JR東海の車両でJR東日本管内のみを運行!? JR中央本線 普通茅野発辰野行き | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回は「区間列車ワンマンショー」をお届けします。前回の記事もご覧いただきありがとうございます。

 

このコーナーでは、その路線の途中で始発終点となってしまう「区間列車」に着目し、区間列車に実際に乗車して、車内の様子や車窓などを楽しみつつ、その列車がどのように利用されているかを実際に見ていこうと思います。

コーナーの更新は不定期となりますが、取材を適時行いながら記事を増やしてまいります。

多少マニアックな着眼点ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

今回はJR東日本の長野エリアから1本列車を紹介したいと思います。

 

  JR東日本 中央本線 普通列車 茅野発辰野行き

今回紹介するのはJR東日本の中央本線を運行する「普通列車 茅野発辰野行き」です。

茅野駅は諏訪地域の代表駅のひとつで、JR飯田線へ直通する列車や中央本線の松本方面へ向かう一部の列車が折り返しますが、今回紹介するのは岡谷駅から中央本線の旧線(辰野支線)へ入り、辰野駅で終点となる列車です。

やや珍しい運行形態の列車ですが、どのような理由でこのような列車が走っているのかも注視しつつこの列車に実際に乗車してきましたので紹介したいと思います。

 

 

今回、茅野発辰野行きの列車には途中の上諏訪から乗車し、終点の辰野まで行ってみました。

茅野発辰野行きの列車自体、日に1本しかなく、茅野駅発は8時01分、上諏訪駅発は8時08分となっています。

 

 

この茅野発辰野行きの普通列車にはなんとJR東海の313系2両編成が使用されています。飯田線で使用されているボックスシートが中心の3000番台という車両です。

ワンマン運転に対応した車両ですが、この列車は車掌さんが乗務してのツーマン運行になっていました。

無人駅の川岸駅も含め、全ての駅で全てのドアが開きます。

 

 

茅野からは多くの学生を乗せてきたこの列車ですが、上諏訪でその学生の大半が降りていきましたので、上諏訪からはボックスシートを一人で使える程度の乗車率で出発しました。

上諏訪からは進行方向左手に諏訪湖を眺めながら走行します。特急あずさなどに乗車していてもこのあたりは眺めがよいポイントになっていると思います。

 

 

普通列車ですので、辰野までは各駅に停車していきます。次の停車駅は下諏訪です。

このあたりの中央本線は単線になっているため、下諏訪では反対列車の待ち合わせを行うために数分間止まります。

朝ラッシュは本数が多いため、このあたりでは交換待ちが発生する列車が少なくないようです。

 

 

下諏訪からは少し諏訪湖からは離れて走りますが、標高が高くなっている所を走りますのでよく目を凝らせば諏訪湖が見られるかもしれません。ちなみに飯田線などに沿って流れている天竜川はこの諏訪湖から南の静岡県浜松市へと続いているようで、実はとても長い距離を流れている川になっています。

 

 

続いての停車駅は岡谷駅です。当駅で中央本線はみどり湖経由の新線と、辰野経由の旧線(辰野支線)に分かれます。

中央本線を走る多くの列車はここからみどり湖経由の新線を経由して塩尻方面へショートカットしていきますが、この列車は辰野行きですので、辰野経由の旧線の方へ進路を取ることになります。

岡谷から辰野の間は飯田線の列車が多く運行されていますので旧線も本数は少なくないですが、辰野~塩尻間は1つの車両が行ったり来たりを繰り返すローカル線状態になっていて本数も少なく、輸送人員もあまり多くないようです。

時間帯によっては飯田線方面や辰野から一度岡谷へ出て、みどり湖経由の列車に乗り換えた方が塩尻、松本へは早く到着することもあります。

岡谷ではみどり湖経由で岡谷へやってくる列車からの接続を取るため、4分ほど停車します。

 

 

向かい側のホームにみどり湖経由でやってきた列車からの乗り換えを受けるとすぐに発車。駅のそばを通る長野自動車道の高架をくぐっていきます。

 

 

岡谷駅のすぐ先でみどり湖経由の新線と分岐します。あちらは高規格の高架線になっていて、後から整備されたことが一目でわかります。

 

 

旧線は天竜川と山に挟まれた所を走り、次の川岸駅に停車。この駅では辰野方面からやってきた列車と交換待ちを行いました。

交換した列車は普通上諏訪行きで飯田線からの直通列車です。313系3両編成での運行で、JR東日本の駅でJR東海の313系同士が交換します。

 

 

この先も天竜川に沿って長閑な場所を走り、次は終点の辰野駅となります。

 

 

そして列車は上諏訪から26分ほどで終点の辰野駅に到着しました。

辰野駅に到着したこの列車は回送列車となります。辰野駅ではJR東日本からJR東海の運転士に交代をし、飯田線方面へ向かって回送されていきました。どうやら飯田線内の伊那松島駅付近にあるJR東海の車両基地へ向かうようです。

 

 

飯田線方面の旅客列車については、辰野行きの到着20分後に飯田行きの普通列車がやってきますのであまり不便は感じません。

この列車は先ほど岡谷駅で向かい側に入ってきた列車で、みどり湖方面から岡谷駅にやってきて進行方向を変え、旧線を辰野まで走行して飯田線に入るという少し珍しい運行形態になっています。

 

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