→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記1 最初からムラダーラ急襲まで

→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記2 ポイント136~地下水道

→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記3 アジュニャー~エンディング+α

 

※2020年加筆修正・画像追加

 

 前回はリーダー不在のアジト(ムラダーラ)をソリッドに急襲され、不思議な力を持つ黒髪の少女セラを攫われたところまでプレイしました。エンブリオンメンバーのシエロの感情が発現しましたが、今回はシエロはお留守番です。

 

 

 ポイント136という場所に呼びだされたので、罠だとはわかっていますが行く事になります。ポイント136とはどんな場所なのか、そしてソリッドのリーダー、ミックとメリーベルの裏切り者バットは何を企んでいるのか…。

 

 

 ポイント136はお城のような外観の用途不明の建物です。 

 

 中に入るとノイズを含んだ館内放送が流れてきます。「ディスティニーキャッスル」という、設定されたストーリーになぞらえたアトラクションを楽しむ遊園地のようです。

 

 アトラクションに使われている物語はある国を治める姫と、二人の王子の話です。二人の王子は良い王子と荒事を好む悪い王子です。どこかセラに似た姫の肖像画に話しかけると、良い王子へ想いを伝えてくれないかと頼まれます。

 

 更にティンクルベルの像から話をきくと、最初のアトラクションは「姫の想いを王子様へ伝えちゃおう」だというので、左右の部屋に飾られている王子の肖像画の中から、良い王子の肖像画を探しだして姫の言葉を伝えます。王子の肖像画は赤か青(正解)で判別するんですけど、近付かなければわかりません。悪い王子の肖像画の前は落とし穴になっています。

 

 民草の絵からヒントを得つつ探しますが、個人的には後し穴に落ちた先にいる骨の囁く「骨ギャグ」が聞きたくて積極的にマップを埋めて歩いてしまいました…。このダンジョンは一通のドアが多いから(反対側からは入れない)時短を目指すなら慎重に…。

 

 この辺りに出る敵は天使系などが多めです。ギガバイオレンスやメギドを使うやつもいるので、なるべく先制攻撃出来るといいなというところです。

 

 マップを散々埋めて歩いたあと、姫の肖像画があるところから西のフロアに良い王子の肖像画を発見。姫の想いを伝えます。王子からも伝言を預かったのでそれを姫の肖像画に伝えると次の階へ通れるようになります。

 

 

 2階へ上がるとヒーホーブラザーズが現れます。暫し歌を聴いていると、いつまでタダで聴いてんだと怒。そろそろいいかと戦闘開始です。お馴染のジャックフロストとジャックランタンですから、言わずと知れた弱点を持っています。難なく勝利すると「バーカバーカ」と捨て台詞を吐いて去っていきました。チッ。

 

 3階に上がると館内放送が聞こえてきます。ティンクルベルに話しを聞くと「邪魔者をかわしてお姫様の想いを良い王子様に届けよう」ということで、お姫様から出る光りを良い王子に届くように鏡を動かすアトラクションです。

 

 フロアは3つで、一つのフロアをクリアすると宝箱のアイテムがとれるようになって、次のフロアへ行けるようになります。像のある部屋は敵にあたらないのでじっくり取り掛かれます。

 

 次の階に行くと館内放送は良い王子と悪い王子の決闘の話です。アトラクションは「2人の王子様を向かい合わせて決闘を再現しよう」です。悪い王子の位置までレールを調整して良い王子を移動させます。繋がって無いレールをスイッチで繋げてから王子を移動させるのでそんなに難しいことはないです。決闘を再現したら通路が出来るので、上の階へ。

 

 6階に行くと館内放送が殆ど聞こえなくなっています。所々聞き取れる部分だけでもかなり不穏な内容で、お話がクライマックスに突入したようです…。ここにはアトラクションはありません。

 

 

 7階に上がると館内放送が復活しており、「善なる王子」と「悪しき王子」の話しとなっています。目の前にある暗いステンドグラスには、凶弾に倒れた善なる王子を抱き締める姫の姿が…。なんか話が暗すぎます。オチが暗いけど、これでお客様満足度があげられると思っているのか…!?

 

 部屋が暗すぎるしアトラクションの内容もよく分からない状態でうろついていると、壁のひび割れから光りが漏れているところでヒートがいらついて壁を叩きます。壁が崩れ光の筋が現れます。部屋が少し明るくなるとティンクルベルを発見します。

 

 ティンクルベルはあまりにも長い間喋ってなかったから内容は忘れたけど(オイ)、光の筋を鏡で反射して姫と善なる王子のステンドグラスに光りを当てればいいと言われるので、また前のアトラクションと同じようにレールの開閉をしつつ、鏡の乗ったトロッコ?みたいなのを移動させます。ここで「イエローアイスキー」を入手します。

 

 鏡を上へ下へと移動させているうちに光りの道が出来て、ステンドグラスに当たると、ガラスは割れて道が出現しました。

 折角イエローアイスキーを入手したし、このダンジョンで見つけた黄色い壁を開けて探索します。壁の向こうにあるのはフィールドハントエリアやノイズ系アイテムです。

 

 長い階段を上がって行き、12階の姫の寝室に出ます。寝室からバルコニーへ出るとミックとバット、セラがいました。セラの頬には叩かれたらしいあとが…。

 

 セラに歌を歌わせようとするミックですがセラは拒否します。ミックの言動にヒートが怒りを露わにすると、ミックはヒートにこっちへ来いと命令します。セラがとらえられているので、無抵抗のまま言うことをきくヒート。バットにナイフで刺されてしまいます。

 

 その上仲間同士で戦うよう言われ、ヒートは大人しく従います。ここの選択肢で、ヒートと戦わないと選択しました。この選択だと、一騎打ちの様相になりますが、サーフからは一切攻撃出来ず一方的にヒートに殴られます。

 

 

 一定数サーフのHPが減ると、ヒートから作戦を耳打ちされます。サーフがやられているふりをしている間、隙があればセラを取り戻すと。しかし当然セラはそれを知らず、一人でミックから逃れて建物から飛び降りようとします。なんてことを…!

 

 あわや落下するかという所、セラの腕をミックが掴んで阻止します。その時、セラが今までの様子と違い「離しなさい」とミックに向かって命令し、強い光を発します。それと同時にそこにいた敵味方関係なく、全員が苦しみ出します。

 

 ミックがセラに言われた通りに手を離すとセラが落ちていきます。変身したバットがセラを捕まえ、ミックに向かって「あんたは使えない」と言い放ち、もう話しをつけてあるからブルーティッシュへ行くと言い出します。バットだけにコウモリ野郎というかなんというか。

 

 そのまま逃げようとするバットにどこからか飛んできた電撃のような攻撃があたり、空を飛ぶ悪魔がセラを回収します。それは変身したシエロでした。

 

 

 こっそり逃げようとするミックを寝室で追い詰め、ヒートがなんて言っていたかという選択肢が出るので、「確かこうだ」を選択すると、サーフとヒートは二人でミックを「ミートボールだ」と指差し、戦闘開始です。

 

 

 ミックはラーフという悪魔に変身します。これが不思議な形態で、体と頭に分かれています。普段は一体となっていますが、たまに頭の方に仲間が一人捕われて動けなくされることがあります。しかもその間HPを少しずつ搾りとられるという面倒なタイプの能力です…。

 

 体と頭では弱点が違うので、それぞれ持っている魔法か、狩るで攻撃を。HPもそれぞれなので…。頭に味方が捕われたときは頭を中心に攻撃します。体の方はドラゴンクエイクなどの全体攻撃を仕掛けてくるので地変対策をします。火炎か衝撃の魔法で攻撃をし、勝利しました。

 

 ミックを倒すと、ポイント136の前でシエロがサーフに気絶しているセラを渡します。セラが目覚めると、サーフの顔の痣を見てショックを受けます。自分がいることで皆を危険にさらしている、何処にも居場所がないとセラが言うと、ヒートは居場所ならあるだろとセラを慰めます。アルジラも自分達は仲間だと言い、サーフも選択肢が出るので「仲間だ」と答えます(マイナスの選択する必要ないよね、多分…)。

 

 サーフに抱きつくセラを複雑な表情で見るヒート…。このポイント136のアトラクションで語られた物語はただのお話だったのでしょうか、それとも…。

 

 この後どうするか相談していると、罠にはめられっぱなしなので逆に敵を罠にはめることにしようとなります。ここで「巨船の残骸」の情報を得ます。そしてもうエンブリオンが黒髪の娘をかくまっているという情報はジャンクヤード中に知れ渡っていると考えられます。

 

 ニルヴァーナへ行く条件でもあるので狙われる確立はぐんと高くなっている筈ですから、新たにセラを隠す場所が必要になります。アジト引っ越しの準備も進めていきます。

 

 

 準備を整え巨船の残骸へと向かいます。戦闘の知識しかなかったはずの仲間たちはこの船に何故か心当たりがあることに戸惑います。ヒートはこの船に皆で乗ったことがあるとまで言い出します。

 

 中に入るともう外には出られません。作戦について打ち合わせします。サーフがここを拠点にしているという情報を流していますから、その情報につられて集まったブルーティッシュの構成員などを、船に仕掛けた爆薬でいっきにドカンとやるというものです。セラは記憶はなくてもこの船に思い入れがあるようで、爆破されると聞いて悲しみますが…。もう止めることは出来ません。

 

 それとセラを囮にしたいので、アルジラがセラの服を着て変装することに。その間本物のセラはヒートに護衛させて新しいアジトへと向かわせます。ここではアルジラとヒートが抜けるので、パーティはサーフ・ゲイル・シエロだけになります。

 

 

 我々エンブリオンが色々準備している一方、バットはセラとアルジラが巨船にいることを匂いで確認していました。バロン率いるブルーティッシュについたバットはそのことをバロンに報告すると、バロンは怒りを露わにしてバットの胸倉を掴みます。

 

 自分はバロンなどという名前ではなく「ベック大佐」だと名乗ります。ベック大佐…バロンはあの最初に聴聞機から聴こえた声の主、エンジェルをよく知っているようで、エンジェルもまたベック大佐を知っている様子です。エンジェルはベック大佐に力を貸すと言っていますが…

 

 

 話はエンブリオンに戻って、こちらは作戦を成功させるため巨船の中を爆薬セットの為に走り回ります。3階の機関室から入って1階に爆薬を仕掛けるまではエンカウントしませんが、その後に入り込んだブルーティッシュ構成員と戦闘になってからはエンカウントするようになります。

 

 こちらが爆薬セットと囮になって敵を集めている間、バットはセラの格好をしたアルジラの元に現れます。一触即発の二人です。バットはジナーナを喰ったのは自分だと言うと、アルジラは怒りのあまり飛びかかります。

 

 一方サーフたちの方は全部で8ヶ所爆薬を仕掛け、アルジラがいたホールへ向かいます。扉を開けるとバットに襲われるアルジラがいて、サーフはバットに向かって人間の姿のまま殴りかかります。

 

 3回目のカマソッソ戦です。ギガバイオレンスやスパイラルエッジ、防御は変わらないんですが、「ゾチラハの呪い」というスキルを使ってくるようになります。これはコウモリの姿に変わってしまうもので、攻撃力等が著しく低下します。それ以外は特に変わらないので、構わず攻撃等を繰り返します。防御したら前とかわらず地変系で攻撃です。

 

 バット(カマソッソ)に勝利すると、爆薬の起動スイッチが入り、船は炎に包まれました。バットも炎の中へ…。

 

 

 シエロ(ディアウス)の背に3人(サーフ・ゲイル・アルジラ)乗って辛くも船から脱出し、皆で遠くで燃える巨船の残骸を見つめます。アルジラはバットと自分達は同じだと…殺し合い憎み合ってまで生き延びることになんの意味があるのか、サーフに尋ねます。

 

 

 この選択肢が今後のストーリーの進行にどう関係するかはわかりませんが…印象が悪くなさそうな選択を選びました(あくまで自分の基準で…)。

 

 

 新しいアジトが見つかったようなので、一仕事終え疲れた体を引き摺りながら戻ります。新しいアジトはシンプルにビルのようなところです。アジトにはセラの歌声が響いています。

 

 セラが物憂げに窓辺に座って歌っていると、「そんなにサーフが心配か」とヒートがセラに訊きます。仲間なのだから当然だと答えるセラに苛立ちを隠せないヒートは、サーフではセラを守れないと言い、無理矢理セラの唇を奪います。セラは泣きながら逃げ出してしまいます。

 

 そこへ丁度巨船の残骸から戻ってくるメンバーたちが現れました。シエロはすぐにヒートの様子がオカシイことに気がつきますが…。なんでもないというヒートでした。

 

 

 ゲイルがハウンズの縄張りヴィシュダエリアが陥落したと報告します。予想よりもかなり早く、ブルーティッシュが何か特殊な作戦を用いた可能性があります。ハウンズが持ちこたえていれば挟み撃ちのように攻撃出来たのですが、これでそれは出来なくなりました。

 

 そしてジャンクヤードに起きている変化。今までは掟として敗れたトライブの構成員は勝った方のトライブに従うものでしたが、サーフたちのように皆変化しつつあり、掟の通りではなく自分の意思でどうするか選択するようになっています。

 

 そこへ構成員から連絡が入ります。ルーパが現れ、エンブリオンのリーダーと話したいと言っているというのです。一体ルーパはどこから来たのかとゲイルが訊くと、スワディスターナからだと…。ルーパに会うためスワディスターナへ向かうことになりました。

 

 ルーパとの交渉に関してはバロンの罠の可能性もあるということで、リーダーであるサーフが直接話すのではなくゲイルがやるとのことです。リーダーが死んだらそのトライブはおしまいというルールは変わりませんから…。

 

 スワディスターナのB1を抜けて、いつもの入り口とは反対側に抜けると、大きな穴があります。ルーパはその穴…地下水道から出てきたと言います。雨が降り続けても洪水にならない秘密はここにあったのです。

 

 ゲイルとルーパの交渉が始まりました。ルーパはバロンと自分自身の首と引き換えにバロン打倒に力を貸して欲しいと言います。そのかわり、部下には寛大な処置を頼むと…。

 

 ゲイルはルーパがバロンと手を組んでいる可能性を捨てきれないことを伝えますが、ルーパは自分の誇りにかけて誓うと真っ直ぐな瞳で言いました。

 

 

 地下水道を歩きながらルーパは語ります。最近よく自分を父と呼ぶ子供の夢を見ること、ジャンクヤードには子供がいないのに、自分達は子供という存在を確かに知っているのか…。バロンを倒せば何故自分達は戦い続けなければならないのか、…この世界の秘密が分かるはずだと言います。

 

 バロンはセラのことをテクノシャーマンと呼び、世界を滅ぼすことの出来る力を持った魔性の娘だと言っていたといいます。バロンは全てを知っているのでしょうか…。

 

 地下水道にもブルーティッシュの構成員が侵入してきて、ルーパを探しています。その隙にエンブリオンは地下水道を通り、ブルーティッシュの縄張りアジュニャーでバロンをしとめる作戦です。ブルーティッシュの構成員をルーパは引きつけるというので任せることに。

 

 一人でいいのかと尋ねると、バロンさえいなければ問題ないと頼もしいことを言いますが、ハウンズはバロン一人にやられたのだからと絶望的なことも判明しました。ゲイルはルーパに自分も会いたい人間がいるから一緒にニルヴァーナへ行こうと言います。ゲイルも変わり始めています。

 

 ルーパは3つ首の大きな狼のような姿に変わり、地下水道の奥へ行きます。

 

 

 まずは南側水道のマップを埋めて歩きます。ここは巨船の残骸であたった敵やモスマン、ミズチなどが出てきます。変わった能力を使うのはデカラビアで、リターナーという強制的に人型に戻す技を使ってきます。

 

 通路に倒れているのは大体ブルーティッシュ構成員で、あっという間にルーパに仕留められている様子です。難しい仕掛けのあるダンジョンではありません。

 

 ハウンズの構成員がいる送水機に辿り着くと、小型ボンベを渡されます。ここは少し変わっていて、ソーラーノイズがMAXになる前に通らないと放水に流されて元の場所に戻されてしまいます。一回流されるごとに1つソーラーノイズを消費すると考えて、計算して抜けます。

 

 

 送水機から出て地下水道北側に抜けると、獣の遠吠えや人の声が聞こえてきます。北側に入ってからもブルーティッシュ構成員の死体があちこちにありますが、どれも無残に引き裂かれており、とてもひどい状況です…。

 

 ルーパ以外に何かいるのでは…?と言い出すシエロですがどうなのでしょうか。どんどん進むにつれ、ハウンズ構成員の死体も見かけるようになります。

 

 ここではイエローアイスキーやブルーアイスキーで行けるところがあるくらいで特に難しい仕掛けがあるダンジョンではありません。レッドアイスキーを入手するために入る送水機は少し厄介で、水流を変えながら進む事になります。

 

 色々と寄り道してしまいましたが、やっと出口らしき所に着きました。梯子を上ればアジュニャーに出る…となった時、背後から何かの気配が近付いてきます。真っ赤な筋が幾筋も走っている状態の、ケルベロス姿のルーパです。ルーパはもう既に自我がなくなっている状態…アルジラと同じように飢えで我を忘れてしまっていました。

 

 

 ケルベロスとの戦いになります。ケルベロスは三つの頭がそれぞれのスキルで攻撃してきます。自分は炎系の攻撃対策をしておいて、攻撃は炎以外の魔法でやります。マハ系でいっきに全部の頭を攻撃します(効きはそれぞれの頭で違う)。真ん中の頭は「冥界の門」等を使ってくるので厄介です。

 

 ルーパを倒すとゲイルは子には何を伝えればいいか訊きます。ルーパは誇り高い男になれと伝えて欲しいと、子どもはオリーブの葉を持っているから分かると答えました。ゲイルはルーパを楽にしてやると、エンジェルにこの力を授けたことを後悔させると怒りの感情が発現します。

 

 

 ここを抜けると、バロン率いるブルーティッシュの縄張り、アジュニャーに出ます。バロンが知っている真実とは一体なんだというのでしょうか…?

 

 

→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記3 へ続く