① 原材料の受入の確認 |    飲食店HACCP

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         中山博之行政書士事務所

 

なぜ必要か?

・腐敗しているもの
・包装が破れているもの
・消費期限が過ぎているもの
・保存方法が守られていないもの
などには有害な微生物が増殖している可能性があります。
 

いつやるか?
 

原材料の納入時

 
 

どのようにやるか?


例)外観、におい、包装の状態、表示(期限、保存方法)、
  品温  などを確認する。
問題があったとき どうする?
 例)返品し、交換する。
について書いていきます。
原材料の受入の確認は食品安全上とても重要です。
原材料の仕入れ先は信頼できる業者に依頼しましょう。
食品衛生に対する意識が強く、質の良い食材を仕入れることができれば、
不良品の仕入れが無くなり、無駄な経費が減ります。
また、食材の質が上がれば、提供する料理の質も上がります。
食材の中には、傷がついて腐食しているものもあります。
仕入れ時には必ず検品しましょう。
段ボールなどの梱包材には雑菌などがついている可能性がありますので、
調理台の上で検品をすると調理台が汚れますので、
検品用の台などを用意していただき、
その上で検品を行ってください。
 

【 原材料の受入時の注意点】


・検品を行ったときは、その結果を記録します。
・注文したものと納品したものに相違がないか、確認します。
・食材の温度、鮮度、異物が入っていないか確認します。
・包装状態、賞味期限、原産地等の確認をします。
・食材に問題があったときは返品・交換します。
・他に問題があった場合は、経営者に報告し、記録します。
 
 ※納品されたものが冷蔵や冷凍が必要な場合には、
室温におかれる時間 をできるだけ短くします。