直島乗り継ぎで宇野~高松間も移動可能!新造船も運航中! 四国汽船 直島(宮浦)~高松 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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前回の宇野~宮浦航路の続き記事となりますので、あわせてお読みいただくとわかりやすいと思います。

 

直島の宮浦港からは高松行きの四国汽船のフェリーに乗り継ぎました。

宇野港から高松港を結ぶ宇高航路は現在は運航されていませんが、こちらの直島、宮浦港で船を乗り継ぐことで現在も宇野と高松の間を船で移動することが可能です。全ての便が宮浦港で接続しているわけではありませんので、四国汽船のホームページから時刻表を確認して利用するようにしてください。

また、直島~高松間は高速船も運航されており、高速船との乗り継ぎとなる場合もあります。高速船はフェリーよりも運賃が少し高くなりますのでご注意ください。

 

 

今回は宇野~宮浦を小型旅客船、宮浦~高松はフェリーという乗り継ぎでした。宮浦港到着後、小型旅客船用の桟橋から歩いてフェリーターミナルへと移動します。

ガラス張りのオシャレなターミナルへと入り、切符売場へと向かいます。

 

 

宇野から高松へ向かう場合も、高松から宇野へ向かう場合も、通しの乗船券の発売はありませんので、宮浦港からは宇野もしくは高松への乗船券を新たに購入する必要があります。

乗船券はフェリーターミナル内の窓口にて発売しています。今回は高松までのフェリーの乗船券を購入しました。徒歩の方の運賃は大人片道520円、翌日まで有効の往復切符は少し割引となって大人990円です。

高速船はこれよりも高くなり、大人片道1220円(往復割引なし)となっています。また、フェリーの往復切符を片道だけ高速船の切符へと変更するというようなこともできませんので十分ご注意願います。

支払いは現金のみの対応となっていますが、 2020年2月現在は停止されているGoToトラベルの地域共通クーポンでも支払いが可能となっているようです。

切符売場の周辺には待合スペースがあるほか、そばには観光案内所もあります。宇野~高松の移動の間に直島をちょっと観光に立ち寄っていく…といった行程も楽しいかもしれませんね。直島町内は町営バスもフェリーターミナルから各地へ運行されています。

 

高松行きのフェリーはフェリーターミナル建物奥の桟橋から乗船となります。徒歩乗船の場合も車両甲板から乗船となります。乗船の際に係員が乗車券を拝見し半券をちぎりますので、手元に用意してください。

 

 

今回乗船した船は「あさひ」で、2018年3月16日に運航を開始した新造船です。

あさひは宮浦~高松航路のほか、宇野行きでも運航されています。高松行きは所要時間が60分程度とたっぷりありますので、新造船をじっくりと満喫できるのではないかと思います。

 

 

船内は主にソファ席とハイバックシートがあります。ハイバックシートの方はリクライニングの機能はありませんが、幾何学柄のモケットに木目を追加したアートを意識したシートになっています。

 

 

船内にはこのほか、グループで利用できるテーブルつきのボックス席、また右舵側には海に向かって座席が配置されたビューシートも設けられています。

 

 

ひとつ上の階には屋外席があり、こちらもテーブルやベンチなどが並び、暖かい日などは瀬戸内の風を感じながらのクルージングが満喫できます。

屋外のスペースにはアートも飾られており、直島へ上陸する前、帰りの最後の最後までアートの島を楽しむことができます。

 

船内に売店等はありませんので、食べ物などは事前に購入して乗船する必要があります。飲み物の自動販売機は船内に備えられています。

 

 

各座席にコンセントなどの設備はありませんが、フリーWiFiが完備されており、スマートフォンやタブレット等でインターネットに接続することができます。

また、民放を放映するテレビのほか、船の現在地を確認できるモニターも設置されています。

 

 

船は時刻通りに直島、宮浦港を出港し、一路高松港を目指します。この日は冬場にも関わらずポカポカとした陽気で、青々とした美しい瀬戸内海を心地よい風と共に存分に満喫することができました。

波もとても穏やかで、また新造船ということもあり、船体の揺れも非常に少なく快適です。

 

 

50分ほどすると高松の街並みが近くへと迫ってきました。そして船はJR高松駅近くにある高松港(サンポート高松)へと入港します。

 

 

直島、宮浦港から約60分、おおむね時刻通りに高松港へと入港しました。宇野から船を乗り継いで四国へと上陸することができました。

JR高松駅へは連絡通路を通って徒歩で10分かからない程度の時間で移動することができます。また、琴電の高松築港駅へも徒歩で向かうことができますので、港から各交通機関へのアクセスは非常に便利です。

 

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