最東端の旅（5/14）～硫黄山
宿を出る頃には、空はどんよりしていた。
晴れていたら、摩周湖へ行こうと思っていたけどパス。
5年ぶりに硫黄山を訪れた。
駐車場は空いていたので、標識の所で、ささっと撮影しようと思ったら、観光バスの第一波が到着した。
しばらく、写真は撮れないので、先に売店に入って記念スタンプを押した。
車に戻ってくると、観光客はバスに戻っていたので、かいちゃん、はるちゃんを車から降ろした。
撮影の前に、駐車場脇で、おしっこタイム。
はるちゃんが、なかなかオシッコしてくれない。
早くしないと、また観光バスが来るよ。
今年は、花の開花が早いので、エゾイソツツジが咲いているかなと思って探してみたけど、まだ堅い蕾で、一輪も咲いていなかった。
空いてる硫黄山。
曇っていると、空も大地もワンコも噴気も、みんな真っ白で映えない。
でも、熱くないので、ゆっくり写真が撮れる。
晴れていると、日射で白い大地が熱くなるし、噴気孔に近づくと地熱で熱いから。
硫黄山の標識が空くのを待っている、かいちゃん、
はるちゃん。
標識が空いた。
ササッと撮影を済ますよ。
薄日が差して、いい感じ。
青空が見えてきた。
白い噴気の奥に黄色い硫黄の岩が見える。
あと、ちょっとで撮影が終わりそうなところで、観光客の第二波がきた。
地元の老人会。
なんか知らんけど、老人会の記念写真に一緒に収まった。
ようやく老人会から開放されたかと思ったら、第三波に飲み込まれた。
今度は外国人観光客。
第四波も立て続けに来たけど、なんとか脱出できた。
やれやれだ。
地面の熱さを確認しながら、噴気孔の近くまで行ってみた。
いい感じに、青空が広がってきたよ。
噴気が多すぎて、黄色い硫黄が見えない。
駐車場に戻ってきたら、雲が取れ、晴れ上がった。
もう少し早く、晴れてくれていたらなあ。
もう、写真を撮り直す時間はなかった。
