最東端の旅(5/14)~川湯延齢草 | かいとパパのつぶやき

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最東端の旅(5/14)~川湯延齢草

 

川湯で、一番に思い浮かんだのは、硫黄山のエゾイソツツジ。

今年は、まだ咲いていなかったけど。

 

満開なら、こんな感じ。(2012.6.25)

 

以前は、道路からも、白い絨毯を敷いたみたいに、花が咲いて見えた。

最近は、ハイマツの緑が目立ってきて、だんだん見えづらくなってきたように思う。

これも温暖化の影響か?

イソツツジテラスからは、まだ真っ白に見えるみたい。

今度、行ってみよう。

 

2018年は、こんな感じ。(2018.6.22)

場所が違うので、2012年とは比較はできないけど。

 

花をアップで。

 

次に思い浮かんだのは、カワユエンレイソウ(川湯延齢草)。

川湯特産のエンレイソウ。

根室でオオバナノエンレイソウが見頃だったので、川湯でも咲いているのではと思い、SNSを検索。

川湯ビジターセンターのツイッターで、開花情報をゲット。

場所によっては、もう見頃だと。

これは、見に行かねば。

 

まずは、川湯ビジターセンターへ行って情報収集。

ビジターセンターに入るのは、初めてだった。

 

なんか可愛らしいヒグマ。

 

オオワシの羽の標本。

写真では分からないけど、大きかった。

 

カワユエンレイソウをチェック。

 

インフォメーションで、カワユエンレイソウの自生地を教えてもらった。

ビジターセンターの近くに咲いているのかと思っていたら、川湯駅の方だった。

来た道を逆戻り。

 

カワユエンレイソウの自生地に到着。

 

エンレイソウよりも目に留まったのが、フッキソウの大群落。

少し終わりかけで茶色っぽいけど見応えあり。

これほど、群生しているとは思わなかった。

地味な花なので、花に興味のない人は。きっと気付かないだろうな。

 

クロユリの蕾もあった。

 

少し探して、ようやく見つけたカワユエンレイソウ。

ここの自生地は、まだ咲き始めで、蕾がたくさんあった。

数株咲いていたので、それぞれ写真を撮っておいた。

皆、カワユエンレイソウだと思っていたけど、あとで写真を見てみると、カワユエンレイソウとオオバナノエンレイソウが混生していた。

いろいろ写真を撮っておいて良かった。

 

カワユエンレイソウ。

簡単な違いは、雄しべが雌しべより短い。

 

オオバナノエンレイソウ。

雄しべが雌しべよりも長い。

 

カワユエンレイソウ(4倍体)は、エエバナノエンレイソウ(2倍体)とミヤマエンレイソウ(4倍体)の交雑種。

同じ交雑種に、シラオイレンレイソウ(3倍体と6倍体)がある。

シラオイエンレイソウ(6倍体)は、平取と網走に局在しているが、最近の研究で、カワユエンレイソウの自生地で、シラオイエンレイソウ(6倍体)が見つかった。

この時、カワユエンレイソウ(4倍体)は発見できなかったそうだ。

カワユエンレイソウ(4倍体)は、かなり希少種のようだ。

カワユエンレイソウ(4倍体)は、オオバナノエンレイソウ(2倍体)とシラオイエンレイソウ(6倍体)との交雑で生まれた可能性があると想定された。

 

写真のカワユエンレイソウだが、遺伝子を調べてみないと分からないけど、たぶんシラオイエンレイソウ(6倍体)の可能性が高いと思う。

それでも、かなりレアもの。

まあ、川湯で見たから、カワユエンレイソウにしとこっと。

 

摩周湖第三展望台へ続く道。

1日に5往復しか汽車が通過しない踏切。

釧路発しれとこ摩周号。

 

撮影が終わる頃には、雲が厚くなって雨が降ってきた。

雨男雨女、かいちゃん、はるちゃんの仕業か。

 

セイコーマートやまな店で、おにぎりを買ってランチタイム。

 

さあ、念願だったペロ牧場へ向かおう。

途中、フクハラ別海店に寄って、べつかいの牛乳屋さんの牛乳とコーヒー牛乳をゲット。

 

一旦、止んでいた雨が、また降り出した。

天気は、大丈夫か?