忠清南道と京畿道を跨ぐ市内バス!牙山市内バス500番 市外バスターミナル(乗換センター)→平沢駅 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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牙山市 市外バスターミナル(乗換センター)バス停(牙山・天安市内バス)の続きです。

 

牙山の市外バスターミナル(乗換センター)バス停からは500番の市内バスに乗車しました。

500番は牙山市管轄の市内バス路線で、温陽温泉駅ユエルシティ、温陽民族博物館、チュンム遊園地、トゥンポ農協、清潭高等学校、平沢駅などを経由して平沢市外バスターミナルまで運行しています。

牙山市内バス路線ながら京畿道平沢市まで乗り入れる、道を跨ぐ路線です。

本数も少なくなく、朝6時55分~20時15分まで40~80分おきに運行されています。

運賃は牙山市内のみの乗車でも、平沢市まで跨いで乗車した場合も1400ウォンの均一運賃です。前乗り中降りの運賃先払いとなります。

T-moneyカードなどのICカードでも支払いが可能です。乗車時と降車時にドア付近のICカードリーダーに必ずタッチして乗降してください。なお、500番は忠清南道牙山市の路線であるため、首都圏電鉄や京畿道のバスなどで適用される乗り継ぎ割引はこの路線では適用されません。但し、500番と牙山市、天安市内のバスを同一のカードで所定の時間内に乗り継いだ場合は乗り継ぎ割引が適用されます。

 

車両は立席型の高床バスが使用されていました。車内は1列+1列中心、後方は2列+2列の座席配置となっています。

 

 

バスは市外バスターミナルを発車。しばらくは牙山市(温陽温泉)の中心部を走行し、細い道にも入りながら乗客を拾っていきます。

途中、温陽温泉駅の前にも停車して乗降扱いを行います。牙山市街地を抜ける頃には座席のほとんどが埋まりました。

 

 

温陽温泉駅前から北上を始め、京畿道方面へとつながる幹線道路を進んでいきます。

 

 

牙山市の中心部を抜けると早速峠越えがスタートします。このあたりはまっすぐ幹線道路を進むとトンネルを経由してショートカットできるようですが、バスは旧道の方へと進んで住宅のあるエリアを細かくカバーしています。

 

 

山越えを終えるとバスは平沢との中間地点であるトゥンポ地区へと進んでいきます。

 

 

トゥンポ農協あたりまでやってくると商店や住宅の多い街中に入ってきて、このあたりで乗客の動きが出てきます。

牙山から乗車してきた方が降りていく一方、このあたりから平沢方面へ向けて乗車してくる方も多く、車内の混雑度はあまり変わりません。

 

 

トゥンポ地区を過ぎると再び閑散とした郊外のエリアに入り、しばらく外れていた幹線道路へと戻っていきます。

 

 

時より沿線人口の多い細い道へも進みながら、バスは着実に平沢方面へと進んでいきます。

途中から京畿道のバスも多く目に付くようになります。このあたりまでくると500番のバスに新たに乗ってくる乗客も少なくなります。恐らく500番は平沢駅などで乗り継ぎ割引が適用されないため、適用となる京畿道のバスを待つ乗客が多いのではないかと思われます。

 

 

KTXの線路をくぐり、京釜線の線路を越えて、バスは平沢市街地へと入っていきます。

 

そしてバスは牙山市外バスターミナルから1時間10分ほどで平沢駅に到着しました。500番のバスも京畿道の市内バスと同じ駅前の乗換センターにて降車扱いを行います。

バスは引き続き次の終点平沢市外バスターミナルまで運行されますが、今回はこちらにて降車しました。

 

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