松尾スズキ主宰の（大人計画）の看板俳優である阿部サダヲは、１９７０年、千葉県松戸市生まれの俳優であり、叉歌手でもある。
１９９２年、（大人計画）に入団、（冬の皮）で初舞台、（大人計画）所属の脚本家、宮藤官九郎とは、２０００年の作品（池袋ウエストゲートパーク）に出演して以来、彼の作品での常連俳優となっている。
２００７年 （舞妓Haaaaｎ！！！）で映画初主演、しかもこの作品で、第３１回日本アカデミー賞主演男優賞優秀賞受賞。
友人や同級生の母親から（３０になったら、いい役者になるよ）と言われた過去があり、大人計画のオーデションを受験したが、その時の彼のスタイルは、頭は白髪に染めた短髪で、しかも軍服を着用という形相で、主宰の松尾スズキを仰天させた。
彼の芸名は、松尾スズキが名付けものだが、当時彼の顔色が悪く、そこから（死体写真）という芸名を提案されたが、例の（阿部定）をもじって、（阿部サダヲ）にされてしまった。
小学生時代は、とても内向的で、先生に指名されただけで泣く始末、だが、原辰徳に憧れ
野球を始めてからは、目立ちたがり屋に変身、小中高と野球部、足が速く、盗塁が得意だった。
高卒後、ラオックスで１年半働くが、クビになり、その後、トラック運転手などいくつかの仕事を転々、今や（大人計画）の看板俳優であり、更に、宮藤官九郎らと、パンクバンド（グループ魂）のボーカルも務めている。 一男一女の父でもある。