東海~江陵間のシャトル列車!KTXと組み合わせての観光に便利! ヌリロ1825列車 東海→江陵 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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KTXイウム881列車 清凉里→東海(後編)の続きとなります。

 

  東海~江陵間のシャトル列車!ヌリロ号で東海・正東津から江陵へ

東海線KTXで東海に到着後は昼食や周辺散策をしてから、ヌリロ1825列車 江陵行きに乗車しました。

ヌリロ1825列車は東海発江陵行きの列車で、嶺東線の短い区間を走る区間列車となっています。

嶺東線は2023年1月現在、多くの列車が東海駅で系統分離されており、栄州、太白方面からやってくるムグンファ号はほとんどがこの東海駅止まりになり、東海~江陵間はこのヌリロ号などに乗り換えて移動するという形になっています。

東海~江陵間はこのヌリロ号が行き来するおかげで太白、栄州方面よりも本数が多く確保されており、正東津、東海方面と江陵の両方を観光したいという方にも便利なダイヤになっています。

そんな観光にも大変便利な存在にもなっているこのヌリロ号に今回は実際に乗車した様子をレポートしていきます。

 

 

 

ヌリロ号は全車座席指定の列車で、基本的に乗車には座席の指定された乗車券が必要です。

東海駅には韓国発行のクレジットカード(WOWPASSカードを含む)が使用できる自動券売機があり、今回はそちらで乗車券を購入しました。自動券売機は英語表示に切り替えが可能で、簡単な英語を理解できれば簡単に操作して発券できます。

日本発行を含む国際クレジットカード及び現金については自動券売機は対応していませんので、隣の窓口で乗車券を購入してください。

東海から江陵までのヌリロ号の運賃は2900ウォンで、ムグンファ号の運賃と同額になっています。

 

 

ヌリロ1825列車は東海駅を13時丁度に出発し、江陵駅に13時48分に到着します。江陵までは旅客営業を行っている全ての駅に停車します。但し、冬季のため、臨時駅である望祥海水浴場駅は通過となります。

 

 

東海駅のホームまでは構内踏切を通ってアクセスします。ホームは低くなっており、列車に乗車する際にはステップを上がる形になります。特にお子様連れ、お年寄りの方、荷物が多い方は乗降の際には足元にご注意ください。

 

 

ヌリロ号は4両編成で、全ての車両が一般室の指定席です。乗車券の号車と座席番号を確認し、指定された座席に着席してください。

客室内は通路を挟んで2列+2列のリクライニングシートが並んでおり、ムグンファ号と同レベルの快適性が確保されています。

 

 

各座席の中央肘掛下にはテーブルが収納されているほか、窓側にはコンセント(韓国タイプのプラグのもの)が完備されています。

こちらの設備はムグンファ号にはないもので、新しい車両ならではの魅力だと思います。

 

 

客室出入口の上には列車名や次の停車駅、広告などを表示する液晶モニターが完備されています。

また、各客室の前後どちらかの出入口を入ってすぐの所には大型荷物置き場も用意されていますので、観光旅行や長期出張で荷物が多いという方も安心です。

 

 

 

それでは東海から江陵までの乗車の様子を紹介します。大半の区間は東海線KTXに乗車してきた区間を戻る形になります。

東海駅を出て海沿いを進み、続いて墨湖駅に停車します。東海駅からもそれなりに乗客はいましたが、墨湖駅からもまとまった乗車があり、一部には相席が出ていました。

 

 

今回は海側と反対側の座席が当たったのですが、山側はすぐそばに山が迫っていたり、幹線道路が並行していたりといった感じの景色になります。

 

 

列車は途中、現在は旅客営業を行っていない駅にも停車。嶺東線は単線ですので、時にこのような駅で交換待ちを行うようです。

しばらくするとソウル方面からのKTXイウムが通過していき、その後にこの列車も出発となりました。

 

 

交換した駅を過ぎると少しだけ山側も開けた場所を走った後、再び山と海が迫る区間へ。まもなく次の停車駅に到着です。

 

 

次の停車駅は世界で一番海に近い駅とも称される正東津駅です。

ヌリロ号もこの正東津駅に停車するということで、行きにKTX東海線に乗車して正東津駅で下車して海岸などを観光し、その後にこちらのヌリロ号に乗車して江陵方面も観光するといった旅行プランを組むこともできます。

正東津駅からもまとまった乗車があり、残った座席がそれなりに埋まりました。平日にも関わらずなかなかの乗車率です。

 

 

 

正東津からは引き続き海沿いに線路は進みます。行きがけのKTX東海線で貨物ヤードと言った所は安仁駅という旅客営業をしていない駅だったようで、この列車は通過していきます。

 

 

安仁駅付近からは海からは少々離れ、まもなく青良信号所を通過するとソウル方面へ向かうKTX東海線の線路と分岐します。

 

 

この列車は江陵方面へと進みますが、こちらの方が嶺東線の本線となり直進していきます。

しばらく直進すると今度はソウル方面から江陵へ向かうKTX江陵線(京江線)の線路が見えてきます。

 

 

KTX江陵線の線路は徐々に嶺東線へと接近し、この嶺東線の線路と合流します。

 

 

2つの線路が完全に合流した後、短いトンネルを抜けると列車は終点の江陵駅に到着となります。

 

そして列車は定刻に終点の江陵駅に到着しました。

東海や正東津と江陵の間は短い所要時間で手軽に移動することができます。このヌリロ号などを利用して両方を一日で観光するのもおすすめです。

 

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