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WOWPASSカードの新規発行方法は以下の当ブログ記事で紹介していますので、韓国旅行の際にはぜひ1枚作ってみてください!
清州市外バスターミナルの記事の続きとなります。
快適な新型車両で清州からソウル江南へ!市外バス セントラルシティ行き
清州からはソウル江南(セントラルシティ)行きの市外バスに乗車しました。
清州~ソウル間は至近距離にある清州高速バスターミナルからもソウル江南行きや東ソウル行きの高速バスが発車しており、高速バスと市外バスが競合し、頻発運行する激戦区になっています。
以前、清州からソウル高速バスターミナルへ運行するプレミアム高速バスについては別途取り上げましたが、今回はその路線のライバルとなるソウル江南行きの市外バスについて紹介します。
ソウル江南行きの市外バスの乗車券は清州市外バスターミナル窓口のほか、大型タッチパネル式の自動券売機でも発売しています。大型タッチパネル式の自動券売機は国際カードを含む各種クレジットカード、デビットカードでの支払いにも対応しています。韓国発行のカードと同様に決済ができるWOWPASSカードでの決済も可能です。
また、一部の自動券売機は現金(紙幣のみ)での支払いにも対応しています。
ソウル側の発着地はセントラルシティバスターミナル(湖南線ターミナル)となっていますので、到着地は「高速 セントラルシティー」を選択してください。
セントラルシティバスターミナルはソウル高速バスターミナルの向かい側にありますので立地は悪くありません。
自動券売機で乗車券を購入した場合、シートマップから好きな座席を選択することもできますのでこの点も便利です。
乗り場へ向かう途中、江南(セントラルシティ)行き新型車両で運行中の広告掲示がありました。
やはり高速バスに対抗する路線となりますので、市外バス側も猛プッシュで宣伝をしているようです。
今回は清州を20時30分に出発するセントラルシティ行きに乗車しました。
この路線は清州市に本社があるソウル高速及び新ソウル高速(ソウル高速系列)の運行で、乗車した便には新ソウル高速のKIAグランバードプレミアムパークウェイが使用されていました。
2022年に導入されたばかりの最新型の車両となっており、清州~セントラルシティ間は主にこの新型車両で運行されています。
車両はドア側から1列+2列の3列シートが配置された優等バスになっています。車内にはトイレの設備はありません。
今回は一人がけの座席を予約しましたが、横幅、前後幅共に広々としたシートになっていて非常に快適に移動できました。
このバスにはさらに快適に移動できる設備が様々用意されています。
各座席にはフットレスト、レッグレストを完備しているだけでなく、通路側にはプレミアムバスにあるようなフェイスカーテンが用意されていて個室感覚でのんびりと過ごすことができます。
各座席の左右どちらかの肘掛下にはマルチステレオとUSB充電ポートがあります。
また、車内には5G対応のフリーWiFiが完備されていて、車内では快適なインターネット環境を提供しています。
それではここからは清州からセントラルシティまでの車窓の様子をお送りします。
清州市外バスターミナルを20時30分定刻に出発したバスはバスターミナル交差点まで進み、清州街路樹通りとも呼ばれる36番国道を西へ進みます。
36番国道は通常交通量が比較的多い道ですが、車線が多く確保されている上にこの時間は交通量があまり多くなく、非常にスムーズに進みました。
そして清州ICからは京釜高速道路へ入り、ソウル方面を目指します。
しばらくの間は順調に流れていましたが、天安JCの手前あたりから渋滞が始まり、天安サービスエリア近くまでゆっくりとした速度で流れている状況になりました。
渋滞の原因は夜間の車線規制を伴う工事の影響で、片側4車線のうち2車線が規制されていました。
21時を回りバス専用レーンの時間帯も終了していましたので、全ての車線に乗用車やトラックも入り、通常より少し遅い速度で工事区間を通過します。
工事区間を抜けると流れは回復し、京釜高速道路の最高速度である110km/hでバスは進みます。バス専用レーンの時間帯は終わっているものの、バスは通常バス専用レーンとして使われる一番中央側の車線を中心に走行します。
ソウル市に近づくにつれて沿線の高層ビル、マンションの数が増えてきます。途中のインターチェンジからは直行座席バスなども入ってきて、バスの数も目に見えて増えていることを実感します。
多くのバスと共にソウル方向へ進み、清州から1時間30分弱でソウル本線料金所を通過しました。
ソウル本線料金所は板橋よりもまだ南にありますので、もうしばらくの間は京釜高速道路を進みます。
ソウル本線料金所から10分弱走り、バスは盤浦ICで京釜高速道路を下りました。
セントラルシティバスターミナルへは高速を下りてから3か所の信号を通過する必要があり、1か所のみの通過で済むソウル高速バスターミナル行きよりも少し時間のロスがあります。が、この日は夜遅く道も空いていたこともあってか信号待ちの時間も少なく、僅か2分前後でセントラルシティバスターミナルまでやってきました。
そしてバスは清州市外バスターミナルから1時間50分ほどで終点のソウル江南、セントラルシティバスターミナルに到着しました。
天安JC付近の工事渋滞に伴い所定の所要時間よりも20分ほど遅れての到着となりましたが、快適に過ごすことができ大満足でした。
到着したこのバスはこの日はソウル側に宿泊する運用のようで、車内清掃の後にエンジンを切って留置するようでした。
清州市~ソウル江南間の市外バスはこのほかに梧倉IC近くにある清州北部ターミナルとソウル江南(セントラルシティ)を結ぶ路線も運行中で、こちらの路線も新型車両の優等バスを中心に使用して運行しているようです。
清州~ソウル江南間の移動にはぜひ快適な新型車両で運行されるソウル高速系列の市外バスを利用してみてはいかがでしょうか。
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