第160回 フレームシルバー | イナギFIVE-0 エアガンライフ

イナギFIVE-0 エアガンライフ

エアガンなどテッポウ遊びの雑感。サバゲ、時々行ってます。

 ハイキャパ マーク2《 ブラックベア》に続くマイカスタムが出来上がった。



 マルイベースで、今回も基本全バラにして、パーツはコレがいい、やっぱアレ、と何度か組み立てを繰り返した。おかげでハイキャパの分解組み立てもスムーズに出来るようになった。



 構造の中で特徴的なのが、ハンマーとトリガーをリレーするプレート、シアースプリング。3本の枝をそれぞれのところにセットしないと動かない。こんなヤワなパーツで動かしているのかと心配になったが、これ考えたマルイの設計者は天才だなと感心した(実銃のパクリ(再現!?)だと知ったのは随分後のことだった……)。



 さて、完成したマイカスタムは、サバゲで闘う銃でありながらフレームシルバーというオシャレさん。元ネタは、「太陽にほえろ」ドックのS&W M59フレームシルバー。ドラマではMGCのモデルガンを使っていた。MGCはGun誌レポーター、ターク・タカノ氏のM59をモデルにしてフレームシルバーを造ったと思われる。


 フレームシルバーはとにかくカッコ良かった! ただ、MGCのM59は高かった。1万8000円だ!



 でも、お年玉をはたいて買ったね。



 ただ、ほとんど同じものでシングルカラムが違うだけの同社M39が9000円なのは納得いかない。この差はなんなの?(M59はブラックモデルでも1万5000円だ)


 さらに、当時マルシンからもM39が出ていて、こちらは最新のプラグファイアーカートリッジ。MGCは旧式のデトネーター式だ。さらにマルシンはショートリコイル作動を再現していたが、MGCはストレートBLK。それでいてマルシンは9500円。またマルシンM39シルバーが美しかったんだ。子供心にうっとりしたね。

 まあ、MGCのM59はブローバックは快調で楽しませてもらったが、実際は安い造りで高価格のボッタクリ品だった。(※以上、ずいぶん昔のことなので違う点があったらご指摘下さい)


 話がそれたが、完成したフレームシルバーのハイキャパカスタム。チャラい外観に似合わず、握りやすいし、狙いやすい。ブラックベアよりも使いやすい銃となった。スライドの違いのせいか、ブラックベアよりもリコイルが鋭い気がする。金属製のリアサイトを外したのも影響するのだろうか!? 重厚で最凶のクマに対し、鋭く最恐のスズメバチのようだ。



 命名。こいつのオリジナルネームは、ハイキャパ マーク3《シルバーホーネット》。