ソウルへも大邱へも直行!都市間も地域間もカバーするバスターミナル!安東市 安東ターミナル | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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2023年3月7日からは仁川空港駅でも発行可能となったほか、4月18日からは仁川・金浦の両空港で空港セットの予約発売も開始されました。空港到着後にすぐに発行することが可能です!

WOWPASSカードの新規発行方法は以下の当ブログ記事で紹介していますので、ぜひ1枚発行して韓国旅行をお楽しみ下さい!

 

 

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  都市間も地域間もバスが多数運行!安東駅前の好立地 安東ターミナル

 

今回は前回東大邱からの高速バスでやってきた安東ターミナルを紹介します。

安東ターミナルは安東市の市外バス、高速バスの拠点として機能としており、都市間はもちろん、周辺の他の市との行き来にも重要な役割を果たしています。

現在のバスターミナルは2011年1月24日にオープンした比較的新しいターミナルです。従来市街地にあったバスターミナルは交通渋滞によってバスの遅延が頻発するなどの問題も多く、郊外にある現在の場所に移転したことで遅延のリスクも低くなりました。

また、ターミナルのそばにはKORAIL安東駅があり、市内バスの拠点もすぐそばに立地していることからこの周辺一帯は安東市の公共交通機関の拠点にもなっています。

今回はそんな安東市の交通の要ともいえる安東ターミナルをじっくりと紹介したいと思います。

 

 

先にも説明したように、安東ターミナルはKORAIL安東駅の真横にあり、横断歩道を渡ってすぐにアクセスすることができます。

また、安東市内バスの安東駅のバス停もバスターミナル建物正面を出て横断歩道を渡った先にあります。

なお、こちらの横断歩道ですが、2023年4月現在では信号機が機能していませんので、横断の際には通行するバスや乗用車、自転車等に十分注意するようにしてください。

 

 

ターミナルの建物内に入ります。新築から10年少々しか建っていないターミナルということで比較的新しく明るい雰囲気となっています。バスを待つためのベンチも多数設けられているほか、建物内には食堂、売店、雑貨店、理髪店なども入り、ちょっとしたショッピングも楽しめる場所になっています。

 

 

建物内には普通の食堂もありますが、ファーストフード店(ロッテリア)も入居しており、スピードメニューも提供していますのでバス待ちの短い時間でも食事をすることができます。

また、ターミナル内にはコインロッカーもありますので、安東駅で荷物を預ける場所に困った際などはこちらのバスターミナルのロッカーを使用するという方法もあります。

 

 

安東ターミナルから出発する高速バス、市外バスに乗車する際には事前に乗車券の購入が必要です。

乗車券は窓口及び自動券売機で購入することができます。

予約システムは高速バス(ソウル行き、東大邱行き)はKOBUS、市外バスはBustagoを使用しています。

自動券売機は窓口側にある3台はKOBUS、それ以外のキャッシュビーのマークの入った4台の自動券売機はBustago対応の自動券売機です。

いずれの自動券売機も日本発行を含む国際カードの決済に対応しているほか、日本語の表示にも対応しています。

なお、現金に対応した自動券売機も各システム1台ずつ設置されていますが、この時はいずれも電源を落としていましたので、現金で乗車券を購入する際には窓口での購入になる可能性もあることを念頭に入れておいた方がよいと思います。

 

 

ホームへと出てきました。乗車用のホームは広く取られていますので、乗車券の券面に記載された番号の乗り場付近でバスを待つようにしてください。

また、ターミナル建物を背にして右手端の方には到着便用の降車ホームもあります。お出迎えの際にはこちらへお越しください。降車用のホーム付近にはゴミ箱とトイレもあります。

 

 

安東ターミナルは主に北部側の路線をKD輸送グループ、主に南部側の路線をコリアワイド慶北が中心になって運行しているため、両社の拠点となっており、ターミナルに隣接して広大な車庫地があります。

車庫地にはバスの待機スペースのほか、整備工場や給油設備などもあります。

また、両社が大宇製の車両中心となっているため、敷地内には非常に多くの大宇製バスを見ることができます。

 

【2023年5月現在】安東ターミナルから発車する主なバス路線の紹介

ここからは安東ターミナルから発車している主な高速バス路線、市外バス路線を紹介します。

高速バス路線は2路線しかないのでひと路線ずつ詳しく紹介します。

免許の関係上、安東ターミナルから出るバスは全て市外バスになっていますが、この記事では便宜上、KOBUSのシステムを用いている路線を高速バス、Bustagoのシステムを用いている路線を市外バスと呼びますのでご了承ください。

 

 

ソウル江南(京釜線ターミナル)行き高速バス

ソウル江南へ直行する高速バス路線です。所要時間もKTX中央線に引けを取らないためとても便利です。

朝5時50分~20時10分まで、毎時1~2本程度運行されており本数も少なくありません。

車両は主に3列シートの優等バスを使用し、日に数便のみ4列シートのバスで運行します。また、毎日3本(8時、13時50分、17時10分発)プレミアムバスが運行されており、プレミアムバスは月~木曜は割引運賃(28800ウォン)が設定されています。

所要時間は約2時間40分で、優等バスの運賃は23200ウォンです。

 

 

東大邱行き高速バス

東大邱ターミナルへ直行する路線です。鉄道(ムグンファ号)より本数が多く、所要時間も短いためとても便利です。

朝6時40分~22時まで、毎時1~3本程度運行しています。

車両は全便3列シートの優等バスを使用し、運賃は11600ウォン、所要時間は約1時間30分となっています。

 

ここからは市外バス路線を紹介します。市外バス路線は主要な2路線を詳しく紹介した後、方面別に主な路線を紹介します。

 

 

東ソウル行き市外バス

東ソウル行きは安東始発便のほか、安東以外の場所を始発としている便が安東を経由し、東ソウルへ向かうという運行形態になっている便もあります。安東出発後は東ソウルバスターミナルへ直行となります。

朝5時20分~20時まで、早朝を除いて毎時1~2本程度運行しています。

車両は全便3列シートの優等バスを使用し、運賃は23200ウォン、所要時間は約3時間となっています。

 

 

仁川国際空港行き空港バス

仁川国際空港行きは栄川経由もしくは店村経由のどちらかで運行しています。途中下車はできません。

朝5時~15時10分まで、1日5本が運行されています。

車両は全便3列シートの優等バスを使用し、運賃は全便40000ウォン、第1ターミナルまでの所要時間は4時間10~30分となっています。

 

 

ここからは方面別に主な市外バス路線を紹介します。最初は京畿道、江原道方面です。

 

・水原行き

・安山経由仁川行き

・安養経由富川行き

・城南行き

・烏山行き

・原州行き

・太白行き

 

いずれの路線も本数は多くないですが、水原行きは毎日7本、仁川行きは毎日8本ありますので比較的使いやすいと思います。

江原道方面は原州行きは毎日6本ありますが、太白行きは1本のみの運行で緩行路線となっていますので時間が長くかかります。

 

 

続いて忠清道、大田方面の路線です。

 

・大田複合行き

・世宗行き

・清州行き

・堤川行き

 

大田複合行きと世宗行きは同じ系統で、大田複合行きの一部の便が先の世宗まで運行しています。

堤川行きは栄州経由で運行します。

鉄道を使うよりも早く便利な区間が多いですが、本数があまり多くありませんので事前に時刻をチェックの上でご利用ください。

 

 

 

最後は慶尚道方面の路線です。

 

・北大邱行き

・浦項行き

・慶州経由蔚山行き

・栄州行き

・亀尾行き

・店村、尚州経由金泉行き

・義城行き

・奉化経由蔚珍行き

・盈徳行き

・青松行き

・馬山経由昌原行き

・釜山東部行き

 

近隣の市を結ぶ路線からそれなりの距離を運行する都市間路線まで様々です。

北大邱行きは無停車便と途中経由地がある便があり、前者は約1時間10分、後者は約2時間と所要時間の差が大きいのでご注意ください。

亀尾行きも直行便と緩行便があり、便による所要時間差が大きいです(直行便は1時間20分程度)。金泉行きは全便が下道経由なので2時間30分程度かかります。

栄州行きは本数が多く、日中は40~60分おきに出ています。鉄道も合わせて利用できますので、両方をうまく活用すれば利用できる本数はさらに多いと思います。

慶州、浦項、蔚山、釜山、馬山などは鉄道が不便な区間であるため利用価値が高いと思いますが、本数が少ない路線も多いのでご注意ください。釜山行きは毎日9本ありますが、昌原行きは1日1本しかありません。

 

安東ターミナルは安東市の交通の拠点にありますので、バスがない時間や区間は鉄道を使うといった選択にすぐに切り替えることもできますし、逆に鉄道がない時間や区間はバスを使うという選択もすぐにでき、非常に便利なターミナルだと思います。

世界遺産のある安東へ訪れた後はぜひ市外バスなども利用して他の都市へもはしごしてみるのもおすすめです。

 


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