端午の節句 Part2 | 花とお菓子とテーブルと…

花とお菓子とテーブルと…

お花が好きで趣味が高じて自宅で教室を開いています。
お菓子を作ったり、テーブルをコーディネートしたりどんどん広がる趣味の世界を綴ります。

「端午の節句」 Part2

 

端午の節句といえば菖蒲がつきものですね。

これは、古来菖蒲の葉の強い香りが

邪気を払うとされていたからですが、

鎌倉時代になると武家社会になり、

菖蒲を「尚武」=武を尊ぶと解し、

重んじられるようになりました。

 

「鯉のぼり」

鯉はもともと威勢のいい魚で「鯉の滝上り」

とも言われておりました。

「登竜門」の言葉もここからきているようです。

室町時代になると武家では竹竿に

布を張り、「吹流し」をたてました。

江戸時代には

町人階級も紙で作った「鯉のぼり」を

竿につけて高く掲げて対抗して

遊んでいました。。

やがてこの風習は広く

一般の人々に広まっていきました。

「粽」「柏餅」

屈原が身を投じた川に人々が

投げ込んだ粽は

茅(ちがや)というもので

巻かれておりました。

今は笹の葉で巻きますが、

茅は霊力があると信じられていたようです。

五月五日といえば、

粽と柏餅が

大の楽しみでもあります!

柏の葉は

新芽が出たのを見届けてから

古い葉が落ちます。

そのため、子孫繁栄、代々継承

の願いを込めて、使われてきました。

柏餅美味しいですね❤