光州市と光州・全南共同革新都市をつなぐ速達路線! 羅州市内バス1160番 光州松汀駅→栄山浦BT | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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光州市 光州松汀駅バス停の続きです。

 

光州松汀駅からは1160番のバスに乗車しました。

1160番は羅州市管轄の市内バスで、光州空港と羅州市の栄山浦ターミナルの間を結んでいます。途中、羅州市の光州・全南共同革新都市や羅州駅などを経由することから、羅州市と光州松汀駅の間を結ぶ重要な路線となっています。その一方で、光州市中心部へは乗り入れておらず、光州市管轄の座席2番が光州・全南共同革新都市へ乗り入れることでその需要を補っているほか、1160番と光州地下鉄を乗り継ぐという移動方法も提供しています。

運行は日中時間帯は40~50分おきに出ており、今回は10分ほどの待ち時間でバスに乗車することができました。羅州市街地、栄山浦方面へは下道経由の160番のバスが頻繁に出ており、待ち時間が長いようならばそちらを利用する方法もあります。

1160番のバスは前乗り中降りの運賃先払い制です。ICカードで支払う場合は乗車時と降車時にドア付近にあるICカードリーダーにタッチして乗降します。

 

 

車両は大型のツーステップバスが使用されています。

車内はドア側から1列+2列の座席配置で、座席バス仕様のハイバックシートが装備されていて快適に移動できます。

 

 

バスは光州松汀駅を発車。栄山浦方面のバスは光州松汀駅が光州市内最後の乗車停留所となり、次は羅州市内までノンストップとなります。途中、道山駅バス停を通りますが、こちらのバス停は無停車通過となります。

光州松汀駅は光州市の郊外にあることから、街を抜けると一気に長閑な風景へと様変わりします。松汀橋を通過し、しばらくはKORAILの線路と並行するように走ります。

 

 

松汀橋を通過すると先の交差点で南へと進路を変え、広々とした道を走っていきます。

 

 

ボンドク交差点まで来るとインターチェンジのようなアプローチへと入り、49番地方道へと入っていきます。

49番地方道は高速道路ではありませんが、高速道路並の整備がされているバイパス道路です。

 

 

49番地方道は信号などもないため、バスはスイスイと速い速度で快走していきます。この道路を経由することで、光州市と羅州市の間の所要時間を短縮しています。

 

 

マンションなどが建ち並ぶエリアに入ってくると、ソクジョン交差点で49番地方道を下り、街中へと入っていきます。

 

 

こちらは光州・全南共同革新都市と呼ばれるエリアとなっており、羅州市の郊外に作られた各省庁の下位機関や公企業などを誘致した新興都市です。光州広域市庁と全羅南道庁が共同で整備と誘致を行い、主に電気・通信に関する企業などが置かれています。

これらの企業に勤務する方の住宅も整備しているため、非常に規模の大きな街へと成長し、羅州市の人口増加にも貢献しています。
1160番のバスはこの光州・全南共同革新都市との行き来の需要が非常に高く、このエリア内の団地にあるバス停などでの降車が多く見られました。
 
 
光州・全南共同革新都市をぐるりと一周すると、再び街から離れてビッガラム大橋を渡っていきます。
 
 
ビッガラム大橋を渡った後、アプローチを通って橋の下へと抜け、今度は従来からの羅州市街地方面へと向かいます。
 
 
KORAIL湖南線の線路をくぐり反対側に抜けると、まもなく羅州駅前に到達します。
 
 
そしてバスは羅州駅前ロータリー内にある羅州駅バス停に停車。こちらでもまとまった降車がありました。
 
 
羅州駅を出たバスは再びKORAIL湖南線の線路をくぐって反対側へ、その先しばらくは狭い道を抜けていきます。
 
 
栄山橋を通って再び川の反対側へ渡り、今度は栄山浦エリアへと入っていきます。
 
 
風物市場を過ぎると交差点を右折、少し広い道に出るとまもなく終点に到着となります。
 
そしてバスは光州松汀駅から1時間ほどの所要時間で終点の栄山浦ターミナルに到着しました。
降車はバスターミナルのバス出入口付近の降車専用場所での扱いとなります。
 
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