日本の新型コロナウイルスへの対策は? エアアジアX D7 382便 台北(桃園)→大阪(関西) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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新型コロナウイルスの影響で乗客大幅減!? 國光客運1819路 國光客運台北車站→桃園機場第一航廈の続きです。

 

 

桃園国際空港からはエアアジアXの大阪関西国際空港行きに搭乗しました。

日本路線を含め、桃園国際空港からの路線も欠航が相次いでいましたが、今回予約していたD7 382便は予定通りに運航されました。

 

 

欠航が相次いでいたためカウンター付近の人影もまばらで、いつも賑わっている桃園国際空港とはまるで違った様子でした。

エアアジアXの搭乗手続きは12番カウンターにて行います。エアアジアXは本来であれば台北駅の都心空港ターミナルや自動チェックイン機でもチェックインを行うことができましたが、この日は新型コロナウイルスによる影響で全て空港のカウンターのみでの手続きに変更されていました。

それでもカウンターの混雑は全くなく、待ち時間ゼロでチェックインを終えることができました。

 

 

エアアジアグループはLCCですので、預ける手荷物については有料です。予約なしで当日カウンターにて預けると大変高額になりますので、チケット購入の際に事前予約するのがおすすめです。今回は20kgの受託手荷物と一部の座席指定、既定の機内食がセットになったバリューパックをチケットと同時に購入しておきました。セットで非常にお得なパックですのでエアアジアグループ利用の際にはおすすめです。

また、機内持ち込みの手荷物については合計7kgまで無料です。但し個数は2つまでとなっています。搭乗手続きの際には特に計量や個数のチェックはありませんでした。

今回はうまくまとめた結果、受託手荷物は19.55kg、持ち込み手荷物は6.15kgに抑えることができました。

 

 

桃園国際空港ではチェックイン後、自分の預けた荷物がX線検査を通過できたかどうかをモニターにて確認した上で出発ゲートへ向かいます。

数分後に自分の手荷物が無事に通過したことを確認し、セキュリティチェックと出国審査へと向かいます。

 

 

セキュリティチェックと出国審査も非常に人が少なく、待ち時間ゼロで通過することができました。出国審査については普段通り指紋認証ゲートを使用することができました。

出国審査を通過した後、手のアルコール消毒を受け、その際に出国エリアの免税店にて使用できるクーポンをいただきました。

空港利用者が少なく、免税店なども大きな打撃を受けているようでした。お土産物や化粧品等を販売する免税店のほか、レストランやテイクアウトの食べ物の購入にも利用できました。

 

 

今回搭乗の大阪関西国際空港行きのD7 382便はB2番ゲートからの出発です。

普段ならばそれなりに混雑しているはずですが、今日は人気がまばらな通路を進んで、端の方のゲートへと向かいました。

 

 

ゲートも搭乗時間近くになっても人は多くなく、空いているベンチに腰掛けて搭乗開始を待ちました。

ふと外に目をやると欠航によって余ってしまっているチャイナエアラインの飛行機がずらりと並んでいました。桃園国際空港でこんなに同社の飛行機が駐機場に留め置かれているのは初めて見ました。一日も早く各地へ飛び立てる日が来ることを願うばかりです。

 

 

その後大阪行きの搭乗が始まりました。優先搭乗はすぐに終了しその後全ての乗客の搭乗へと切り替わりました。

通常ならば窓側の乗客からのご案内となったりする所ですが、余程乗客が少ないということなのでしょう。

 

 

今回搭乗したエアアジアXの便はクアラルンプール発台北桃園経由大阪関西行きで、経由便に台北桃園から搭乗する形でした。

機材はエアバスA330型機が使用されています。機内はプレミアムフラットベッドとエコノミークラスを備えており、エコノミークラスは3+3+3の座席配置(後方は一部2+3+2)となっています。

 

 

シートピッチはLCCとしてはかなり広めになっていて、マレーシア~日本線などの長時間の移動でもそれなりに快適に過ごせそうに感じました。

頭の部分には可動式枕が備わっていて、両脇を手前に引くと首をしっかりと支えてくれる優れものとなっています。

 

 

飛行機は時間通りに出発。移動している最中にもエバー航空やタイガーエア台湾の飛行機が多く留め置かれている様子を見ることができました。ピットの方までぎっしりと埋まっていて、中にはアシアナ航空や全日空の機体も止まっていました。

 

 

そして離陸。桃園国際空港の天気は曇り時々雨という感じでしたが、雲の上まで出ると晴れ間が見え、すぐに安定した飛行になりました。

 

安定飛行に入ると、客室乗務員が日本の入国カードと税関申告書を配布します。

日本国籍の方でも日本入国の際には必ず1家族に1枚税関申告書の提出が必要となりますので必ず受け取ってください。

日本国籍の方にはしっかりと日本語の税関申告書が手渡されました。なお、このエアアジアXの便では日本人客室乗務員1名が乗務しているほか、マレーシア語、中国語、英語、韓国語、日本語を話すことのできる客室乗務員が乗務しているとの案内がありました。

私の近くにいたマレーシア人の客室乗務員も片言の日本語で対応してくださり、多言語対応の面ではエアアジアXは最強のLCCと言えそうです。

 

 

座席前のポケットにある冊子などを確認します。

エアアジアXは座席前ポケットの中身を減らす対策はしておらず、安全のしおりのほか、機内誌や機内販売メニューも通常通りに置かれていました。

 

 

機内販売メニューを見てみます。エアアジアグループはホットミールがとても充実しており、様々な食事を楽しむことができます。

お値段も20マレーシアリンギット~(約500円~)と比較的割安なお値段となっていて、ちょっと食事がしたいという時にも気軽に購入できると思います。

但し、当日購入の場合は品切れとなっているメニューもありますので、確実に食べたいメニューがある場合はチケット購入の際に事前予約をおすすめします。事前予約の場合、ホットミール1つの注文につきミネラルウォーターが1本ついてきます。

当日購入の場合は支払いは現金となり、この便ではマレーシアリンギットのほか、台湾ドル、日本円、アメリカドルが使用できるようでした。なお、おつりは原則としてマレーシアリンギットとなり、支払いに硬貨が使用できないこともあります。日本円の場合は1000円札があると安心です。

 

 

飲み物類の充実しており、ソフトドリンクだけでなく、ビールなどの酒類もあります。

台湾旅行の終わりに多国籍のお酒を楽しむことができるのもエアアジアグループの魅力と言えるでしょう。

ソフトドリンクは3マレーシアリンギット~(約75円~)、酒類は15マレーシアリンギット~(約375円~)となっています。

 

 

エアアジアグループは機内販売にも力を入れており、エアアジアグッズが大変充実しているのも特徴です。

定番のモデルプレーンなどはもちろんのこと、お子様に喜ばれそうな子供用制服や文具セット、違和感なく実用できるバッグやキャップなど、センスのよい商品が多数ラインナップされています。旅行や搭乗記念のお土産によさそうです。

 

今回は夕食時のフライトだったこともあり、バリューパックについてくる既定の機内食に加え、ホットミールを追加予約しておきました。

ホットミール1つにつきミネラルウォーターが1つついてくる形になるため、ミネラルウォーターも2ついただけました。

機内食を事前予約された場合、安定飛行後に客室乗務員がチケットを確認にやってきますので、手元にチケットを用意してください。

 

まずバリューパックについてきた機内食ですが、こちらはベジタブルビリヤニでした。じゃがいもなどの野菜がのっていて、ご飯も味付きになっているベジタリアン向けのメニューです。

少しスパイスが効いたやや辛めの味付けでカレーに近いような風味を感じましたが、日本人好みの味ともいえ、最後まで美味しくいただきました。

 

 

追加で予約注文していたのはマレーシアでよく食べられる料理であるナシレマです。

ココナッツミルクで炊いたご飯に辛味の効いたサンバルソース、鶏肉、ゆで卵などが添えられた料理です。別にピーナッツと小魚の入った小袋が添えられており、そちらもふりかけていただきます。

サンバルソースは甘辛く、お子様には少し厳しいかもしれませんが、多少でも辛い物が食べられる方にはとても美味しく感じられ食が進む一品だと思います。私もマレーシアに行った際には何食もナシレマを平らげるほど気に入っていたのですが、こちらのナシレマも本当に美味でした。

台湾と日本を結ぶ路線でこうしてマレーシアの料理を楽しむことができるというのは何よりエアアジアXの魅力のひとつだと感じさせられました。

 

 

食事を終える頃には空も暗くなっており、その後は日本入国に必要な書類を記入するなどして到着までの時間を過ごしました。

そして飛行機は大阪、関西国際空港へと着陸しました。

 

台北桃園国際空港を出発して2時間20分程の所要時間での到着となりました。関西国際空港では一番端の方のゲートからの降機となります。

 

 

入国審査場へはウイングシャトルにて移動となりました。

さて、気になるのは日本側の新型コロナウイルスによる対応ですが、ウイングシャトル乗り場や検疫所に新型コロナウイルスに関する立て札がしてあるほかは普段通りにサーモグラフィーによる体温チェックと靴底の消毒が行われるのみで、その他には特別な対応はありませんでした。

特に体調に関する書類の記入の必要もなく、体調が悪い方はその際に自己申告にて申し出るというシステムのようです。

 

 

入国審査も待ち時間なく通過し、手荷物もスムーズに受け取って到着ロビーまでは15分ほどで到達しました。

関西国際空港も中国からの路線を中心に欠航が多く出ており、到着ロビーも閑散としていました。私の到着した時間に関西国際空港に到着した国際線はホノルル、マニラ、クアラルンプール(台北経由)からの3便だけのようでした。

その後、関西空港駅からは南海電鉄のラピート号を利用しましたが、乗車した号車は関西空港駅からの乗客が私一人だけという何とも寂しい乗車率でした。

 

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