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今回は台湾の高速バスに関する新たな情報をお届けします。
台湾の國光客運が中長距離バス路線の運賃を値上げへ
台湾全域で高速バスや路線バスなどを運行する國光客運は2023年6月5日より、中長距離路線を中心に運賃の値上げを発表しました。
↑運賃値上げに関する國光客運発表のニュースリリースにリンクしています↑
↑台北~新竹線1822路の運賃値上げに関する國光客運発表のニュースリリースはこちらです↑
今回の運賃値上げでは中長距離を運行する國光客運の運行するほぼ全ての高速バス路線が値上げの対象となっているほか、1822路を除き、値上げ対象となった全ての路線で往復乗車券と回数券の発売が廃止されます。
(1822路・台北~新竹線については往復乗車券、回数券、学生割引が金額変更の上で維持される予定です)
今回の値上げの対象路線には、台北~台中、台北~高雄、台北~日月潭、台中~高雄、台中~桃園国際空港といった外国人旅行者が利用する機会が多い路線も含まれており、これらの旅客への影響も大きいと考えられます。
今回は値上げの対象となる主な路線について値上げの内容を紹介するほか、ここ最近あった台湾の高速バスに関する動きについても簡単に紹介します。
運賃値上げとなる主な路線をチェック
今回、國光客運が値上げを発表した路線は30路線以上にもなりますが、値上げとなる主な区間と普通運賃の値上げ前後の金額について紹介します。なお、運賃については特筆のない限り、三排座(3列シート)の大人普通運賃の比較となっています。
・1822路 台北~新竹 145元→148元へ
・1826路 台北~台中(中清路経由) 300元→320元へ
・1827路 台北~台中(朝馬・台湾大道経由) 300元→320元へ
・1833路 台北~日月潭(埔里経由) 465元→467元へ
・1834路 台北~嘉義 440元→441元へ
・1837路 台北~台南 480元→500元へ
・1838路 台北~高雄(朝馬もしくは西螺経由) 590元→600元へ
・1839路 台北~屏東 620元→630元へ
・1860路 桃園国際空港~台中 300元→325元へ
・1870路 台中~嘉義 200元→204元へ
・1871路 台中~台南 270元→295元へ
・1872路 台中~高雄 350元→375元へ
値上げ幅は路線によって様々で、距離に応じて大きくなるというわけではなく、他社や他交通機関との競合が激しい区間は値上げ幅を抑えるなどしているようにも感じられます。
國光客運ではこれ以前にも台北市と宜蘭方面を結ぶ各路線の値上げを実施しており、それと合わせると大半の高速バス路線が値上げされたことになりますが、台北近郊の短距離を運行する路線については今も多くが据え置きの運賃で運行しています。
ここまでに値上げされていない区間でも他社が運賃を値上げを行う動きがあることから、國光客運の今後の対応にも注目される所です。
台北~桃園間は指南客運・中壢客運陣営も運賃値上げ、路線見直しへ
台北~桃園間では、指南客運と中壢客運が共同運行している3路線(9009路、9069路、9089路)でも運賃の値上げが2023年4月10日より行われています。これ以前には首都客運グループと桃園客運の運行する同区間の路線が運賃を値上げしており、今回の動きはそれに続くものとなります。
また、國光客運、中壢客運、台聯客運が三社共同運行している9001路(台北~中壢)でも2023年5月15日に運賃の値上げが行われています。
↑中壢客運発表の台北~桃園間路線運賃値上げに関するニュースリリースはこちらです↑
また、指南客運と中壢客運では需要が減少していた9089路(桃園~板橋・捷運古亭站)を2023年5月31日の運行を最後に廃止し、翌日6月1日からは桃園市區公車の720路に転換、桃園市政府~板橋間に運行区間を短縮して運行開始する予定です。
運行する事業者に変更はありませんが、この転換に合わせてダイヤの変更、停車する停留所の増加、運賃の変更が行われる予定ですのでご注意ください。
↑中壢客運発表の9089路廃止、720路運行開始のニュースリリースはこちらです↑
今回の一連の値上げは燃料費の高騰や人件費の変化などを加味したものになっているとのことで、今後も安定して路線が維持運営されることを願っています。
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