KTX117列車 ソウル→釜山(座席転換タイプ車両乗車レポート) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回から数回に渡り、5月に韓国へ行った際の続きのレポートをお送りします。

 

 

この日はまずソウル駅から釜山までKTXで移動しました。

SRTの開業によりソウル駅と釜山駅を結ぶKTXは本数が減らされており、この時間も1時間ほど間隔が空いた後の便でした。

KORAILパス(韓国鉄道のフリーきっぷ)を利用するとSRTに乗車することができないため、釜山への移動は少し不便になったようにも感じます。

 

 

乗車したのは初代のKTX車両ですが、乗車した号車は座席が回転できるものに交換されており、全ての座席が進行方向を向いていました。

座席の回転は日本の新幹線などと同様に座席下のペダルを使って行うようになっています。

 

一部の座席の窓側にはコンセントとUSB充電ポートが設置されています。

 

 

ソウル駅からはほとんどの座席が埋まった状態で出発。やはり本数が減った分、1つの列車に乗客が集中しているようにも思えます。

しばらくは京釜線を走行し、首都圏電鉄の電車と並走しながら走行します。

 

 

九老を過ぎて京釜高速線へ入ります。乗ってから気が付きましたが、この列車はソウル~釜山間で最も停車駅の少ない最速達タイプのKTXでした。光明や天安牙山も通過し、五松通過後に湖南高速線と分岐します。

 

 

ソウルを出て最初に停車する駅は大田となります。これだけの距離を無停車で運行するKTXはなかなかありません。

 

 

そして再び高速線を走り、次に停車するのは東大邱です。東大邱ではまとまった降車があり、車内は空席が目立つようになりました。

 

 

東大邱の次は終点の釜山まで再びノンストップです。蔚山や新慶州も高速で通過し、トンネルを出るとまもなく釜山駅に到着です。

 

そして列車はソウルから2時間15分まで終点の釜山に到着しました。