大邱市の高速バス・市外バスの拠点!駅直結で利便性抜群!大邱市 東大邱ターミナル | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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仁川空港や釜山市内でも発行可能!WOWPASSカード招待イベント開催中!

韓国の商店やレストラン、市外バスターミナル等で韓国発行のカード同様に決済に利用できるプリペイドカード「WOWPASSカード」を新規発行し、WOWPASSアプリ登録時に当ブログ管理者の招待コード(AW5WM9U6)を入力すると、カードに入金した外貨の金額から0.5%のキャッシュバックを受けることが可能です(2023年12月31日まで)。

カード決済だけでなくT-moneyカード機能も付帯していますので、地下鉄や市内バスにも簡単に乗車できます!

2023年3月7日からは仁川空港駅でも発行可能となったほか、4月18日からは仁川・金浦の両空港で空港セットの予約発売も開始されました。空港到着後にすぐに発行することが可能です!

WOWPASSカードの新規発行方法は以下の当ブログ記事で紹介していますので、ぜひ1枚発行して韓国旅行をお楽しみ下さい!

 

 

今回は大邱市最大の都市間バスのターミナルを紹介します。

 

 

  東大邱駅前にあり利便性抜群!大邱市の都市間バスの拠点!東大邱ターミナル

 

 

今回は大邱広域市にある東大邱ターミナル(新世界東大邱複合乗換センター)を紹介します。

東大邱駅周辺に分散していたバスターミナルは決して駅やバス停からのアクセスが便利とは言い難いものがあり、新世界百貨店と政府などが手を組み、東大邱駅に鉄道、地下鉄、市内バス、市外・高速バスの乗り継ぎ拠点を設ける形で2016年12月12日に、新世界百貨店東大邱店内にオープンしたのが現在の東大邱ターミナルです。

この東大邱ターミナルに東大邱周辺を発着していた高速バス、市外バスの発着が集約されただけでなく、KORAIL東大邱駅や大邱都市鉄道(地下鉄)東大邱駅、市内バスの各バス停からバスターミナルへのアクセスも大きく改善し、それぞれの交通機関がより利用しやすい形に生まれ変わりました。

このバスターミナルは以前にも紹介していたと思いますが、今回は2023年5月現在の最新情報を含め、現在の東大邱ターミナルを紹介します。

 

 

KORAIL東大邱駅横のターミナル入口より新世界百貨店の建物内に入ると、バスターミナルの3階に直結しています。

バスターミナルのフロアは3階と4階に設けられていて、室内には待合スペースや飲食店、コンビニ(イーマート24)などがあります。

バスの乗車前後に食事をすることはもちろん、テイクアウト店も充実していますので、高速バス車内などで食べる軽食や飲み物などを購入することも容易にできます。

 

 

東大邱ターミナルから発車するバスを利用するには乗車券の購入が必須です。

乗車券は自動券売機及び窓口で発売しています。

東大邱ターミナルから出発する路線は主に2つの予約システムで予約管理をしており、主に中長距離の高速バスは高速バスのシステムであるKOBUS、その他の市外バスはBustagoを使用しています。

このうち、KOBUSのシステムに入っている路線については国際カードを使ってネット予約をすることも可能です。

東大邱ターミナルでは3階の奥にいずれの路線の発券が可能な窓口が設けられているほか、自動券売機がターミナル内各所に設けられています。青色の看板がついた縦長のタッチパネル式の券売機がKOBUSシステム対応(高速バス)のもの、黄色の看板がついたタッチパネル式のもので下にキャッシュビーのマークがついた券売機がBustagoシステム対応(市外バス)のものです。

自動券売機はいずれも日本発行を含む国際カードに対応しています。窓口は少なくとも市外バスの乗車券購入は国際カードを使用してすることができます。WOWPASSカードについてもいずれの券売機でも使用可能です。

 

先にも説明したようにバスターミナルのフロアは3階と4階に分かれており、乗り場についても3階と4階の両方にありますので、発券した乗車券の乗り場番号を確認の上、時間に余裕を持って乗り場に向かうようにしてください。

3階には1~17番乗り場、4階には18~36番乗り場があります。

特に安東、永川行きの乗り場は4階のかなり奥まった場所にあるので非常にわかりづらいです。ご注意ください。

ターミナル内からは様々な行き先のバスがひっきりなしに出ていますので乗り間違いをしないようにしてください。

また、1階には到着専用ホームがあります。お出迎えなどの方は1階の到着専用ホームでお待ちください。

 

 

乗り場と待合スペースの間は扉で仕切られています。扉にここから出るとどの乗り場が近いかが掲示されているほか、扉上にも各乗り場から出る主な行き先が掲示された案内表示(漢字併記)が出ていますので、こちらをご覧の上で乗り場にお進みください。

 

ホームへ出てきました。各乗り場の頭上にも番号と主な行き先が英語併記で掲示されています。

しっかりと確認すれば間違えることなくバスに乗ることができると思います。

 

 

【2023年5月現在】東大邱ターミナルから発車する主なバス路線の紹介

ここからは東大邱ターミナルから出発している主なバス路線を紹介します。

先にも説明したように東大邱ターミナルは2つのシステムによって各路線の予約を管理しています。

免許の関係上、KOBUSのシステムでは一部市外バス路線の予約も扱っていますが、ここでは便宜上、KOBUSのシステムを用いている路線を高速バス、Bustagoのシステムを用いている路線を市外バスと呼びますのでご了承ください。

 

ソウル江南(京釜線ターミナル)行き高速バス

一部便は西大邱でも乗車扱いの後、ソウル高速バスターミナル(京釜線ターミナル)へ運行します。

朝6時~22時50分まで毎時1~2本程度運行しているほか、深夜0時30分発の深夜便もあります。

車両は多くの便が3列シートの優等バスで運行し、一部に4列シートの一般バスの運行があります。また、プレミアムバスも運行されている路線となっており、月~木曜のプレミアムバスは15%の割引運賃(31500ウォン)となっています。

所要時間は約3時間30分となっており、優等バスの運賃は28600ウォンです。

 

東ソウル行き高速バス

東ソウル行きも西大邱でも乗車扱いをして、東ソウルバスターミナルへ行く便があります。

朝6時~23時まで、1~2時間に1本程度運行しています。

東ソウル行きはプレミアムバスの運行はなく、ほとんどの便が3列シートの優等バスでの運行です。

東ソウルまでの所要時間は約3時間30分で、優等バスの運賃は28800ウォンとなっています。

 

釜山東部(老圃洞)行き高速バス

老圃洞にある釜山東部バスターミナルまで運行する路線です。高速バス路線はこちらの釜山東部行きしかなく、釜山方面はこのほかに海雲台行き市外バス、金海国際空港行き空港バス(西釜山へ行くのに便利)及びKORAILの列車が利用できます。

目的地に合わせて行き先を選ぶのがよいと思います、

釜山東部行きは朝6時~22時10分まで、毎時1~2本程度運行されています。

車両は3列シートの優等バスと4列シートの一般バスが半々程度の割合で運行されています。

所要時間は約1時間10分で、優等バスの運賃は10500ウォンとなっています。

 

 

ここからは高速バス路線を方面別にまとめて紹介します。まずは北部方面(京畿道、江原道、忠清道)です。

 

・仁川行き

・議政府行き

・城南行き

・原州行き

・春川行き

・大田行き

・清州行き

 

仁川行きは一部の便でプレミアムバスが運行されています。

仁川行き、城南行き、原州行き、大田行きは比較的まとまった本数がありますが、それ以外の路線は1日10本以下の少ない本数での運行です。

 

 

続いて湖南方面の高速バス路線を紹介します。

 

・光州行き

・木浦行き

・全州行き

・順天行き

 

光州行きでは一部の便でプレミアムバスが運行されています。

光州行きは日に24本運行と本数が多いですが、他の路線は1日10本以下の本数となっています。

 

 

続いて慶尚道方面の高速バス路線を紹介します。

 

・晋州行き

・馬山経由鎮海行き

・安東行き

・永州行き

 

どの路線も需要があり、1日15本以上の本数があります。特に安東行きは毎日30本もの本数が出ています。

 

ここからは市外バス路線を紹介していきます。最初に主要な路線を紹介し、その後方面別に路線を紹介します。

 

仁川国際空港行き空港バス

仁川国際空港行きは夜通し運行されており、深夜0時1分から明朝まで40分おきに運行し、夜が明けた後も14時40分までは40分おきの運行を続けます。14時40分以降は1時間おきの運行に変わり、16時40分が最終便となっています。

全ての便が優等バスで運行し、運賃は39500ウォン(0時01分~4時発は43500ウォン)、所要時間は約3時間50分となっています。

 

金海国際空港行き空港バス

金海国際空港行きは西釜山方面へ行く際にも便利な路線です。

朝5時~18時50分まで、毎時1本程度運行されています。

車両は全ての便が3列シートの優等バスで運行し、運賃は10500ウォン、所要時間は約1時間10分です。

 

海雲台行き市外バス

海雲台行きは朝8時20分~22時まで、毎時1本程度の本数が確保されていて利用しやすい路線です。

車両は全便3列シートの優等バスで運行し、運賃は13300ウォン(22時発のみ14600ウォン)です。

 

 

ここからは方面別に市外バス路線を紹介します。最初は京畿道、忠清道方面です。

 

・驪州経由利川行き

・新葛、器興駅経由龍仁行き

・京畿広州経由河南行き

・堤川行き

・忠州行き

 

堤川行きは毎日10本運行していますが、それ以外の路線は本数が少なくなっていますのでご注意ください。

 

続いて江原道方面ですが、こちらは7番国道を運行する緩行路線のみが運行されています。

江陵行きが1日3本と束草行きが1日2本ありますが、いずれも所要時間が非常に長いです。お急ぎの場合は大邱北部市外バス停留所から運行されている高速経由の直行便の利用をおすすめします。

東大邱から運行されている緩行路線は三捗、東海も経由しています。

 

 

続いては慶尚道方面の市外バス路線を紹介します。

 

・亀尾行き

・河陽・永川行き

・慶州行き

・浦項行き

・蔚山行き

・巨済(古県)行き

・慶北道庁経由醴泉行き

・梁山行き

・店村行き

 

慶州行きと浦項行きは非常に需要が高く、毎時2本以上は出ています。あまり長く待たずに乗れるので便利ですが、一部の便が3列シートの優等バスになったために座席指定制となっており、週末などは満席になる便も出ますので早めに乗車券を購入することをおすすめします。

河陽、永川へは浦項行きの下道経由便が通る形になっていますが、浦項へ行く際は原則として高速経由便の発券となりますので、下道経由便を乗り通しての利用はできません。

蔚山行きも高速バス路線と統合されてからは1時間に1本程度は運行されており、利便性が高くなっています。

その他は本数が少ない路線もありますので、事前に時刻などをご確認のうえでご利用ください。

 

最後に清道郡の農漁村バス0番を紹介します。この路線は豊角(プンガク)市外バスターミナルへ運行する清道郡農漁村バスです。

農漁村バスで途中バス停からの乗車時は交通ICカードが使えますが、東大邱ターミナルから乗車する場合は原則として乗車券が必要です。但し、大邱市内で降車する場合は乗車券が発券できませんので、例外的に交通ICカードでの乗車ができます。

朝7時~20時10分まで、毎時1本程度の本数が出ています。

 

東大邱ターミナルは韓国、慶尚地域でも代表的なバスターミナルとして、これだけ多くの方面へバスが運行されています。

大邱を拠点にして各地へ旅行に出かけるのも便利なのでおすすめです。

 

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