耐震診断の前にすることがあります。


それが、現場調査です。


 リフォームのTV番組のビフォーアフターでも匠が、リフォーム前に


悩んだ顔で現地を調査している場面が印象的です。


 今年に入って、耐震診断をした物件の屋根の状況です。

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 天井裏、壁の内部、床下と一般には見えないところを確認しなければ、耐震診断も出来ません。


 それで...道具が必要になるのですが...下の写真は、現場調査の七つ道具。


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 古いものは、使い始めてもう15年近くになる物もあります。大切に使っています。


一番奥は、レーザーの墨出し機械なのですが、水平レベル(建築ではロクと言います)、


直角(カネと言います)をレーザーで確認できます。柱の倒れ、床の傾き、直角など、


これがないと始まらないですね。実際に、建築中に使っています。高性能な機械です。

 

 その足元にはクラックスケール。これで基礎などのコンクリートのひび割れの幅、長さを測定します。


 とその下は、デジタル表示の水平器です。これは60センチしかないのですが、弊社には、


デジタルではないですが、1.8Mの身長より高い水平器もあります。


 一番手前、左から木材の含水率計。木材に針を差して使いますので、表面に接して使うタイプより


信憑性があるのかな?と思い、使っています。これは、もう10年以上使っています。まだまだ現役。


 そしてその隣の黄色いのが、コンクリートとモルタルの含水率計。これは13年以上使っています。


そしてその隣が、基礎の鉄筋の有無や筋かい有無、間柱などの下地の有無を確認する機械です。


 その横はノギスで、合板の厚みや細かいものの厚みを計ったりします。


 とその上の棒に鏡のついたものは、見えにくいとことろを見るときのための点検鏡。


 そして、一番右の赤と黒のものがファイバースコープです。これは、SDカードを入れて、 


写真撮影まで出来るすぐれもの。更にLEDが付いていて、照明も付いています。


 床下、壁内部、天井内部を点検するのに必携です。


 あと、今後そろえたいのが、デジタルの距離計ですね。屋根に登れない時は、これがあれば、


外部の高さなんかも簡単に計れてしまいます。


 ここまで少しづつ揃えてきました。まだ、色々あるのですが、今回はこれまでに...


 現場調査も結構大変です。元の図面が無いと、現場を確認して平面図、立面図、断面図なんかも


描かないといけないので、手間もかかります。


 出来れば、現場調査は、現場もよく知っていて、構造にも精通している(木造なら、木造をメインに


 されている建築士さんか耐震診断士の方)方に、見てもらうのが良いと思います。また、


 耐震補強工事、コストに精通されている方であれば、調査後に大体の金額を出してもらえると思います。


 誰に頼む?これが一番むずかしいんですけど...


 以前耐震診断や補強工事をされたお知り合いや


 妥協のない仕事をされていると評判の業者さんか建築士さんに頼まれるのがベストです。


 TVに良く出ておられる、岩山健一様さんの様なホームインスペクターさんならきっとお客さんの側に立って


 仕事をして頂けるのだと思います。


  私も登録している、オールアバウトプロファイルでは、その道のプロがアドバイスしてくれますので、


それを参考にされても良いかと思います。

 

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 さあ、もう午後になりますが(苦笑)、半日、父の日ですが(苦笑)、


クライアント様(お父様)のために、お子様のために奥様のために、


頑張って図面と見積作成頑張ります!


(高校・大学時代は、浜田省吾さんの大ファンでしたので...浜省さんのI am a father を


聴いて、モチベーションを上げます!)


 For the Father ~すべては、仕事に家庭に頑張るお父さんのために~


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