サラダひやむぎの巻 | 辻明佳のナイフとフォーク

辻明佳のナイフとフォーク

旅、お料理、ときどき女優。

photo:01


ごまクッキーの図。


今回の公演『白虎隊風雲録 コダマ!』では、
久しぶりにわたくしも殺陣をやらせていただきます。


日本刀での殺陣はまる一年ぶり!
がんばらんと。


というわけでとりむねにくをゆでる日々。


胸肉やささみをジューシーにゆでたい時は
とにかく火を通しすぎないことと
冷めるまでゆで汁の中に放置しといて
冷める間にお肉にゆで汁がしみこむのを待つことなんだって。


photo:02


胸肉の場合。かたまりごと、ひたひたの水から弱火で。
お酒がどぼりと入ってます。
お肉の厚いところは切って開くといいらしい。やり方よくわかんない。

photo:03


たんぱく質がかたまってお湯が透きとおってきたら、
アクを取りながらうらおもて2分ずつ沸騰させたら火を止めて
(ささみの場合は体積小さいから沸騰直前くらいで火止めていいよ)

photo:04


冷めるまで放置。
火を止めたばかりの段階ではまだ真ん中まで火が通ってないうえ
外側は肉汁を放出しきってぱさぱさです。


ゆで汁もおいしいからのちのちアクをこしてスープにぜひ。


うまくできるとおどろきの新食感で楽しくなっちゃいます。

photo:05


というわけで本日のおひる


固茹でのひやむぎに
きざんだしそ、みょうが、
裂いたむねにくをたっぷりのっけまして

おろししょうがとめんつゆとごま油を混ぜたおつゆをだーっと。


あればきゅうりやトマトもいいっすね。
こないだは残りもののサラダをまるごとちりばめたのだけど
なかなか見た目豪勢でそして冷や麦と合いました。


これ作ってたら弟(料理上手)に
「お姉ちゃんの料理ってつねに冷や汁作ってるかのような材料だよね」
て言われたよ……夏……だから……


薬味だいすき辻明佳。
稽古いってきます。