岡山県に緊急事態宣言発令へ 20時直後の列車の混雑具合は!? 快速マリンライナー61号 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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報道等でもご存じの通り、先日より緊急事態宣言の範囲が拡大となり、5月16日より新たに岡山県にも緊急事態宣言が発令されます。

当ブログは岡山県より発信をしており、急なこの決定には大変驚き、違和感を感じている所です。

根拠の曖昧な形でのこの決定には強い違和感と憤りを感じる所で、基本的な感染対策を徹底して通常通りを生活を送り、健康維持にも必要な旅行を推進していくという立場には変わりはありません。少人数での旅行やマスク着用、手洗いうがいの徹底などを怠ることなくこれまで通りに実施していくまでだと思います。

 

 

これ以前より岡山市内の特定地域には飲食店の時短要請が出ており、岡山駅前の一部地域の飲食店舗は夜20時までの営業、また岡山駅周辺にある商業施設、イオンモール岡山の専門店街や、岡山一番街などは夜20時までの営業となるなど、営業時間が変更されるといった影響が出始めています。飲食店舗の関係者や、深夜まで勤務される方などには食事をする場所がなくなってしまい、とても理不尽な気持ちでおられる方もいらっしゃると思います。

休業補償等もいくらか実施されているものの不十分なものが多く、国や岡山県などには100%の補償や生活への支援、必要に合わせた食事の場の提供、そして当ブログの専門分野である公共交通機関に対しても確実に十分な運行が継続できるようなしっかりとした支援を強く強く求めたいと思います。

また、当ブログとしましても、これまで通りに公共交通機関を利用した旅行の推進、岡山県内も含めたおすすめの飲食店の紹介などを実施し、微力ではありますが、各業種の応援をしていければと考えております。

 

 

さて、岡山県に緊急事態宣言が発令されることが決定した昨日5月14日、飲食店等が閉まる20時を過ぎてすぐに出発する列車に実際に乗車して、その様子などを見てまいりましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

乗車したのは岡山駅を20時13分に出発する快速マリンライナー61号高松行きです。

この列車は岡山駅の改札口等から少し離れた場所にある5番乗り場からの発車でした。5番乗り場から発車の列車は新幹線等から乗り換える際も少し時間が必要になりますのでご注意いただきたい列車です。

 

 

快速マリンライナー61号の車内の様子ですが、座席については正座席、補助席共にほぼ全てが埋まり、1両に10名程度の立席客がいるといった乗車率でした。これは改札口側からは少し離れた号車(4号車)の様子ですので、これよりも前の号車はさらに立席客が多かったと思います。

この乗車率はコロナ禍前に比べると少ないと感じられますが、最近は18時台が最も混雑した後、19時台以降は徐々に乗客が少なくなっていく様子が見られましたので、そう考えるとこの時間帯にしては少し乗客が多いのかもしれない…と感じられる所もありました。

昨日が金曜日であったことや、飲食店が20時で閉まることでこの時間に帰宅する選択をされた方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。

列車は途中停車駅の妹尾と茶屋町で半分以上の乗客を降ろし、茶屋町より先は窓側にも空席がある状況で出発していきました。妹尾、茶屋町に関しては降車客が著しく減ったようには感じられませんでしたので、瀬戸大橋を渡った先の坂出、高松方面へ向かう乗客が大きく減っているのではないかと思います。JR四国も大幅な減収に直面しており、岡山県への緊急事態宣言の発令は隣県の経済へも影響を及ぼすことにつながっているとこの状況を見て感じます。

 

 

快速マリンライナーは快速列車であるため自由席は乗車券、ICカード等のみで利用できますが、多くの列車に指定席が連結されています。

JR西日本及びJR四国ではこの快速マリンライナーの指定席をJR西日本の予約サイト「e5489」で事前予約し、チケットレスで乗車することで通常より安い値段で利用できる便利でお得な「チケットレス特急券[マリンライナー]」を発売しています。

混雑回避や荷物が多い際など、確実に座って移動したい場合におすすめです。当ブログのこちらの記事にて詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

 

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