旋門の所に見覚えがあるものが出現しているじゃないですか! 冥界門です。これで次の邪銅鐸のある場所へ行けますね。冥界門に入ろうとすると、ルーが出てきます。見送りに来てくれたようです。それとステアも…。ステアは改めてお礼を言いに来てくれたんですね。

 

 

 覇王丸はズィーガーは放っておくとミヅキを追いかけて行きかねないと注意しますが、ステアはああ見えて恐妻家だから、妻を置いては行かないだろうとこっそり覇王丸たちに言います。

 

 静かに見送ってもらい、再び魔街道へと入ります。ここの魔街道は広くはないんですが、隠し通路?のような感じで見えない所に入り口があるので、よく調べて歩いた方が良いです。

 

 魔街道を抜けると水が流れている音が聞こえてきます。アトラス迷宮に入ったようです。ここも複雑ではないんですが、何故かあのアースクェイクの子分たちが道に迷ってウロウロしているのです。親分を探しているようです。戦うかどうかの選択肢が出ますが、ここでのエンカウントに備えて余計な戦いは避けておくことにしました。見逃すと伝説の王国の秘宝の話をしてくれます。

 

 

 暫く進むと…アトランティスの民と名乗る者の声が聞こえてきました。科学力が進んだアトランティスという国もまた、魔界からの侵略によって滅んでしまったようです。魔を打倒すためには力が必要…自らの力を示せとの声とともにポセイドン(+ネストール2体)が現れました。

 

 

 状態異常(呪い)などが付着する技を持っていたりしますが、攻撃力自体は高くない感じです。ここまで来るとこちらも強力な全体攻撃が使えるようになっていますし、脇のネストール2体はあっという間に倒せるのではないでしょうか。

 

 ポセイドンを倒すと、「アトラスの涙」を手に入れました。シャンバラの盾と違って用途が分かりにくいですね。何に使うものなんだろう…?

 

 アトラス迷宮を出たら魔街道です。さっきのポセイドンとの戦いで結構気力使ってしまったので、へとへとです。宝箱が結構あるので頑張って回収しつつ魔街道を抜けるとそこは「南米門」です。大分グローバルな旅になってますね。

 

 

 一見普通の村に見えますが、村の人達は咳をしています。そして村人たちは覇王丸たちを見て「聖なる戦士」が現れたと言うのです。ハレハレ山という所にある悪魔の邪器を壊してくれと…。え?どういうこと? 

 

 この村の人達は「聖なる戦士」が現れるのを待っていたということで、覇王丸たちがその聖なる戦士だと思っているらしいです。村長の元へ行き話しを聞く事になります。

 

 

 村長も弱っているのかしきりに咳をしています。程度の差はあるけれど、この村の人達はこのように身体が弱ってしまっているみたいです。話を聞いている間には地震のような揺れがあるし、何やら異変が起こっているのは雰囲気で分かりました。

 

 この村は「グリーンヘル」。ハレハレ山にある2つの宝珠が狙われており、暗黒神復活の前兆が表れているようです。※因みにこの村の村長の家で体を休めることが出来ます。

 

 薬屋さんはあるけど、鍛冶屋とかはないみたいですね。当たり前か。あとはここでも修行が出来ます(グリズリー2体戦で、パラメーター上昇)。それと、ちょっと不思議な現象が起きる場所です。誰もいないのに、何者かの声が聞こえてくるのです。その声はしきりに「バナナン」の話をしているんですよ。バナナンってナンナン…(滑)。

 

 

 なんと今回はワールドマップに出ることが出来ます。ハレハレ山というのは思ったより遠いんですね。と、言ってもそこまで広いマップをウロウロすることはないんですが。

 

 ハレハレ山に入ると、謎の声が聞こえてきます。太陽神殿の扉を開くためには「バナナン」が必要とのこと…。やっぱバナナンかよ…というか、バナナンについて誰も教えてくれないんだが…。どこで手に入るんじゃ…。

 

 謎の声がハレハレ山が今魔物の魔具(邪銅鐸)によって狂ってしまったから、入る時は気を付けるようにと忠告してきた途端に…森の奥にミヅキの手下らしき者の姿が現れました。手下としては覇王丸たちには太陽神殿に辿り着いて欲しいようです。邪銅鐸に恐怖や絶望注入しなければならないですからね。この手下はすぐどこかに行ってしまいました。

 

 

 という訳で、ハレハレ山を進みます。ここの敵は他の所でエンカウントする敵とは趣が異なります。これが山が狂ってしまったということなのでしょうか…。途中池のような場所に辿り着くと、リムルルが暑さにすっかりバテたのか、休みたいと言い出します。北海道民じゃからな…。ここでは暑さに弱いリムルルの涼し気なショットが見られます。

 

 

 心の休憩をした所で、先へ進みます。階段状の所に来ると、また姿が見えない者の声が聞こえてきました。この声はハレハレ山の精霊の声です。山頂にいる魔物のせいでこの精霊たちは狂ってしまったと…つまりここでエンカウントしている敵は、魔の力で悪霊にされた、狂ってしまった精霊たちだったのです。声はあちこちで聞くことが出来て、バナナンというものは魔物たちに食い荒らされてしまったが、唯一残っているものがあるとか、色々と精霊の話が聞こえてきます。

 

 

 山の上の方に向かうと、なんか不思議な…浮島みたいなのがあります。そこには一本の木が生えています。あれがもしかしてバナナンの木…?となっていたら、側に事情を知っているっぽい人がいて、話が聞けます。

 

 浮いている木になっているのは黄金のバナナンです。これを取るためにはちょっとした仕掛けがありました。見えない道を見つけるために崖から飛び降りることになります。飛び降りポイントは3つで、どれかが正解です。まぁ、アレだ。落ちちゃっても体力には影響ない…はず。

 

 当たりの所から飛び降りるとあら不思議、なんと空中を歩けるのです。見えない道があるみたいで、その道が黄金のバナナンへ繋がっています。木の下には大きなバナナが落ちていました。「黄金のバナナン」入手です。

 

 

 ハレハレ山の頂上にはケツアルクアトル神の聖なる領地があり、そこは邪悪な者は入れないようになっています。ここが太陽神の神殿…なのでしょう。覇王丸たちは手に入れた黄金のバナナンを捧げます。黄金のバナナンは神殿に入るための聖なる鍵だったのですね。

 

 

 神殿へ入れるようになった途端に、ミヅキの手下が立ちはだかります。こやつはハレハレ山を魔の山に変えた張本人、シバルバです。どうしても神殿内に入ることが出来なかったため、覇王丸たちが入れるようになるのを待っていたわけですね。うーん…、そういうことだったのかよ。しかも覇王丸たちが神殿の鍵を開けたことで邪銅鐸も神殿内に侵入してしまったみたいです。なんか色々とヤられてしまいました…。

 

 神殿の奥へと入って行くシバルバを追いかけ、覇王丸たちも神殿に入ります。ここでもエンカウントします。邪銅鐸がある所に辿り着くと、ミヅキの声が聞こえてきました。シバルバとミヅキが会話している所に割り込みます。シバルバとの戦いに突入です。

 

 

 なんとこの戦い、ズィーガーがゲストキャラで参戦します。ミヅキをどうしても追いかけたかったみたいです。

 

 シバルバは呪いの状態異常にする技があります。ボス戦は技メインで戦っているので私的にはこの攻撃はめんどいですね(アイテムで治せるけども)。あとはシバルバの攻撃は命中率があんまり高くないからか、ダメージを受けることは少ないです。こっちは4人で攻撃ですから当たり前というか(笑)。

 

 

 シバルバを倒すと、シバルバの魂(?)は邪銅鐸へと吸い込まれていきます。いつも通りに鈴音が邪銅鐸を破壊しようとすると、異変が起こります。巫女の姿をした女性が出現したのです。この人物がかの…羅将神ミヅキです。ミヅキは覇王丸たちのおかげて二つの宝珠を手に入れたと言います。は…?どういうこと?

 

 

 まず一つは宝珠パレンケストーン。もう一つは大自然と純真無垢な祈りによって聖なる力をみなぎらせた宝珠タンジルストーン。この二つの宝珠のエネルギーをミヅキは手に入れてしまったのです。

 

 ミヅキを前にしてズィーガーと鈴音が勇んで前へ出ます。その様子を見てミヅキは喜びます。ミヅキは術でズィーガーを攻撃し、ズィーガーは動けなくなってしまいました。ミヅキにとってはたくましい魂は糧でしかないようです。邪銅鐸に吸い込まれていくズィーガーは、邪銅鐸を破壊することを躊躇する鈴音に、自分に構わずに邪銅鐸を破壊するよう言います。 

 

 鈴音は迷いながらも破壊することを決意し、法鈴を使います。ミヅキは法鈴に反応します。法鈴を知っているようで、少しだけ動揺が感じられます。

 

 

 邪銅鐸が砕ける前、ズィーガーは自分の意志を受け継ぐ仲間がいることが希望で、異国の地で散ることは本望だと言うと…消えてしまいました。

 

 

 しかも法鈴はミヅキの力で砕けてなくなりました。鈴音はミヅキを目の前にしたのに一太刀も浴びせることが出来なかった、身動きが取れなかったと自嘲します。それは覇王丸も同じ気持ちだったとは思いますが…。しかもズィーガーが犠牲になってしまいました。ビクトリアになんと言えばいいのか…。 

 

 しかしハレハレ山の魔物を倒し、邪銅鐸を破壊したことで狂ってしまっていた精霊たちは正気を取り戻しました。それだけは本当に良かった…。これで森の中ではエンカウントすることはなくなりましたね。※ワールドマップの敵は別ですが。

 

 

 グリーンヘルへ戻るとハレハレ山が元に戻ったと住人は喜んでいました。しかし、二つの宝珠のエネルギーはミヅキに奪われてしまい、守り切ることは出来ませんでした。住人たちは宝珠そのものは残っているのだから、また祈りを捧げれば良いと言ってくれました。

 

 それと住人はズィーガーがいないことを不思議に思ったようですが、覇王丸の態度で魔物に倒されてしまったことを悟ったようで、戦士の魂は死なないと励ましてくれます。


 

 村で休んだので次の邪銅鐸のある場所へ向かわないとなりません。冥界門に向かう一行ですが…途中鈴音は法鈴が壊れてしまったのにと、何も気にしていない様子の覇王丸に不安をぶつけます。覇王丸は技を鍛えてなんとかすると言い張ります。

 

 グリーンヘルの住人(シャーマン)が覇王丸たちの話を聞いていたようで、悪魔の作った器を壊すには戦士たちの魂を一つにしなければならないと言います。それからケツアルコアトルの言葉として、自ら求める者に道が開けると…魔界の洞窟の中に道標があるという予言を伝えられます。つまり魔街道に入れば良いと(笑)。

 

 

 冥界門から魔街道へ入ります。この辺も隠れた道があったりするので見逃さないように進めます。そしてムー迷宮には謎の石碑がありました。そこに刻まれていたのは魔の侵略軍がムーへ侵攻したという内容です。熾烈を極めた戦いによって魔の侵略軍は去って行きますが、魔物の一部はこちらの世界に残留し、隠れ生き延びたようです。

 

 その生き延びた魔物は人と交わり、代を重ね…異形の一族となった…。その一族には伝承があり、その民の中から魔界の王が生まれて一族に繁栄をもたらすとあります。

 

 

 書いてある内容は誰のことを言っているのかよく分かりません。ミヅキのことではなさそうですが…。そこにいきなり通りかかったのは正にそこに書かれていたような…異形の者です。そいつは突然冥土の土産にとか言い出して襲い掛かってきます。

 

 

 自称魔界の王、不知火幻庵(しらぬい げんあん)との戦いです。ここではミヅキの情報を得ようとしている服部半蔵がゲストキャラとして参戦しました。幻庵は体力が結構高いですが、単体攻撃しかしてこないので…4人でボコにするので割とあっさり勝てます(非道)。倒したけど、一応元気らしく、チョロチョロと逃げ回ってどこかに行ってしまいました。結局あの人なんだったんだろう…。

 服部半蔵は、今日本も大変なことになっていると言います。このムー迷宮は京にも繋がっているようです。※しかし今の段階では鍵がかかっていて行けない。

 

 ムー迷宮から魔街道に入り、冥界門(桑港門)に出たので、一回パリへ行ってみます。ズィーガーがあんなことになったので何かイベントがあるかもと…。

 

 

 凱旋門の所にビクトリアが立っています。話しかけると、ズィーガーが覇王丸たちの後を追っていったことはビクトリアも知っていたことが分かりました。黙って出てきたわけではなかったんですね。ズィーガーのことを気にかけているビクトリアに、鈴音は今もズィーガーは戦っているという…嘘をつきます。ミヅキを倒すまでは帰ってこないだろうと…。

 

 その鈴音の説明に、ビクトリアは納得したように見えました。しかし…本当は気が付いているのかもしれません…。

 

 

 

 法鈴が壊れてしまってどうしようとなったわけですが、そんなことで邪銅鐸探しをやめるわけにはいきません。…とはいえ、どうやって邪銅鐸を破壊したら良いものか。次の場所で何か良い手が見つかるといいんですけどね…。冥界門を使って、今度はサンフランシスコへやってきました。桑港と書いてサンフランシスコと読みます。

 

 町に出た途端に鈴音は邪銅鐸の気配を感じ取ります。しかし、壊れてしまった法鈴に変わるものがあるのかどうか分からず、鈴音はすっかり落ち込んでいます。そう言えばグリーンヘルのシャーマンが、自分から求めれば道は見つかるということを言っていました。待っていないで自分で探せということでしょう。自分の足でフラグ立てするのはRPGの基本ですからね。探しましょう、フラグを・・・!

 

 

 

 …というわけで、今回はパリとグリーンヘルのイベントを攻略しました。結構パリは色んなことが起こったので忙しい感じです。パーティキャラによって挿入されるイベントが違い、グリーンヘルであればチャムチャムの専用イベントが発生してボス戦も一つ多いというボリュームになっています。

 

 戦闘は今リムルルが鬼のように強いため、ダンジョン攻略がかなり楽になって参りました。勿論属性相性によってはリムルルの技が効かないという敵もいることはいますが、それでも鬼神のごとき強さでガンガンレベルが上がっています。多分倒した敵に応じて経験値が割り振られるんでしょうね。あっという間にリムルルが一番強くなってしまってこれ以上ガチムチになったら覇王丸(主人公)の影が霞む~(汗)となっています。

 

 ストーリーが佳境に入ってきましたね、今回は犠牲者も出てしまって後味があんまり…になってしまいました。これ以上何かなければ良いんですけどねぇ…。それでは次回後半戦、頑張りましょう!

 

 

 

→ PS版「真説侍魂 武士道列伝」プレイ日記3 覇王丸で妖花慟哭之章(サンフランシスコ~恐山(終))