KTXよりちょっとお得で快適!SRTで韓国南部を移動!SRT334列車 釜山→東大邱 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

アジア10ヶ国、数百路線のバスを乗り歩いた私が各国の路線バスを中心に交通、ホテルに関する情報をお届け!
アジア各国の情報提供強化のため、日本の情報更新は現在縮小中です。

仁川空港や釜山市内でも発行可能!WOWPASSカード招待イベント開催中!

韓国の商店やレストラン、市外バスターミナル等で韓国発行のカード同様に決済に利用できるプリペイドカード「WOWPASSカード」を新規発行し、WOWPASSアプリ登録時に当ブログ管理者の招待コード(AW5WM9U6)を入力すると、カードに入金した外貨の金額から0.5%のキャッシュバックを受けることが可能です(2023年12月31日まで)。

カード決済だけでなくT-moneyカード機能も付帯していますので、地下鉄や市内バスにも簡単に乗車できます!

2023年3月7日からは仁川空港駅でも発行可能となったほか、4月18日からは仁川・金浦の両空港で空港セットの予約発売も開始されました。空港到着後にすぐに発行することが可能です!

WOWPASSカードの新規発行方法は以下の当ブログ記事で紹介していますので、ぜひ1枚発行して韓国旅行をお楽しみ下さい!

 

 

今回は釜山から東大邱間の列車での移動の様子を紹介します。

 

  KTXよりちょっとお得で快適!SRT水西行きで釜山→東大邱間を移動!

 

釜山駅まで40番のバスで移動した後、釜山駅からはSRT334列車水西行きに乗車しました。

SRTは天安牙山まではKTXと同じルートを走り、天安牙山の先で分岐して水西高速線へ入り、水西駅へと運行される列車ですが、KTXとの並行区間のみでの利用も可能です。

以前にも釜山→蔚山などでSRTを利用していますが、今回はさらに先の東大邱までSRTに乗車しましたので、利用方法などを今一度おさらいしていきたいと思います。

 

 

SRTはKTXを運行するKORAILとは別会社ですが、乗車券などはKORAILの駅発のものに関してはKORAILの駅で購入することが可能です。但し、SRT単独区間である芝制、東灘、水西の3駅を出発する乗車券についてはこの3駅でしか購入することができませんのでご注意ください。

KORAILの駅発のSRTの乗車券は窓口もしくは自動券売機で購入することが可能です。KTX、SRTの停車する駅には主に水色の券売機が設置されており、カード専用機とカード&現金対応機の二種類が設置されています。

カード専用機については韓国発行のカード専用で、日本などで発行された国際カードは使用できません(2023年4月現在WOWPASSカードも使用不可)。

窓口での購入は国際カード決済に対応していますので、国際カード決済希望の方は窓口にお越しください。

なお、SRTのインターネット予約については専用サイトで韓国発行カードのみでしか行えないようになっており、今の所はハードルが高いです。

SRTは朝夕の出張客が多い時間帯や週末の多くの方が利用する時間帯などは混みあいますが、日中の便であればKTX並行区間で当日でも空席があることもあります。SRTはKTXよりも運賃が少し割安なのでおすすめです。

SRTの出発ホームはKTXなどと同じなので、駅の案内表示を確認の上で乗車する列車の出発ホームへお越しください。

 

 

今回はSRTの一般室を利用しました。一般室は通路を挟んで2列+2列の配列です。

座席は全て進行方向の向きに回転させることが可能で、リクライニングもしっかりと倒れ、日本の普通席とあまり変わりないような仕様になっています。KTXなどでは座面も一緒にスライドするタイプで、リクライニングを倒すと足元が狭くなってしまったり、リクライニングの角度がやや浅めというイメージがありますが、SRTはそういった点が改善されています。

 

 

足元には固定できないタイプのフットレストと、コンセントが2席につき1口用意されています。コンセントは韓国式のものなので、日本の充電器を使用する際には変換プラグを持参してください。

各車両の頭上数か所には停車駅や列車の行き先を案内する案内モニターが設置されています。こちらは走行中は広告などの映像も流されているようです。

 

 

また、SRTの4号車については以前に特別席を設ける計画があったそうで、他の号車よりも少し座席が豪華になっています。

少しゆったりとしたシートが並び、枕がついていたりと他の号車より快適性が高いです。

その後、特別席計画は立ち消えになってしまったようで今では4号車は一般室として販売されています。同じ値段で高い品質の座席に座ることができる乗り得車両となっていますので、4号車を窓口などで指定して乗車券を買うのもおすすめです。

 

 

デッキには乗務員や立席乗車券の客が利用することができる折り畳み座席が設けられているほか、大型荷物置き場も完備され、観光客の利用にもしっかりと対応しています。

 

 

SRTは時間通りに釜山駅を発車。すぐにトンネルに入り、在来線の京釜線から分かれて京釜高速線に入ります。

トンネルを出ると列車はもう既に郊外を走っています。車窓には釜山市金井区にある弘法寺の大仏が見えました。

この弘法寺の大仏は韓国最大の大仏だそうで、大仏自体の高さは約21m、建物の高さも合わせると約45mもあるそうです。

京釜高速線の車窓の見所のひとつと言えそうですが、高速で走行するKTX、SRTでは一瞬で通り過ぎてしまいます。

釜山駅からですとトンネルを出て割とすぐに右側に見えますので、お見逃しのないようにご注意ください。

 

 

そのまま次のトンネルへと突き進み、列車は300km/hに達する高速運転となります。

以前にSRTで降り立った蔚山駅は今回は通過となります。蔚山駅も日に日に周辺に高層アパートが増えてきており、KTXの開通と合わせて街づくりも大きく進歩していると感じられます。

 

 

蔚山駅を通過してしばらく走ると、右側の車窓に鉄道の高架が現れ、並行するようになります。

 

 

そうしますと、まもなく新慶州に停車する旨の車内放送が入ります。この並行する高架線ですが、最近になって付け替えが行われたKORAIL東海線の線路です。慶州歴史地区が世界遺産に登録されるにあたり、市街地を通っていた東海線の線路を郊外へと移設する工事が行われ、こちらの新慶州を経由するようになりました。

慶州市街で鉄道が利用できなくなり不便になった点もありますが、新線への付け替えで所要時間が大幅に短縮されたほか、KTX、SRTとの乗り継ぎも便利になりました。

 

 

引き続き東海線と並行して新慶州駅へと到着です。東海線の線路はこちらの京釜高速線と同じ高さの所に建設されていて、新慶州駅の構内は少し拡張された形になっています。

 

 

東海線の線路とは新慶州駅を出てすぐのトンネルでお別れとなります。京釜高速線を走るSRTはこの先も高速で走行し、写真には撮り逃しましたが、次の東大邱までの間で浦項からやってくる高速線とも合流していきます。

 

 

その後、列車は大邱市内へと入っていきます。騒音対策用の防音壁が設けられた区間に入ると市街に入ってきたことを実感します。そして車内放送が入ると列車はまもなく東大邱駅に到着となります。

 

 

そして列車は釜山駅から50分ほどで東大邱駅に到着しました。今回はこちらで降車します。

東大邱駅の端のホームにはヌリロ号の姿がありました。このヌリロ号ですが、先ほど新慶州で見えた東海線の付け替え区間を通り、蔚山市の太和江駅まで運行されているようです。

新線付け替えに加え、電化工事も進んでいますのでディーゼル車両のムグンファ号などがこの車両に代替されたようです。ここ数年で韓国の鉄道も大きく変わっていますね。

 

【HIS】旅行プログラム

 

【JR東海ツアーズ】新幹線のお得なツアー・旅行はJR東海ツアーズ

 

 

韓国旅行・韓国を楽しめる商品のご紹介

↓韓国旅行でのスマートフォン利用時必見!韓国用のSIMカードはこちらから↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓韓国での旅行をもっと楽しく!韓国のガイドブックはこちら↓