超プラチナチケットのSRT特室に乗車してソウルへ!SRT384列車 東大邱→水西 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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超プラチナチケットのSRT特室で水西へ!SRT384列車に乗車 

401番のバスで東大邱駅へ出た後はSRT384列車 水西行きでソウル方面へ移動しました。

SRTはKTXと違い、ソウル側の発着地が水西高速線の水西駅となっており、同線の平沢芝制駅、東灘駅方面へも行きます。

江南地区へのアクセスに便利な水西駅が終着ですので、ビジネス需要もとても多いです。

今回はSRT乗車の様子やSRTの予約についてなど紹介したいと思います。

 

SRT384列車は慶尚南道の晋州駅を16時47分に出発し、水西駅へは20時26分に到着します。

今回乗車する東大邱駅は18時32分に出発します。東大邱駅の出発乗り場は11番乗り場です。

SRTは当初、水西~釜山間、水西~光州松汀・木浦間を中心に運行していましたが、2023年9月1日より、浦項、麗水エキスポ、晋州などへ運行が拡大しました。

この便は運行が拡大された晋州駅よりやってくる便となっています。

 

今回、SRTの予約はSRTの公式ホームページより行いました。

以前は韓国発行カードでしか予約ができなかったSRTですが、その後改善が行われ、現在は国際カードでのネット予約にも対応しています。

日本語サイトも用意され、そちらからもネット予約、国際カード決済が可能となりました。

ネット予約ではシートマップ指定が可能であるほか、曜日や便によって行われている割引も自動的に適用されるなど、利便性が格段に向上しています。

尚、SRTはビジネス需要がとても多く、平日週末を問わず満席になりやすい傾向があります。

特に大田以北を利用する際は当日に買うことは非常に難しいです。今回も30日前の時点で窓側が多く埋まるほどの混雑でしたので、予定が決まった際は早めの予約をおすすめします。

 

 

18時30分頃、所定の到着時刻より少し遅れて乗車のSRT384列車が到着しました。

東大邱で幾らかの乗客を降ろした後、入れ替わりに多くの乗客を乗せていきます。

夜の水西行きということで、ビジネスや観光のいずれの需要もある時間帯のため、東大邱の時点でもかなり多くの座席が埋まっていました。

 

 

今回は一般室よりもひとつグレードの高い特室を予約しました。SRTはKTXよりも運賃が少しお安く、特室もKTXよりお安い金額で利用できるのが特徴です。

車内は通路を挟んで2列+1列の座席配置で、一般室よりもゆったりとした高級感のある車内になっています。水西までの2時間程度の所要時間をとても快適に過ごすことができます。

尚、SRTの特室は一般室以上に売れ行きがよく、平日の便で乗車30日前でも満席が続出するほどのプラチナチケットになっています。特に1人がけの座席はすぐに埋まってしまいます。

特室を利用したい方は早めのネットでの事前予約は必須と言っても過言でないと思います。

 

 

特室の座席設備を紹介していきます。

座席背面にはテーブルとフットレストが完備されています。テーブルはお弁当やノートパソコンを広げることもできるくらいの広さがあります。

 

フットレストの下には電源コンセントがあり、スマートフォン等の充電が可能です。

プラグは韓国式のものとなっていますので、SEタイプなどの変換プラグの用意が必要です。

SRTにはコンセントのほかにWiFiも備えられ、車内でのネット環境は整っていますが、路線の架線の切り替え区間(エアセクション)を通過する際にはコンセント、WiFi共に電源が一旦切れてしまい、再接続が必要となることがありました。

 

SRT特室の車内は落ち着いた間接照明になっているため、車内が少し暗めです。

明かりが必要な時は座席頭上の読書灯を点けることで手元を照らすことができます。

 

客室内通路上には液晶モニターがあり、到着駅の案内や広告等が流されています。

 

座席以外の車内設備として、一部の号車デッキには自動販売機の設備があります。

各種クレジットカードやWOWPASS等の決済専用ですが、飲み物やお菓子などのスナック類を車内で購入することができます。

SRTではワゴンでの車内販売はなく、車内での供食設備はこの自動販売機のみとなっています。

 

また、混雑していて撮影はできませんでしたが、各車両のデッキには大型荷物置場があります。

網棚に置ききれない大型スーツケース等ははデッキの大型荷物置場を利用してください。

 

 

ここからはSRT384列車の水西までの車内外の様子をお届けします。夜の乗車のため、主だった明るい所が中心となりますがご了承ください。

列車は定刻に東大邱駅を発車。列車は京釜高速線を走行し、京釜線の大邱駅や高速線の西大邱駅は通過して大邱市内を去ります。

 

このあたりで車内を巡回する客室乗務員さんが東大邱駅から乗車の方の座席を回ってきて、スナック(ナッツ)とミネラルウォーターのペットボトルをいただきました。

このサービスは特室のみで行われており、特室利用者は無料でこのスナック類をいただくことができます。

KTXでは各自デッキにあるものをとっていくというケースもありましたので、途中駅からの乗車でもひとつひとつ客室乗務員さんが配ってくれるあたりはSRTのサービスの良さを感じます。

 

 

15分ほど前を走るSRTが停車するため、次の金泉(亀尾)駅はこの列車は通過します。

40分ほど高速走行を続け、列車は次の停車駅へと向かいます。

 

 

次の停車駅は大田駅です。東大邱から丁度40分で到着しました。

SRTは駅到着時の音楽も独自のものを採用していて、落ち着いた雰囲気の曲とアナウンスで到着を案内します。液晶モニターには日本語を含めた多言語の到着案内が全ての駅で表示されます。

大田では降車も多くありましたが、やはりそれ以上に水西方面へ乗ってくる乗客が多く、特室は全ての座席が埋まっての出発です。

 

 

大田を出発して引き続き京釜高速線を走り、次の停車駅は五松駅です。

この列車は大田から先は通過駅がなく、水西駅までの全ての駅に停車していきます。

 

 

五松駅は世宗市の玄関口としても機能している駅のため、大田駅以上にビジネス客の乗車があり、全ての車両のデッキまで立客が出るほどの混雑になりました。

特室のデッキにも人が溢れ、ここからは車内が少し落ち着きのない様相になってきます。

 

 

五松駅からは湖南高速線系統とも合流し、次の停車駅は天安牙山駅です。

この駅からの乗車はさほど多くありませんが、溢れているデッキに少数ながら乗客が乗ってきて、人をかき分けるようにして乗降していきます。

 

 

天安牙山の先でSRTは京釜高速線とは分かれ、SRTのみの走る水西高速線へと入ります。

次の停車駅は平沢芝制駅です。平沢芝制駅では首都圏電鉄1号線との接続駅ともなっており、当駅で1号線に乗り換えて京畿道の南部地域へ向かうという方もいらっしゃると思います。

ここからは乗客が降りていく方へ流れが変わりますが、相変わらず立客満載の状況での出発となります。

 

 

平沢芝制の次は東灘駅に停車となります。平沢芝制は地上駅でしたが、東灘駅は地下駅となり、平沢芝制を出ると列車はトンネルに入りました。

東灘駅はホームドア並びに通過線が完備された駅となっています。

駅周辺は東灘新都市として宅地開発が進み、またGTX-Aの乗継駅ともなっていて城南市方面へ行くこともできますので、当駅ではかなりの降車がありました。

座席は幾らか空いてきましたが、立席乗車券を持った立席客はまだまだ多く、混雑した環境で終点の水西駅へ向かうことになります。

 

 

東灘駅から地下を15分ほど走り、GTX-Aの駅を通過しながら列車は終点へと進みます。

終点駅専用の音楽と共にアナウンスが入り、列車はまもなく終点の水西駅に到着です。

 

列車は東大邱駅から1時間54分で終点の水西駅に到着しました。

 

 

水西駅は地下駅ながら行き止まり式の駅になっていて、列車の進行方向に向かって歩くと駅の出入口へ進むことができます。

水西駅ではソウル地下鉄3号線、KORAIL盆唐線、並びにGTX-Aに乗り継ぐことができ、いずれの乗り継ぎもこの進行方向にある出入口へと進むことで行くことができます。

尚、3号線と盆唐線は駅の場所が少し離れているため、連絡通路を5分程度歩いての乗り換えとなります。動線はしっかりとしていて、乗り換え時の移動はしやすいと思います。

 

 

SRTの水西駅のそばにあるGTX-Aの水西駅構内ではGTX-A関連の展示が行われていました。

GTX-Aの計画や建設過程、車両の模型といった展示、奥の方には実際の列車の座席を使用したミニシアターもあり、全て無料で見ることができました。

 

東大邱から水西駅までのSRTの特室料金ですが、今回の乗車した便では53600ウォンでした。

早めの予約は必須となりますが、KTXよりも少し安いお値段で乗れるSRTの特室はとてもおすすめです。韓国の地方都市への観光など、機会がありましたらいかがでしょうか。

 

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