「区間列車ワンマンショー」18きっぷや秋の乗り放題パスで快適移動!JR東海道線 普通興津発浜松行 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

韓国、台湾、香港などなど、アジア各国の路線バスを中心に交通、ホテル、グルメに関する情報をお届け!
アジア各国の情報提供強化のため、日本の情報更新は現在縮小中です。

今回は「区間列車ワンマンショー」をお届けします。前回の記事もご覧いただきありがとうございます。

 

このコーナーでは、その路線の途中で始発終点となってしまう「区間列車」に着目し、区間列車に実際に乗車して、車内の様子や車窓などを楽しみつつ、その列車がどのように利用されているかを実際に見ていこうと思います。

コーナーの更新は不定期となりますが、取材を適時行いながら記事を増やしてまいります。

多少マニアックな着眼点ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

今回はJR東海の静岡エリアから青春18きっぷや秋の乗り放題パスでの移動で快適に過ごせる列車を紹介したいと思います。

 

  JR東海 東海道本線 普通列車 興津発浜松行き

今回紹介するのはJR東海の東海道本線を運行する「普通列車 興津発浜松行き」です。

東海道本線の静岡地区を運行する区間列車となっており、静岡市の東の端である興津駅を始発とし、浜松駅まで運行する列車となっています。

東海道本線の静岡地区の昼間の時間帯では需要の多い静岡地区を中心に本数を多くするダイヤを構成しており、浜松駅発着の列車は興津駅で、熱海・三島駅等発着の列車は島田駅で折り返すようなダイヤを組んでいます。

この列車もその昼間の時間帯に運行されている普通列車のひとつになりますが、今回乗車をした便は非常に快適に過ごすことができる設備が整っていますので紹介したいと思います。

 

 

今回の列車の始発駅となる興津駅です。JR全線きっぷうりば(みどりの窓口)がある有人駅ですが、日中の一部や早朝深夜の時間帯は閉鎖されており、無人駅状態になります。指定席券売機などの設備もないため、指定席券などを購入される際はご注意ください。

このため、自動改札機は簡易タイプのものが設置されており、青春18きっぷなどを利用される際は駅係員がいない時間帯は素通りする形になります。

興津駅始発の静岡方面行きの列車については改札を入ってすぐのホーム(1番線)ではなく、階段を渡って一番向こう側にある3番線からの発車となっています。乗り間違いのないようにご注意ください。

 

 

今回は興津駅を12時25分に出発する普通列車浜松行きに乗車しました。車両は313系8000番台の3両編成で運行されていました。

 

 

車内は2人がけの転換式クロスシートが中心の配置になっています。前を向いて座っていくことができ、とても快適です。

なお、興津駅始発の列車は静岡方面からの列車の折り返しとなり、座席が進行方向と反対を向いていることが多くなっています。この場合、乗客自身で座席を進行方向に転換して利用する必要があります。

座席の転換の仕方などについては熱海発沼津行きの記事に掲載していますので、ぜひ進行方向へ座席を転換しての移動をお楽しみください。

 

 

それでは興津から浜松までの乗車の様子を紹介します。駅数が多くなっていますので、途中駅の紹介は一部の駅に絞りながら進めていきます。

列車は興津駅を時間通りに発車。この時は丁度局地的な大雨が静岡市付近に降っており、雨が強まる中でのスタートです。次の清水駅は静岡県内でも主要駅であるため、多くの乗客が乗ってきました。清水から先は静岡鉄道とも並行しており、次の草薙までの間は静岡鉄道の線路がそばを走る区間もあります。

草薙からも学生を中心に多くの乗車があり、車掌さんが中程に詰めるようにと車内外に案内をしていました。

 

 

草薙の次は東静岡に停車。こちらからも多くの乗車がありました。

東静岡の次は静岡駅となります。静岡駅ではまとまった降車があったと同時に同程度の乗車もあり、座席にありつけない乗客の姿も多く見られました。熱海・沼津方面から浜松方面へ通しで利用する際は始発の興津駅で乗り換えた方が確実に座れるのでおすすめです。

 

 

静岡駅を出ると安倍川を渡り、次の停車駅は安倍川駅です。JR東海道線は川の名前がつく駅名がこの先も多いです。

 

 

この先、愛知県内でも大雨が降っており列車が運転見合わせとなっていたため、道中の複数の駅で貨物列車が足止めになっていました。物流の大動脈である東海道本線ですから、ひとたび列車が止まった時に貨物列車を逃がしておくのも大変な作業ですね。

 

 

静岡市から離れるにつれて列車も雨雲から離れていき、途中で雨も止んできました。

列車は駿河湾に程近い場所を走りながら、用宗、焼津、西焼津の順に各駅に停車していきます。

 

 

この先の藤枝はこの周辺でも主要駅となっておりそれなりに降車はあるのですが、乗車した時期が青春18きっぷのシーズンと言うことであまり着席している乗客に動きはありません。列車の本数が多い島田駅を過ぎても立席がある状況で進んでいきます。

 

 

島田から掛川の間は本数が約半分(10分ヘッド→20分ヘッド)に減ります。この間で人の流れが静岡から浜松へと変わっていくのだと思いますが、先にも説明したようにこの日は青春18きっぷシーズンですので乗り通す人が多かったです。

大井川を渡り、島田の次は次は金谷駅に停車です。金谷は大井川鉄道の乗り換え駅です。大井川鉄道は古い車両やSL列車も走り、子供たちから鉄道ファンまで大変人気の鉄道となっています。

 

 

金谷と菊川の間は峠越えの区間となり、この間は少し山深い所を走ります。今回は写真に写すことができませんでしたが車窓からは茶畑が見られる所があり、静岡県がお茶の名産地であることを実感することができます。

菊川、掛川と列車は進みます。掛川は東海道新幹線も停車する主要駅で、ここを始発とする浜松方面の列車も多くあります。

 

 

掛川を出るとしばらくは東海道新幹線の線路を眺めながら田んぼの広がる長閑な景色が広がります。

東海道新幹線を眺めることができる場所は多く、道中で何本もの新幹線に抜かれます。新幹線に乗ればあっという間に過ぎ去るであろう静岡県ですが、このように前を向いて車窓を眺められる車両であれば普通列車の旅もそこまで苦には感じないかもしれません。

 

 

この先にある御厨駅は東海道本線でも後に作られた新駅となっていますが、沿線は住宅が多く既に利用が根付いています。

浜松側の主要駅である磐田や、豊田町などにも停車し、このあたりから浜松方面へ乗ってくる乗客が次第に増えてきます。

 

 

浜松のひとつ前の停車駅は天竜川駅で、この駅の手前で天竜川を渡ります。

天竜川駅を出ると再び新幹線がそばにやってきて、在来線も高架へ上がりまもなく終点の浜松駅に到着となります。

 

列車は興津駅から1時間30分程度の乗車時間で終点の浜松駅に到着しました。

浜松駅に到着したこの車両は折り返し14時10分発の普通列車静岡行きとなります。こういうシーズンですので前を向いて座れる車両を狙って乗り込んだ乗客に少なからずおられることでしょう。

 

前を向いて座っていけるこの313系8000番台車両は主に浜松~熱海間を中心に運行されています。

先日、10月から利用できる秋の乗り放題パスの発売も発表となりましたので、東海道本線の普通列車の旅にこの313系8000番台車両を利用してみてはいかがでしょうか。

 

↓静岡周辺での宿泊におすすめのホテル↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静岡県を楽しめる商品のご紹介

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!