日本で銀聯カードを発行できたプリペイドカード「NEO MONEY」がサービス終了へ | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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アジア各国の情報提供強化のため、日本の情報更新は現在縮小中です。

今回は海外旅行関連の情報で少し残念なお知らせをしなければなりません。

(現在中国本土の新規記事追加は一旦中止しておりますが、日本にお住まいの方にも大きく関わる情報であるためお送りします)

 

株式会社クレディセゾンが発行していた海外旅行にも便利であったプリペイドカード「NEO MONEY」が2021年9月30日を持ってサービスを終了し、利用停止となることが発表されました。

 

 

「NEO MONEY」の海外専用プリペイドカードは日本のセブン銀行ATM等で日本円をカードに入金しておけば、そのままその金額分が現地通貨に変換されて利用できるという優れものです。

このNEO MONEYですが、海外専用プリペイドカードという形で銀聯ブランドのカードを日本国内で発行できることが大きな特徴でした。

中国本土ではVISA、Masterといったブランドのカードが使えないお店も多いため、銀聯ブランドのカードが役立つ機会も多くあり、これを1枚持っておくことで現地での支払いが便利になるということで非常に重宝していました。

 

 

交通関係でも中国鉄路の窓口や長途汽車站(高速バスターミナル)の乗車券発売窓口では銀聯カードが使用できる箇所が多く、レートも悪くなかったことから使用する機会が多くありました。

しかし、近年では電子決済の普及が進み、アリペイに関しては外国人が利用可能になったほか、さらに中国鉄路では国際ブランドのクレジットカード等が使用できる窓口ができてきたことから、私自身も使用する機会は徐々に少なくなっていったように思います。

そしてCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で海外利用が減少し、これが最も追い打ちをかける形になったことでしょう。

私自身も最近は海外に行くことができていない上、先に述べたような電子決済が普及したこともあり、今後今までのように渡航できるようになったとしても、銀聯カードがないことでの不便はあまり感じないようになっているかもしれません。

 

NEO MONEYのサービス終了後、残高については手数料無料で払い戻しが行われる予定とのことで、払い戻しの時期は2021年11月~2022年1月頃になる模様です。詳細は後日案内が行われるものと思われます。

 

クレディセゾンでは引き続き「キャッシュパスポート プラチナ」というプリペイドカードを発行するようですが、こちらはマスターブランドのみの発行となっているようで、銀聯ブランドのカードは存在しないようです。

なお、クレジットカードであれば三井住友カードやANAカードでも銀聯カードを発行することができますので、必要な方はこちらを検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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