澳門発着の東南アジア線は意外とお得! タイ・エアアジアFD753便 澳門→チェンマイ | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

韓国、台湾、香港などなど、アジア各国の路線バスを中心に交通、ホテル、グルメに関する情報をお届け!
アジア各国の情報提供強化のため、日本の情報更新は現在縮小中です。

氹仔 澳門機場巴士站(マカオ国際空港バス停)の続きです。

 

 

澳門からはタイ・エアアジアのフライトでタイのチェンマイを目指しました。

澳門から運航されるタイやマレーシア行きなどのフライトは比較的安く、空港使用料などが大きく上乗せされる香港発着便よりも更に割安

となっていることがあります。今回はチェンマイまで受託手荷物込み1万円ほどで確保しましたが、1万円を切る日も多くあるようです。

タイ・エアアジアのチェックインはまずセルフチェックイン機を利用することになります。チェックイン機の操作方法はとても簡単なので説明していきます。

 

 

セルフチェックイン機は多言語対応で、日本語の選択もできますので今回は日本語を選択します。

予約番号を入力、行程表のQRコードをスキャン、BIGカードを挿入と予約を読み出すための方法が3つ用意されています。

 

 

今回は予約番号を入力する方法で予約を読み出しました。行程表(予約確認メール)に記載されている予約番号を入力します。

その後、次へを押すとチェックインする人の名前が出てきますので選択をして進みます。続いて予約内容が合っているかを確認して更に進みます。

 

するとパスポートを読み込むように表示されますので、パスポートの顔写真のページを読み取り機に合わせて読み取ります。

読み取りが完了すると搭乗券が発券されます。

 

 

預け荷物がない方はそのまま出国ゲートへと進むことができますが、預け荷物がある方は続いてカウンターに並びます。

カウンターには通常のカウンターとBAGGAGE DROPのカウンターがありましたが、この日はBAGGAGE DROPのカウンターが機能しておらず、全員通常のカウンターに並んでのチェックインとなりました。並んだ時間は10~15分ほどであまり長くはありませんでした。

通常のカウンターについては行先別になっていますので、行き先をよく確認のうえで並ぶようにしましょう。

 

 

荷物預けも終えて出国審査と手荷物検査へと進みます。

澳門の空港はとてもコンパクトで、出入国の際する書類も必要ないため審査もスムーズに進みます。

こちらも10~15分程度の時間で通過でき、出国エリアに到達することができました。

 

 

出国エリアの上の階にはフードコートがありますが、ペッパーランチやラーメン店など、日本と変わりない店が並びます。

フードコート前にはテイクアウトにも対応したケーキ店もあり、エッグタルトも販売されています。

 

 

搭乗ゲートのある階からエスカレーターを下に降り、バス搭乗ゲートのあるフロアにはサークルKがあり、軽食や飲み物を購入できます。

電子レンジもあり、またそばには給湯器も完備されていますので、カップラーメンなどを調理することも可能です。

なお、コンビニで買い物をする際には香港ドルも使用できますが、おつりは全てマカオパタカとなりますのでご注意ください。

 

 

搭乗ゲート(ボーディングブリッジ)のあるフロアにはいくつかの自動販売機も設置されています。

自動販売機はマカオパタカ(硬貨及び20パタカ札まで)、香港ドル(10、20ドル札のみ)、人民元(10元札のみ)に対応しています。

レートは1対1となり、おつりはそれぞれの通貨で戻ってくるとは限りませんのでご注意ください。

また、一部の自動販売機についてはICカード「澳門通」での支払いも可能です。

 

 

今回は当初はボーディングブリッジからの搭乗となっていましたが、前に出る中国杭州行きの飛行機が中国の管制上の問題で出発できていなかったため、急きょバス搭乗へと変更されました。

急な変更となったため、乗客は皆急いでバス搭乗ゲートへと移動します。

 

 

飛行機はLCCではおなじみのエアバスA320型機が使用されていました。

機内は3+3の配列となっています。

 

 

LCCですのでシートピッチは狭いですが、それほど窮屈というほどでもありませんでした。

3時間程度のフライトであれば問題なく過ごせるように思います。

 

 

バス搭乗へと変更されたために搭乗に時間はかかりましたが、何とか定刻で出発しました。

機内の安全設備が客室乗務員によって説明され、その後は離陸に向けて機内の照明が暗くされます。

窓からは澳門のカジノホテルなどの夜景を最後まで楽しむことができます。

 

 

小さな空港ですので滑走路の待ち時間もほとんどなく、ドアクローズから10分程度で離陸します。

離陸してしばらくは眼下に港珠澳大橋を眺めることができます。

 

 

今回は比較的気流は安定しており、ベルト着用サインも早々と消灯しました。

まもなく機内販売が始まります。まずは飲食物からです。ホットミールはナシレマやチキンライスなど東南アジアらしい様々なメニューが揃い、しかも150タイバーツ(約570円前後)と機内食としては比較的割安な価格となっています。

 

 

軽食としてはパンやおにぎり、カップラーメンもあり、こちらも60~85バーツ(230~315円程度)と比較的割安な設定です。

 

 

飲み物は60バーツ(約230円)~でやや割高な値段設定となっています。

 

機内食の購入には発着地の通貨(当路線の場合、マカオパタカ、人民元、タイバーツなど)が使用できます。

クレジットカードでの支払いについては触れられていませんでした。カードでの支払いを検討されている方は事前に公式サイトから食事を予約されることをおすすめします。

 

今回は受託手荷物と決められた食事がセットになったパック料金にて予約していましたので、カートにて食事が届けられました。

搭乗券の拝見が済むと食事が渡されます。パック料金についていた食事は野菜チャーハンでした。可もなく不可もなく、小さな子供でも美味しく食べられる味だと思いました。予約をした食事についてはパックのミネラルウォーターが無料でついてくるようです。

 

 

この便ではローストチキン、チキンライス、そして大阪王将の餃子が割引価格の100バーツ(約370円)で販売されていました。

また、餃子については1つ(5個入り)買うともう1つついてくるというキャンペーンも実施されていました。

今回はこの割引価格を利用して、チキンライスをひとつ購入しました。エアアジアの機内食の中でも特に美味しいと人気のメニューです。

チキンはやわらかくて食べやすく、ふっくらとしたご飯にも味がついていて食が進みます。こちらも子供が好きそうな味です。付属の少し辛めのソースも良いアクセントになっており、そこそこのボリュームにも関わらずぺろりと平らげてしまいました。

 

 

続いては機内免税品の販売が始まります。

エアアジアはグッズが非常に充実しており、こちらも子供が楽しめるものから実用性の高い商品、定番のモデルプレーンに至るまで様々なグッズが用意されています。日本円で1000~1500円程度のキャップやTシャツは良いお土産になりそうです。

 

 

このほか、定番の化粧品類なども充実しており、機内販売にはとても力が入っている事を感じさせられます。

また、タイ旅行者のためにタイのSIMカードも機内販売されています。8日間、6GBまで使用でき、45バーツ分の通話料も含まれたものが299バーツ(約1110円)にて販売されています。

 

機内免税品の販売には発着国の通貨のほかにクレジットカードが使えるようですが、金額などに制約があるようです。

こちらも事前にホームページから予約購入しておくと座席まで届けてくれるサービスが実施されていますので、そちらの利用もおすすめします。

 

 

続いて機内誌の方も見てみます。エアアジアグループの路線図を見ると、東南アジアや東アジアを中心に多くの路線が運航されていることがわかります。

比較的最近に運航を開始したエアアジアジャパンの路線もしっかりと記載されていました。

 

 

一通りの販売が終わると入国カードなどが配られ、その後しばらくして機内が再び暗くなります。

澳門からチェンマイまでは3時間かからない程度の所要時間ですので、食事をしたり一休みしているとあっという間に到着します。

降下を開始すると少し雲の中を通過しましたが、まもなくチェンマイの夜景が見えてきました。

 

 

そして飛行機はほぼ時間通りにチェンマイ空港へと着陸しました。

 

 

チェンマイへのフライトは澳門21時40分発→チェンマイ23時25分着という時間で、チェンマイへは深夜の到着となりました。

その分イミグレーションは空いており、30分とかからない程度の時間で到着ロビーへ入ることができました。

日本人はビザなしでタイへ入国できますので、機内で入国カードを書いておけばビザの必要な国の人よりも先にイミグレーションに並ぶことができ、より早く入国ができると思います。

 

 

この時間のチェンマイ空港は公共交通機関(路線バス)の運行は全て終了済みで、市内への移動はタクシーやソンテウなどを利用することになります。

今回は空港タクシーを利用しましたが、深夜割増でターペー門近くまで300バーツ(約1100円)もかかりました。空港タクシーは基本的に値切り交渉ができません。より安く移動したい方は一度外に出てソンテウなどを捕まえるとよいと思いますが、空港タクシーは手配や案内を全て窓口の係員さんが全てやってくれ、エアコンの効いた綺麗な車で移動できますので、快適性は非常に高いです。