我が青春のSS9000について、前回、こんなことを書いた。
ツヅミ弾だし、ホップなんてないから、5m先のマッチ箱を狙撃するのが精一杯。それも、かなり上を狙っての山なり弾道だが……。一度、10mくらいの極大射程(笑)を成功させたことがあった。
……あれ、本当にそうだったかな!? なんせ、40年以上前のことだし……。
せっかく引っ張り出したので、実射してみることにした。
今日は雨なんで、お座敷10mレンジを使う。まあ、10mなんて飛ばないさ。
……と思って撃ったら、10m軽々飛んでいった! しかもかなりフラットな弾道で! ツヅミ弾って揚力が発生するのか!? ホップなしのBB弾より落下が少ないような!?
バシッ、と派手な音で着弾していたが、結構な衝撃。何か壊さなかっただろうな!? タマはどこへいった? 見つけられたらヤバいぜ悲。
スコープもサイトもない目測で撃ったのだが、文庫本サイズには十分当っている。……こ、これは……。おみそれしました!
記憶を整理しよう。……5m山なり弾道というのは、デタッチャブルじゃないのか!?
実際、デタッチャブルを引っ張り出して、撃ってみると、その通りだ。山なりで5m地点に落下した。
SS9000は、あの感じだと、10mくらいまでほぼ真っすぐで、そこらから顕著な落下が始まって、15mくらいに着弾、って感じかな。
だとすると、私の極大射程も15mくらいだったのかもしれない。ショボい4倍スコープ越しに、60〜70cm上を狙った記憶がある。的は食べたアイスのカップを置いたので、高さ7〜8cmくらいなのか。まぐれかもしれないが、なかなか優秀じゃないか、オレ。
今度、同じ条件で外で撃ってみたい気もするが、貴重なツヅミ弾がもったいないからやめておこう。それに、時々は過去の記憶を検証するのもいいが、やはり思い出は思い出としてとっておくのがいいのだろうな。