同居生活と中国語 | 水餃子と焼餃子~日中国際結婚・子育てと、ソーイングの日々。

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年下の中国人旦那と結婚して8年目、2009年12月に元気な女の子のママになりました。今は育児と仕事の合間を縫ってソーイングを楽しんでいます。

私は、去年11月末から、4月上旬まで、大輝の両親との同居生活をしたのですが、

中国語の上達具合についてかいてみたいとおもいます。


同居開始時点では、ゆっくり話してもらいながらなんとかなっていた感じです。

まだ小輝も生まれておらず、一日がゆっくり流れていて、なんだか余裕があったからかもしれません。


出産を経て2週間くらいまでは・・・全く中国語がわからなくなりました。


これは、ホルモンバランスやマタニティブルーやなれない子育てのせいだったのだと思いますが

次々浴びせられる(ように感じた)中国語が分からず、イライラしていました。

大輝パパママは日本語が一切できないのだから仕方ないのですが・・・


そして、その時期を経て、小輝を育てながらの同居生活。


最初は、一緒に暮らしていても、中国語なんかうまくなんないじゃん!!と思いました。


逃げ道のない中国語生活、大輝は毎日帰宅が遅く、本当に、大輝パパママとだけだけど、中国語しか使えない日々なのにです。


やっぱり、これなんというのかな・・・?と思ったときに辞書で調べたり、テキストをチェックしたり

インプットや確認をする時間がまったくなかったからです(時間の余裕がないから)。

なんとなくその場で、大輝ママが「こういうことね?」と言い換えてくれて、「そうそう!!」で終わってしまう会話。この、言い換えてくれたことを、書き留めたり、調べたりすれば、相当力がついたと思います。

だけど、とてもじゃないけどそれはできませんでした。


これが、ちゃんとできていれば、かなり短期間で力がつけられたかもです。


ただ、2ヶ月をすぎたあたりから、もう、大輝パパやママがよく使っている言葉は、辞書でもひかず、漢字すら知らず、発音だけで意味がとれるようになってきました。

日本人の中国語学習の特徴は、まず漢字を思い浮かべて、次にそれを発音するという段階を経るのですが、漢字を思い浮かべなくなれば上達だとどこかできいたことがあります。

私の場合は、ある言葉については、漢字を思い浮かべずにしゃべれるようになり、ある言葉については、そもそも漢字を知らないが話せる、という状態になりました。


ここまでくるとちょっとラクになります。


それから、話すことへのストレス、抵抗がかなりなくなってきました。

これは大きな収穫だったと思います。


3ヶ月ごろには、日本語をしゃべるのと比べてもほとんど負担がなくなりました。


しかし・・・発音だけで覚えた言葉が、実は方言だったという落とし穴も(汗)


そして、4月11日から、渡航しました。

大輝パパママ以外の中国人たちとの会話になります。


大輝は仕事中心だったので、今回もほぼ一緒にいられず。

大輝ママとは一緒のことが多かったですが、連日それ以外の人たちとも多く接触しますが、


・ほとんどの人の言葉が聞き取れる。

・みんなで円卓でご飯食べていても、話しについていける。

・全くの他人(デパートの店員とか)とも話しができる。


という成果を感じることができました。


さすがに4ヶ月の中国語生活、プチ留学みたいなもんだったのかもしれません。

生まれて初めて、日本語以外の言語が負担なく話せたのですから。


しかしながら、帰国してから、また中国語を使わない生活です。

なるべく大輝ママとビデオチャットはしてるのですが・・・週2~3回、30分ずつ程度なので

これからまた会話力が落ちてきてしまうかもしれないな。


最近は、電子辞書を使って、同居生活中に、音声だけで覚えていた言葉をひきなおしています。

こういう文字だったんか~。と新たな発見です。


大輝パパ、ママとの同居生活前に勉強しておいて役立った教材や、

現在子育てしながら使っている教材などの具体的学習については、

追って書いていきたいと思います。