今の関空は超悲惨?出国の流れもチェック!エアプサンBX171便 大阪(関西)→ソウル(仁川)前編の続きです。
関西空港を出発し飛び立ったエアプサンBX171便は一路ソウル仁川国際空港へ向けての飛行を始めました。
機内はほぼ満席の状態で、韓国と日本の間の往来が再び活気に満ちていることを感じさせてくれます。
前編のおさらいを少ししておきます。今回搭乗したエアプサンのBX171便にはエアバスA321neoという機材が充当されていました。
機内は通路を挟んで3+3の座席配置で、枕部分が少し分厚くなった快適なリクライニングシートが並んでいます。
足元は日本のPeachやジェットスターなどよりも少し広めで、握りこぶし2つ分くらいの広さがあります。
また、足元には電源コンセントとUSBポートが完備されており、スマートフォンなどの充電に使用できます。機内WiFiについてはエアプサンでは提供はなく、電波を発する電子機器類は常時機内モード(オフライン)で使用する形になります。
振り返りはここまでにして、ここからは上空の様子をお送りします。
関西空港を飛び立ってから10分少々でベルト着用サインが消灯となり、安定した飛行体制になりました。
この日は大阪の天気は晴れということで、離陸からここまで大きな揺れに悩まされることなく快適に過ごせました。
テーブルとリクライニングが使用できるようになりましたので、せっかくなのでテーブルを出してみます。
テーブルは綺麗に手入れがされており安心して使用できます。お弁当などを広げるにも十分な広さがあります。
安定した飛行状態になると、客室乗務員さんが韓国入国に必要な書類を配布してきます。
韓国入国の際に必要な書類は入国カード、税関申告書、健康状態調査表の3つです。
このうち、健康状態調査表については事前にQ-CODEというオンライン上のシステムで事前に入力してQRコードを取得していれば不要となります。後ほど入国時の流れで詳しく紹介します。
また、入国カードについてもK-ETAを申請していたからか入国審査で返却されましたが、不要なのかどうかはよくわかりません。
座席前のポケットには安全のしおりとエチケット袋のほか、機内誌、機内販売・免税品のメニュー冊子、釜山の観光地を紹介したリーフレットが入っていました。一部日本語も併記されていますので、日本からの観光客も楽しむことができます。
機内販売の品目はそこまで多くなく、予約すれば食事メニューもあるようですが、その場で購入できるのは飲み物、お菓子、カップ麺、パックのキムチなどとなっていました。
お値段は韓国ビールなどの酒類が400~500円、ミネラルウォーターやホットコーヒー、コーラが200円、オレンジジュース、アイスコーヒーが300円、ポテトチップス、かっぱえびせん、クッキー、ローストナッツなどのスナック類が200~400円、カップラーメン、うどんは500円、パックのキムチが200円などとなっています。
支払いはクレジットカードのみの取り扱いとなっており、現金は使用できませんが、機内ではウォン建てにするか円建てにするかを選ぶことができました。
エアプサンのオリジナルグッズも充実しており、モデルプレーンや子供向けのブロック、ブランケットやネックピローなどの機内でも使えるものも販売されています。
手袋は韓国の乗り物の運転手さんもよく着用しているタイプのものですので、乗り物がお好きな方にはよい一品かもしれません。
免税品はお酒や化粧品といった定番のものが多いですが、中には自動車のリース契約まで機内でできるようになっていて驚きました。確かに免税品としてはよくできたものであると思いますが、なかなかに大きな買い物ですね。
エアプサンでは以前は飲料水の無料サービスもありましたが、2022年11月現在ではこのサービスは廃止されており、入国に必要な書類の配布と機内販売が終わると照明が暗くなりおやすみムードになりました。
ソウルまでの飛行時間は離陸後1時間30分程度ですので、私は睡眠をとることはなく、書類の記入や入国後のスケジュールのチェックなどをして過ごしていました。
今回は特に気流の乱れなどはなく、終始揺れの少ない穏やかなフライトとなったのがよかったです。
いろいろとして過ごしているうちにあっという間に着陸の体制に入りベルト着用サインが点灯。ソウル近郊は曇り空のようで降下の際に雲の中に入っていき、雲を抜けるともう仁川の上空に来ていました。
飛行機はさらに降下し、そしてソウル仁川国際空港に着陸しました。
着陸後はゲートまでしばらく空港内を移動します。比較的端の方のゲートでしたが、移動には少し時間を要しました。
ボーディングブリッジに接続され、ほぼ満席の状態ではありましたが、スムーズに降機することができました。
到着時も比較的端のゲートでしたので、飛行機の全景を写すことはできませんでした。
ここからは仁川国際空港での入国の流れについて詳しく紹介していきます。
降機後は動く歩道などを使って、今までと同様に入国審査の方へ移動していきます。
空港検疫の所まで来ると、事前にQ-CODEを申請して取得した人と、機内で配られた健康状態調査表を記入した人とで動線が変わります。
今回は事前にQ-CODEを申請し、QRコードを取得していましたが、そのQRコードを検疫の係員さんに見せるとQ-CODEを申請した方の動線へ誘導してくれ、先にある窓口でQ-CODEを申請した際に取得したQRコードを読み取ってもらいます。
Q-CODEのQRコードを読み取ってもらうだけで手続きは終了で、待ち時間もなくあっという間に検疫を通過することができました。仁川国際空港から韓国へ入国される際は事前にQ-CODEのホームページから健康状態に関する質問を入力し、QRコードを取得しておくことをおすすめします。
Q-CODEは以下のURLから出発の2日前から申請することが可能となっています。なお、Q-CODEは2022年11月現在、韓国語と英語版のホームページのみの提供となっていますのでご注意ください。
https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/
空港検疫での流れ以外はほとんど以前と変わりはありません。今回は沖のサテライトに到着しましたのでシャトル列車に乗車してターミナル1へ移動し、その後は入国審査→預けた荷物の受け取り→到着ロビーへという流れになります。
入国審査ではK-ETA承認のページを印刷したものを持参していきましたが、システムの方へ登録されているようで特に提出する必要はなく、パスポートの提出のみで問題はありませんでした。入国カードも記入して提出しましたが結果的に返却されましたので、必要だったのかはよくわかりません。
到着ロビーには降機から30分程度の時間で出てくることができました。沖のサテライトの端の方から到着ロビーまできましたので出てくるまでに少し時間がかかりましたが、検疫や入国審査は待ち時間なくとてもスムーズに進むことができました。
仁川国際空港では韓国観光公社のキャンペーンで、日本から韓国へ観光などで訪れた方を対象に、韓国の地下鉄や市内バスなどで利用することができる「T-moneyカード」を無料でプレゼントするキャンペーンを実施しています。
仁川国際空港の第1ターミナルでは、1階の5番出入口もしくは10番出入口近くにある案内所でいただくことが可能です。
T-moneyカードを受け取る際には日本のパスポート、韓国に到着した際の搭乗券半券などの提示が必要で、あわせて案内所で書類に名前を記入する必要もありますのでご了承ください。
このキャンペーンは2022年12月31日まで行われており、仁川空港第1ターミナルのほか、第2ターミナルの案内所、ソウル市内にあるHiKR GROUNDという施設の5階にある観光案内センターでも同じT-moneyカードをいただくことができます。
なお、T-moneyカード内には残高は入っていませんので、ご使用の際は地下鉄の駅やコンビニなどでチャージをしてご使用ください。
詳しくは観光観光公社の「ときめく韓国」のページをご覧ください。
韓国へ観光などで訪れる際にはぜひこのキャンペーンを活用して、T-moneyカードをゲットしてみてください。
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