健康。シンダン。 | ハッチどうぶつクリニック 院長の適当な話

ハッチどうぶつクリニック 院長の適当な話

こんにちは。日々の出来事について適当に文章にしています。自分の視野を広げるためのものなので適当に読み流してください(笑)

 

こんばんは。

 

健康診断はどういう感じでやればいいの?

 

どれくらいの頻度でやればいいの?

 

どれくらいの年齢からやればいいの?

 

そもそも何が分かるの?

 

てか何をするの?

 

よく頂く質問の一部です。

 

 

昔は健康診断なんてほぼせずに

 

何か症状が出た時に血液取ります。とか

 

画像(エコーやレントゲン等)で見てみます。

 

というのが一般的やったと思います。

 

 

最近になりようやく予防医療の重要性が

 

少しづつ言われるようになりました。

 

人間の方でもだいぶ前から勧められてきておりますが

 

まだやっていない方が多いのではないでしょうか。

 

 

単純に人間とわんちゃん・ねこちゃんを比較は出来ないですが

 

何となく人間は自分で体調が悪い。とか

 

ここが痛い。とかを

 

言語として伝えることが出来ます。

 

なので答え(診断)までの距離が短いことが多いと思います。

 

もちろん稀な病気、難しい症状も多くあると思いますが。。

 

 

しかし、わんちゃん・ねこちゃんは

 

どこが痛いかを教えてくれないこともありますし

 

何なら痛みを隠すことも往々にあります。

 

 

結果的に症状がだいぶ進んだ状態で発見され

 

治療に時間がかかったり反応が悪く亡くなってしまったり

 

という状況に多く遭遇するのが動物病院の現状です。。

 

 

健康診断を定期的にすることで

 

全ての病気が必ず見つかるとは悲しいことに言えません。

 

ただ健康診断によって偶発的に見つかる病気も確実にあります。

 

 

毎年血液検査をしていて問題ないと言われたのに

 

急に病気になった。という経験をされた方もいるでしょう。

 

例えば腎臓の数値や肝臓の数値。

 

ある程度の機能を失わないと数値が上がってこないものもあります。

 

 

また、画像で見たら肝臓が大きかった。とか

 

脾臓に腫瘍があった。腎臓の見え方がおかしい。

 

心臓の大きさが大きい。など

 

血液検査での異常が出ないものが隠されていることもあります。

 

 

なので健康診断としては

 

やはり血液検査、エコー検査、レントゲン検査

 

腎臓が気になる場合は尿検査などを

 

総合的に見て評価していくのが一番理想的ですね。

 

 

さらに、わんちゃん・ねこちゃんの性格などもありますが

 

極端に病院にストレスを感じる等がなければ

 

年に1回のペースで調べることができればいいですね。

 

 

ということで

 

移転しましたらわんちゃん・ねこちゃんの健康診断を

 

積極的に行っていこうと思います。

 

興味がある方は是非ご検討ください!

 

 

では