【タイトル】DIGITAL DEVIL SAGA アバタールチューナー

【ハード】PS2

【対象年齢】CERO: 15(15才以上対象)

【ジャンル】RPG

【プレイ人数】1人

【発売日】2004

【開発/発売】ATLUS

【収録内容】

【その他】

原案/五代ゆう

美術設定/草薙

 

【あらすじ・導入部】

 

 ジャンクヤードに住む者は各トライブに分かれ戦い続けていた。戦いに勝利したトライブはジャンクヤードの覇者となりニルヴァーナに行ける。それだけを目指しいつ終わるとも知れない戦いに身を投じる。ジャンクヤードの住人は戦いだけしか知らない。

 サーフ率いるエンブリオンとハーリー率いるアサインメンツが交戦中、戦場に置かれていた奇妙なツボミが突然破裂し、戦場とジャンクヤード中に光球を放った。光球に汚染された者は悪魔に変身する「アートマ」の力に目覚め、目の前の者を引き裂き喰らった。喰らわなければ生きていけない体を持つとともに、それまでなかった感情が芽吹いていく。

 

 

 ※2020年加筆修正・画像追加

 

 PS2で出たRPGです。2まで出ています。実は続き物ですから、なるべくなら2までプレイした方が良いゲームです。

 私はオタ友もゲー友もいないのでよくわからないんですが、発売の仕方やら内容については賛否両論?みたいなゲームだったということを薄ら聞きました。まぁ色々あったとは思いますが、個人的には好きなゲームです。画像も金子一馬氏の絵が動いてる~、みたいな感じで楽しかったんですよ。グラフィック好きです。

 

 真・女神転生Ⅲのプレスターンバトルが採用されていて、上手く利用すれば攻撃回数を増やせます。当然敵側の攻撃回数も増やされる可能性があるので、常に緊張感があるのもいいかなと。何度もプレイして、隠しボス(2周目以降出現)の人修羅倒しましたし、結構やり込んだんじゃないかなーって思ってるんですけど…(自分としては)。話も面白かったです。

 

 では、本題(プレイ日記)に入ります。ストーリーを追っていくだけですので詳しい攻略法などはありませんがネタバレは容赦なくあります。

 

 今回は周回プレイのニューゲームでやっていきます。一度ラストまでやって、新規開始用のデータを作ってそこからやるというやつです(キャラクターのレベルは1からだけど覚えたスキルはそのまま)。

 

 

 

 雨が降る戦場で、サーフ率いるエンブリオンというトライブと、ハーリー率いるアサインメンツというトライブか睨み合っています。戦場の真ん中には謎の卵型(というよりイカみたい…)物体。戦闘が開始され激しい銃撃戦の中エンブリオンのリーダー・サーフは鈴をつけた黒猫の姿を戦場で見つけます。そこで突如不明物体が破裂し、一条の光が降ってきます。破裂した物体からは幾筋もの光が飛び出し戦場にいた者の体を貫いていくと異変が。謎の言葉とともに体が異形の姿になります。そして主人公サーフの意識は消えていきます…

 

 青い空、波の音。さっきまでの戦場とは全く違う光景が見えて消えます。

 

 

 サーフが目を覚ました時、既にアサインメンツの姿はなく…。卵型の不明物体があった場所には大きな穴があいており、その中には黒髪の少女が眠っていました。エンブリオンの戦闘員であるヒートはこの女が気になると言います。彼女を連れ、縄張りに戻ることにしました。

 

 縄張りに戻っても少女は眠ったままです。タグリングという個人を識別するための指輪もつけていないのでサーフたちにとっては謎の存在です。タグリングはこの世界の住人だったら必ずつけているものです。

 

 戦場で何が起きたのか誰も覚えておらず、皆の身体には謎の痣のようなものが浮き出ています。ヒートはアサインメンツに行ってハーリーに話しを訊く事を提案します。そういうわけでサーフ、ヒート、アルジラでアサインメンツの縄張り、スワディスターナへ出掛けることになりました。

 

 オープニングはこのような感じです。世界観を簡単に説明すると、ジャンクヤードと呼ばれるずっと雨が降り続けている世界の話です。このジャンクヤードは7つのエリアに分かれています。一つはカルマ教会というこの世界を統治する施設のあるエリア、あとの6つは各トライブの所有する縄張りです。トライブ同士で殺し合い、縄張りを広げます。この世界で覇者となった者が「ニルヴァーナ」に行く権利を得ます。リーダーが死ねばそのトライブは負けたことになり、構成員は勝利したトライブへと取り込まれるという「掟」になっています。だからリーダーの代わりはいません。

 

 基本的には銃やナイフなどの武器を所有し戦います。トライブスーツには各トライブのトライブカラーが塗られているため、どこのトライブに所属しているか一目でわかります。

 

 主人公は銀髪のサーフで、サーフが率いるトライブはエンブリオン。そして基本的なアジト(縄張り)はムラダーラという場所で物語開始時点では一番小さな縄張りと組織です。

 

 まずは縄張り内をうろつくことに。各部屋のアイテムを回収し、あの黒髪の女の子のいる部屋をのぞき(眠ったまま)、ベンター(お店)とカルマ端末(セーブ等)の部屋をのぞきます。ベンターとカルマ端末に入った時の起動ムービーは初回のみです。あの卵型不明物体があった場所はグランド・ゼロという名称になっています。ここに寄るとアイテムがもらえます。

 

 

 

 予定通りスワディスターナ(アサインメンツのアジト)へと潜入しますが、見張りもいないようで静まりかえっています。アジトに入っても誰も出てきません。

 

 奥へと入るとバリケードがあって、そこにハーリーとトライブの構成員の姿があります。ガクガクと震えておびえている様子が尋常ではないです。しきりに喰わないでくれと言ってきます。ハーリーにあの時戦場で何を見たのかと問うと、突然ハーリーは「お前らが化け物のような姿になって仲間を喰ったんだ」と声を荒げます。

 

 

 この時ハーリーの灰色だった目に頭髪と同じ色(明るいオレンジ)が宿って、こちらへボウガンで攻撃してきます。アルジラはハーリーの言葉にショックを受け、「私は喰らっていない」とハーリーの言葉を強く否定すると、瞳の色が髪の色(ピンク)と同じ色になります。アルジラの銃撃を受けたアサインメンツの構成員の様子がおかしくなると、ハーリーは逃げ出して行きました。

 

 構成員たちの姿はグールに変わります。あの光がジャンクヤード中に散った時にあらわれた痣が光り出し、血管のような筋が走ると、サーフ、ヒート、アルジラの姿もそれぞれ異形の姿に変化しました。初戦闘になります。

 

 

 このゲームのバトルはプレスターンバトルと言って、敵の弱点をついたりクリティカルをとると上部にあるアイコンが光ります。これはもう1回攻撃チャンスがうまれたということになります。一つのアイコンで2回まで行動することが出来るので、積極的に敵の弱点属性を点いていきます。ただ、敵側も同じ条件になりますので自分の弱点をつかれないよう注意しなければなりません。逆に攻撃を避けられたり無効化されたりすると、こちらのアイコンが1つ減ってしまい、攻撃チャンスを失ってしまうことになります。

 

 グールは難なく倒し、サーフとヒートは本能のまま敵を喰らいます。これで戦闘後HPを少し回復することが出来ます。しかしアルジラは食べることを拒否するので、このダンジョンではアルジラはずっと戦闘後のHPの回復は出来ません。微々たるものであり、攻略の足を引っ張るほどではないですが…。

 

 サーフはヴァルナ、ヒートはアグニ、アルジラはプリティヴィーに姿が変わるようになりました。

 

 スワディスターナは壁の上げ下げをすることで道を塞いだり通れるようにするダンジョンなので、逃げ回るハーリーを追い詰めます。この時上手く退路を塞がないとヒートに怒られるらしい…。幸い上手くハーリーの逃げ道を塞げたワタクシめは、最後の部屋までハーリーを追いかけます。

 

 ヒートは執拗にあの黒髪の娘の正体をハーリーに訊きだそうとします。黒髪の少女に対する自分でもよく分からない感情に、怒りに近い感情を発現させるヒート。しかし当然というか、ハーリーは娘なんて知らないと言います。苛立つヒートにぶん投げられると、ハーリーの様子が変わります。「喰われる前に喰ってやる」と言い、ハーリーはハヤグリーヴァへと姿を変えて襲いかかってきました。

 

 このダンジョンのボス、ハヤグリーヴァは炎の攻撃を得意とし、氷(ブフ)が弱点です。ヒートに火炎ブレイクという火炎無効のシールドを使わせて、後はサーフとアルジラで攻撃です。たまにハヤグリーヴァは凍ってくれるのでその時は通常攻撃でクリティカルを狙えます。

 

 

 ハーリーを倒すと、アルジラが具合いを悪くしてしまいます。どうやら敵を食べていないことが影響しているようで、アジトへ戻ることになりました。アジトへ着くと、銃声が聞こえてきます。というか、アルジラを担いで歩くサーフ大変そう…(アルジラ大きいから…)。

 

 

 エンブリオンの構成員シエロが、一体の化け物と交戦しています。ヒートが化け物の前に出ると、シエロが抑揚のない声で「ゲイルが急に」と言います。シエロを襲った化け物は自我を失った(腹をすかせた)エンブリオンの構成員で参謀のゲイルだったようです。

 

 あわや仲間同士で戦うことになるのかと思ったところ、声が聞こえてきます。あの黒髪の少女が歌いながらゲイルに近付くと、ゲイルは元の姿に戻って落ち着きを取り戻します。サーフに担がれ辛そうにしていたアルジラもその歌を聴くと飢えが止まります。ゲイルが少女に名前を問うと、少女は「セラ」と答え、「皆を助けに来た」と言いました。雨の中佇む皆の後ろに、黒猫の姿が。この黒猫はあの戦場にいた黒猫です…。

 

 黒髪の少女セラは、自分の名前と「皆を助けたい」ということしか覚えておらず、それ以外は全く記憶がないと言います。アルジラは記憶がなかろうとも、彼女の歌があれば仲間同士で喰らい合わずにすむと考えていますが…。本当にそれで済むのでしょうか。この体質変化には謎が多すぎます。

 

 ゲイルがセラの身元をカルマ教会に照会すると言ったその時、丁度カルマ教会聴聞機のホログラムが現れ、示達が届きます。「各トライブの長は至急カルマ教会に参道せよ」というもので、召喚内容も教えてくれません。言われた通り、ジャンクヤードの中心サハスララへ行きます。この世界を管理するカルマ教会のあるエリアです。

 

 

 カルマ教会のあるサハスララでは、完全に交戦禁止区域となっているため交戦中でも各トライブの構成員と話しをすることが出来ます。カルマ教会内部へ入ると、既に各トライブの長が集まっていました。皆無表情で静かに待っています。その中で青い髪の男がサーフの姿に気が付くと、目の色が頭髪と同じ色に変わり、憎々しいような表情をします。

 

 言われた通りにリーダーが全員集まったというのに、聴聞機は「提示する案件はない」と言います。呼んだというのにどういうことかとなりますが、そこに目の形のホログラムが現れ「呼んだのは自分だ」という声が聞こえてきます。

 

 その声の主はエンジェルと名乗り、新しい掟を公布します。身体に現れた痣が悪魔の証であり、証がある者は喰らえば喰らう程強くなる。その痣・アートマという悪魔の力を使ってトライブの頂点に立てと…。全てを喰らい尽してニルヴァーナへ来いとエンジェルは言います。

 

 そしてもう一つの条件を提示しました。黒髪の少女「セラ」を連れてくること。サーフがその少女は何者かと問うと、エンジェルはサーフのことを知っているような事を言って消えてしまいます。

 

 ここでシステムが更新されます。セーブや回復のみだったカルマ端末で曼斗羅の提供が開始されます。曼斗羅はスキルを覚えるためにセットするものです。今何週かしてるデータ使ってるので曼斗羅はすべてマスターしている状態です。頑張ったんやで…。

 

 

 アジトに戻って作戦会議をします。アサインメンツは吸収しましたが、それでも他のトライブに比べればエンブリオンはまだ小規模のトライブです。今回の作戦はジナーナ率いるメリーベルと共闘すること。その交渉をするためにメリーベルの縄張りマニプラへ行く事になりました。今回もヒートとアルジラと行ってきます。

 

 

 

 メリーベルはトライブカラーが赤で派手な印象…構成員はなんかパンクな感じです(微妙にトライブごとに構成員の趣味の傾向?が違います)。ジナーナは悪魔の力で戦況が厳しくなることを嘆いている様子で、これを「神の呪い」と表しました。その言葉の意味はわからなくても、なんとなく頭に浮かんだと…。

 

 ここまでのストーリーを追って分かる事は、ジャンクヤードの人間は戦闘、戦争に関する知識しかもっておらず、感情が抑制されているという事です。これが何を意味するのかは後程判明します。

 

 ジナーナは共闘するにはアジトの奥にいる自分の所まで来ることで力を示せと言います。そういうわけでジナーナがいる所までダンジョン攻略していきます。ここでは前半スワディスターナに出て来る敵ばかりです。チュートリアルは敵の「おびえ」について。攻撃をブロックすると敵がおびえることがあるので、そんな時はハントスキルを使うと簡単に喰らうことが出来ます。しかーし、時々腹を壊すので注意です…。※後程対策出来るスキルを覚えることは出来る

 

 マニプラはそれぞれ番号のついたゲートがあって、それをスイッチを押してロック解除していくダンジョンです。人の気配を追いかけながら進めていきます。時々腹を減らしたメリーベル構成員に襲われながら。

 

 2番ゲートを越えるところではヤカーとガキが襲ってきます。3番ゲートの所を越えるときマッハに襲われ変身する間もなく戦闘になります。人間のままだと銃撃しか出来ないんですが、マッハ(鳥系)は銃撃弱点なので難なく突破。プレスターンが3つの状態の時は一斉射撃(HP消費技)が出来ます。

 

 

 このダンジョン攻略中、「フィールドハント」可能エリアを発見します。フィールドハントとは、特定のエリアのみに現れる弱い悪魔を狩ることが出来る場所です。悪魔は青い光のように可視化しているので、ヴァルナに変身して次々と狩って行きます。最後に現れるボス(3~4体の御霊)を倒せばハント成功です。AP稼ぎにかなり良いです。私はあんまり成功したことないけど…。

 

 アイテムの入っている異様な物体にたまに強い敵が潜んでいる時があります。ここではヨモツイクサの入ってるものがありました。5番ゲートの所でヤカーの集団+ギュウキが出てきます。ここを過ぎるとついにジナーナがいるという4番ゲートのところまできました。

 

 4番ゲートを通りジナーナの所に辿り着くことが出来ました。ジナーナを説得するアルジラ。アルジラは戦いにきたのではないということを訴えますが、ここではメリーベルの2番手バットを相手に戦うことになります。バットはナイフの使い手で、変身するとカマソッソになります。

 

 カマソッソはバイオレンスという行動回数を増やすスキルを使ってきます。混乱するスキルなども使ってくるので対策を。飛んでいる敵ですが、時々防御といって地面に伏せるので、その時はテラが弱点となります。

 

 バットを倒すとヒートが喰らおうとしますがサーフが止めます。ジナーナは勝った者が喰らってもいいというのが新しい掟なのだから、ヒートの主張が正しいと言います。

 

 アルジラが喰らいあうのが目的で来たんじゃないと言うと…、ジナーナは共闘することを認めてくれました。しかしバットはそれでは気が済まないようです。バットの感情がここで発現します。ジナーナがずっと側にいたバットではなく、今出会ったばかりのアルジラの言葉の方を信じたのが許し難いことだったのかもしれないですね…。

 

 

 メリーベルと共闘することになったので作戦を練ります。

 

 ソリッドの縄張りアナハタにはシタデル(城砦)があり、これがあることでブルーティッシュもソリッドには手が出せないため、ソリッドはメリーベルに集中することが出来ています。ソリッドのリーダーはミック・ザ・ニックで、用心深いため戦場には出てきません。

 

 シタデルに籠っているミックを叩くため、まずメリーベルが正面から陽動を仕掛けます。その間にサーフたちが裏から忍び込む作戦になりました。

 

 シタデルの裏側から入り込みます。シタデルの中に残っている戦闘員を倒しつつ進みます。このダンジョンは様々な仕掛けがあってちょっと面倒なことになっています。落とし穴があちこちにあります。落とし穴から落ちた先はガスの充満した地下室になっていて、ガスの影響で時々めまいを起こし、現在向いていた方と180度向きがかわってしまいます。

 

 そこに注意しつつ、部屋の中で暴れるギュウキを倒したりしてアイテムを入手しつつマップを埋めていきます。倒れているメリーベルの構成員の残したメッセージはしっかりチェックしておきます。攻略のヒントになっていますので…。

 

 

 因みに、ここの地下でオモイカネという特殊な敵と初エンカウントです。銃撃がよく効きますけど、変身を解きつつやるのがまた難しく…。倒すとかなりAPとかが手に入るんですけとねぇ…。すぐ逃げちゃうから。

 

 

  シタデル攻略続きです。ここでは赤・青・黄色の目をした銅像がポイントです。赤の目の銅像の前は必ず落とし穴があって、青の銅像は落とし穴なし、黄色は近付いてみないと何色かわからないというものです。ミックがいる部屋に向かう通路には2体の銅像が向かい合っていてどちらも赤い目をしているので、これの鍵を探すためうろつきます。

 

 ヴァルキリーを倒して左門像の鍵、タラスクを倒して右門像の鍵を入手、地下に倒れていたメリーベル構成員の残していたメッセージ「右は左・左は右」をヒントにして銅像の目の色を青にしたので先に進みます。

 

 昇降機で12階へ行きミックの部屋に入ると、ヨモツイクサ達が出てきます。どうやら罠にはめるつもりが罠にはまってしまったようです。しかもソリッドに計画をタレ込んだのはあのバットだというじゃないですか、あの野郎…。

 

 ここでヨモツイクサとトゥルダク戦になります。トゥルダク強そうですが炎が効かないというだけですから、他の魔法で対処します。

 

 

 正門方面にいるはずのジナーナの身が心配です。急いでシタデルの正門へ出ると、すでにジナーナはミックにボコボコにやられてしまっていました。

 

 ジナーナはミックと戦うまで誰も食べずに戦っていてかなり弱っていたようです。倒れるジナーナを心配して駆け寄るアルジラを、ジナーナは突き飛ばします。身体に血管のような筋が走り、苦しむジナーナは「遠くへ逃げろ」と言います。何か、様子がおかしいです。

 

 

 一方その頃ムラダーラではセラの歌が流れています。セラの歌がエンブリオンのメンバーの心と体を癒している間、ゲイルは誰かが涙する映像が頭をよぎることに戸惑っていました。歌を聴いたことがないと言っていたゲイルにも少しずつ変化が表れているようです。

 

 穏やかに歌っていたセラはサーフ・ヒート・アルジラに危険が迫っているのが見えます。セラは歌を止め「皆逃げて」と叫びますが…。何故かセラは暴走したジナーナの力を遠くにいても感じることが出来たのです。

 

 ジナーナはウシャスへと姿を変えました。もうアルジラの声も聞こえないようです。そこで今まで無表情だったミックの感情が発現し高笑いをします。皆遅かれ早かれジナーナのように自我をなくすんだと言い、ミックは去っていきます。仲間同士殺し合わせるつもりです。ウシャス戦となります。

 

 ウシャスは加勢といってユニコーンを呼びだします。そして合体技「セラフィックロア」を使います。ハマ系やマリンカリン対策をしておきます。ボスですから当然ですが、かなり強いです。しっかり準備しないと二周目でもヤバイ気がします。

 

 

 ウシャスを倒すと、ジナーナは元の姿に戻りました。この力を抑えられるセラの所へ一緒に行こうと云うアルジラですが、もう助からないと分かったのか目から涙が零れます。それを見て今まで色のなかったジナーナの瞳に静かに感情が発現します。最期に仲間を得たことで満足したようなそんな表情でした…。

 

 アルジラは改めて戦いを終わらせニルヴァーナを目指す決意をします。その様子をシタデルの正門の上部で見ている者がいます。あの裏切り者バットでした。 …また何かありそうな予感がします。

 

 

 

 マニプラに行く前にスワディスターナに寄ると、ニュービーが現れたとの情報とハーリーが残したものの情報を得ます。しかしここは話しを進めることに集中しましょう。

 

 マニプラはソリッドに大分荒されてしまっていました。セラの言葉が気になったと言ってゲイルが現れます。セラが遠くにいても皆の危機を知る事が出来たのは何故かということです。ここでゲイルがパーティに加わります。

 

 ミックがメリーベルの残党をたらふく喰うと言い残して去ったのでマニプラに来てみましたが、戦おうとせず逃げ回るソリッド構成員。敵の姿を追いながら4番ゲートの所に来ると再度バットと戦闘になります。

 

 バットはバフォメットを呼び、ギガバイオレンスを使って行動回数を増やす以外は防御に徹して特に何もしてきません。テラ系が弱点なので地面にヘタっているうちはそれでやりまくりましょう。

 

 

 先程のシタデルでの話しをバットはミックに伝えたようです。この茶番はこちらの戦力をマニプラに集中させてその隙にセラを攫う作戦だったのです。セラの力を使えば敵を無力化(変身しないようにする)出来ると考えてのことでしょう…。ゲイルは自分達もそれを計画の一つとして使うつもりだったといいます。それが「戦略」なのです…。

 

 ヒートはセラを心配してさっさと一人で行ってしまってパーティから離脱します。脱出させまいとしてソリッド構成員がゲートを閉じます。遠回りしつつ最後に入り口にいたアタバクを倒しアジトへ急ぎます。

 

 アジトへ戻ると皆やられてしまっていました。喰らう時間は惜しんだようですが…それでもかなりの痛手です。作戦室ではセラの護衛をしていたはずのシエロが倒れていました。

 

 「ポイント136で待つ」ということを伝えるためシエロは生かされていたようです。ここでシエロの感情が発現します。自分もセラを取り戻すために連れて行って欲しいと懇願しますが、ケガをしているシエロを連れていくわけにはいかないということで、4人で行くことにしました。

 

 ポイント136の情報はなにやら「いせき」があるらしいということですが、いせきとはなんでしょうか…?

 

 

 さっき後回しにした、スワディスターナのハーリーの大切な物とやらを取りに行きます。ハーリーと戦った部屋へ行くと、元アサインメンツの構成員から「ブルーアイスキー」を渡されます。ハーリーがこれで壁を開けていたというので、有難く使用させてもらうことにします。あざっす。青い壁・黄色い壁、赤い壁が各ダンジョンにあるので、これで青い壁を開けられるようになりました~。

 

 そうそう、スワディスターナに現れだしたニュービーとはこの世界の「新人」のことです。今トライブを作っている者達、サーフやヒート・アルジラも皆元々ニュービーだったわけですね。実はここには強ーい敵が出るようになるんですが、それはまた別のお話なのです…。

 

 

 ここまで読んでくださりありがとうござました! 

 

 

→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記1 最初からムラダーラ急襲まで

→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記2 ポイント136~地下水道

→ PS2「デジタルデビルサーガ アバタールチューナー」プレイ日記3 ブルーティッシュキャンプ~エンディング+α