第161回 ガンダム マーク3 | イナギFIVE-0 エアガンライフ

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エアガンなどテッポウ遊びの雑感。サバゲ、時々行ってます。

「めぞん一刻のアニメ、楽しみだなぁ。響子さんはだれがやるんだろう?」

「島本須美じゃないのか」

「ええ、オレは土井美加さんがいいなぁ」


 もう30年以上も前の話、大学生の時、ちょっとオタクな友人と話していた時のことだ。


「そういえば、ガンダムの続編をやるらしいぞ」

「ええっ、続くのか?」

「どんな話かはわからないが、主役機はガンダム マーク2というらしい」

「エルガイム マーク2、のマーク2か?」

「ああ。それだけじゃない、ガンダム マーク3というのも出るらしい」

「マーク3……!」


 当時、ガンダムは今で言うところのファースト1作品しかなかったのだ。その頃は、サンライズのロボットアニメは単発で、シリーズが続くということはなかったし、我々も続編なんて頭はなかった。


 そこに、あのガンダムの続編が、約5年ぶりに作られるというのである。もう大興奮だ。


 実際、ガンダムの2作めは、機動戦士Zガンダムとして放送開始された。


 初回オープニング、ズッチャン、ズッチャン、ズッチャン、というあのテーマが始まった時は鳥肌モンだった。そして、ガンダムらしき謎のモビルスーツのシルエット。流れる光、扇形に展開していくモビルスーツ、等々。あの時の興奮、ワクワク、感動は今でも覚えている。


 今思えば、ゼータってあんまり面白い話ではないが、私にとってはあの最初に見たオープニングのインパクトが全てのような気がする。


 結局、Aくんの言ったマーク3は出てこなかったが、サイドストーリーなどではその設定があるようだ。


 私の「マーク○○」好きは、ここから始まっている。そして今回、初めて「マーク3」を使うことが出来てとても嬉しい(笑)。



 ハイキャパ マーク3《シルバーホーネット》には、そんな思いも込められている。